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日本経済にとって一番大切な表

今の日本経済を考える上で、一番大切な数値を表にしてみた。各国の名目GDPを、1990年を100とした比率の推移である。

各国の名目GDP 1990年を100とした比率の推移

この表を見ると、まず日本だけがこの30年、ほぼ変わっていないのが分かる。日本だけ経済成長していないのである。

そして、成長するのは決して中国など新興国だけではないことも分かる。欧米の先進国も、2倍から3.5倍程度は経済成長しているのである。

つまり、日本はバブルが終わったから成長しないとか、成熟した資本主義国だからもうこれ以上は成長しないとか、そんな悲観論は全部ウソだということだ。

今後の経済運営を考えるとき、

  • 日本だけが経済成長していない

  • 先進国であっても、成長はできるはず

という認識が、最も大切であると考えている。

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