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旅の備忘録

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旅行や、ちょっとした遠出の記事をまとめています。
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貧乏旅行なんて、バカの一つ覚えみたいに行けばいい。

貧乏旅行なんて、バカの一つ覚えみたいに行けばいい。

日常は最も愛すべきものかもしれないが、非日常だって愛でるべきもの。
学生時代の同期がどこで何をしているかなんて知ったこっちゃない。ないが、どうか元気でいてほしい。元気にしているのならそれでいい。別に連絡はいらない。あ、でも6月25日の誕生日くらいは連絡してほしい。もちろんこれは僕の誕生日である。
たのしかったよな、みんな守銭奴みたいにして切り詰め倒したあの旅行。

大学ではよく旅行へ行った。そのほ

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波打ち際で光と舞い踊る人たち

波打ち際で光と舞い踊る人たち

潜らない海は久々で。

一定間隔で音を奏でる波たち。その潮騒の中へ、儚げに消えていく笑い声。

随分と曖昧な文を書こうとしている。僕はあまり、抽象的な話をするのが得意じゃないんだけれど。

この夏も、またいろんな所へ行った。
田舎生まれ田舎育ちの僕からすれば、最早大阪難波駅に行くことだって小旅行だったはずなんだけれど。

見上げるほどの木々の生い茂る山中にも、水温が風呂みたいに暖かい南国にも、時間

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チャンバラの全国大会を終えて。

チャンバラの全国大会を終えて。

どうだっていい事だけれど、実は僕、幼稚園のころから小中高と柔道をしている。今も小学生たちを教えたり。今も、たまに試合にも出るけれど、それは指導者として。

現役選手としてはそんなに強いわけではなかったから、全てをかけて─なんて、言わせて欲しい─挑んだ高校時代でも近畿大会への出場が精一杯だった。普通に出場が決まった時は感極まって泣いた。それでよかった。

でも、長いこと競技人生を歩んでいるとやっぱり

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深くて、こわくて、美しいもの。

深くて、こわくて、美しいもの。

3ヶ月ぶりに、ダイビングに行ってきた。そう間が空いている訳でもないと思う。それくらいの頻度でスキューバダイビングをしている。
ダイビングと聞くと、なんだかすごく楽しそうに聞こえると思う。なんだかキラキラした世界、みたいな印象も抱かれると思う。たしかに、実際そういう海は少なくないし、僕がダイビングをする理由の一つはそうだし。

でも、ダイビングは、割と疲れる。

小学校の時、プールの時間の後は寝ちゃ

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