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自分の手綱を握る

自分の人生を生きるとは?


あなたは自分の人生を生きているでしょうか?

他人の人生を生きてはいないでしょうか?


自分の人生を生きるというのは、

自分の意志で選択し行動することです。

大切にする価値観を自分の内側に探求し、

より良い自分を創造することが自分の人生を生きるということです。


つまり、
理想の自分を意図しそれに向かっていくということです、


死ぬ前に良い人生だったと思える人は、

自分の人生を生きた人です。


自分の手綱を握らなければ、

たどり着きたい場所にはたどり着けません。

誰かがそこに連れて行ってくれることはありません。



握らなければ誰かが握る


自分の手綱をに握っていない時、

実現したい理想への意図を持って行動しない時、


宙ぶらりんになった手綱は誰かが握ることになります。


そのまま放置ではないのです。



現代人である私たちは資本主義社会の中を生きています。


資本主義社会の一つの側面として、

他者を動かして富を集めるということができます。


そして、その方法は自分の力で労働して富を増やすことでは不可能なレベルで富を集めることができます。


顧客として、

また、労働者として、

他人を思い通りにしたいと機会を伺っているのです。




他人を動かしたいと思うことは悪いことではありません。


動かされた側にとって良い方向に行くことは少なくありません。


親の教育などが良い事例です。


子どもが習い事に行きたくないと行っても、

連れて行くことにより、行けば楽しいという気持ちを起こさせてくれます。


子供の一瞬の感情を優先させてしまったら、その後のより大きな喜びを得られなくなってしまいます。


子供は、行動の主導権を全て握っているわけではありません。生きる力が弱いからです。

その代わりに気にかけてくれる大人が、近くで主導権を握り、良い人生を歩めるようにサポートするのが自然です。

そして、その割合は子供が大きくなるにつれて下げていくべきでしょう。



大人は行動の主導権を全て自分で持つべきです。

誰かに従うにしても、

そうしなければならないから従うのではなく、

従ったほうが自分の人生を生きる上で得だから、手を組むというスタンスでいなければなりません。


意図なく他者と関わると、

自分の得という要素が抜け落ちた状態で関わることになります。

それは自分の手綱を人に預けている状態です。

行きたいところに行ける可能性は低いです。


もちろん、本当に相手のことを考えて、

相手の手綱を握ろうと考える人もいるかも知れませんが、

本当に相手のことを思うなら、主導権は本人に持たせたままにするものです。



私はこうしたほうが良いと思うけど、
あなたがどのような選択をするかはあなた次第だよ。
そして、私はそれを尊重するよ。



という態度になるはずです。


しかし、

顧客や従業員の思考を制限する方法論が広く流布されています。需要があるのです。


それは、

あまりに多くの人が、

自分の人生を生きていない、

自分の手綱を握っていないからです。


自分の手綱を握っていない人に、

あなたの選択を尊重するなどという言葉は響きません。


自分の選択などないからです。



ですが今、
自分の手綱を握り直すチャンスです。 

今まで強者とされていた巨大な支配者層が崩れてきているからです。
大きいからといってこれから生き残れるかはわからないのです。 

逆に言えば、長いものに巻かれろ精神では生きていくことは難しくなっていきます。

ですから、
望むにしろ望まないにしろ、
生きるためには自分の主導権を握るしかないのです。


手綱を握れば行きたいところに行けます。

どうせ生きて死ぬだけなのだから、

せっかくなら自分の人生を生きてみても良いかと思います。



主導権を取り戻すには


ではどのように手綱を取り戻すか?


それは理想の自分のイメージを確定させることです。

目的地を決めることです。


昨今自己啓発ブームで、

筋トレや読書など、

何となく良いとされていることを習慣として取り入れることはあるかと思います。


確かに、

自分の精神や肉体の状態は改善され、

過去の自分に比べて、

より自分の人生を生きることに繋がります。


しかし、

ある程度継続したときに、

自分は何のためにこのような習慣をつけたのだろうか?

と燃え尽きてしまう可能性が高いです。

そもそも継続が難しいかもしれません。


良いとされる習慣はお金や時間がかかるものです。

また実施している人が少ないため、

人間関係が変わり人付き合いも悪くなる場合が多いです。

そんなマイナスの要素に負けてしまうのです。


それは、
理想のイメージ、目的がないからです。

マイナスの要素を加味しても掴みたいプラスがなければ人は動けません。



習慣とはあくまでも、理想あってのものです。


理想の自分なら当然これをしているであろう。

ということが、今始める習慣になるのです。


最初は習慣から入るのも良いかもしれませんが、

早い段階で目的地を定めるのが良いでしょう。




目的地を定めさえすれば、

あなたは自分の人生の主導権を握り、

手綱を握ったことになります。



この人と関わると、
この行動をすると、

目的地に近づくか?


という指針ができるのです。




SNSを見漁ること、

愚痴ばかりの上司に付き合って行きたくもない飲み会に行くこと、


それは自分に必要なことなのか?


必要でないならやめましょう。


あなたの人生は、

企業の拡大のためや、

上司の憂さ晴らしのために存在するわけではありません。



主導権を取り戻し、自分の人生を生きましょう。



やがて訪れる、

一人ひとりが主導権を取り戻した世界

誰もが自分の目的に向かって好きに生きている世界

とても開放的で清々しいでしょう。






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