HSPは「自分はサイコパスだ」って思って生きた方が生きやすいよ
HSPは「自分はサイコパス」って思いこもう
HSP。
『繊細さん』とも呼ばれる、生まれつき敏感な気質を持つ人たち。
あくまでも気質であって、障害ではないです。
ぼくは繊細と名乗れるほど繊細じゃないけど、感受性が高く傷つきやすい、人に気を使いがち、という点も多く、そういうところではHSPでもあるのかな、とは思います。
ちなみに『HSPとASDはまったく真逆の性質だから併発しない、繊細なHSPと無神経なASDを一緒にするな』とか言っている人を見た事があるけど、「併発しない」と言い切るのは違うな、って感じです。精神医学って人の心が対象な分、曖昧な部分が多いし。
両者の性質を持ち合わせている人もいるし、ずいぶん差別的な言い方だなとは思うね。
まあ、そもそもHSPの概念自体、医学的な立ち位置にある訳ではないんだけど。
話は戻って、繊細なHSPは、何かと周りに気を使いがちで疲れやすいです。
そんなHSPの生き方、というか心構えとして、
『自分はサイコパスだ』って思うと、わりと生きやすくなるのでは?と思います。
サイコパスは、HSPとは相反する性質を持っています。
〇自己中心的
〇打算的
〇感情に左右されない
「周りに気を使ってばかり」「すぐ感情が揺さぶられて、落ち込みやすい」
こう思って悩んでいるHSPは多いと思います。
そこでおすすめなのが、『自分はサイコパスだ』って思い込む事です。
HSPは感受性が強い分、思いこみも強い傾向にあるから、
自己暗示をかけると、かなり効くんだよね。
「自分はサイコパスだ」って思いこむ事のメリット
「自己中心的になれる」事です。
『自分はサイコパスだから』やりたくない事ははっきりと断る。
『自分はサイコパスだから』余計な感情移入はしない。
『自分はサイコパスだから』論理的に、合理的に動く。
『自分はサイコパス』と思って過ごしているうちに、割り切りが上手くできるようになり、いい意味で自己中心的になれるようになりました。
「サイコパスになるなんて!そんな非情な考えはできない…」と思う人もいるかもしれません。
だけど、ただでさえ敏感で繊細なHSPが、HSP全開で生きるのは大変です。
だから自分を守る為にも、自分はサイコパスなんだと思っとくのがいい。
HSPにとっては「ちょっと自己中心的すぎるんじゃないか」ぐらいがちょうどいいんです。
ぼくは以前、『周りに気を使ってばかりで、なかなか自分を顧みられない』、『些細な事で過剰反応し、動揺する』、…という感じでした。
めっちゃHSPだったんですね。
繊細すぎるHSPの性質に嫌悪感を持ち、どうすれば緩和できるか…と悩んでいました。
そこで、サイコパスの考え方を取り入れてみたんです。
というか、自己暗示をかけました。
「ぼくはサイコパスだから」と、常に意識しました。
すると、だんだんと自分中心に考えられるようになっていきました。
「周りがどう思うか」ではなく、「自分がどうしたいか」を一番に行動できるようになったんですね。
感受性の高さや、すぐ動揺してしまう繊細さは変わらずだけど、
『自分を大事にできるようになった』事は大きな変化だし、良いやり方にはなったと思います。
ちなみに、『サイコパスになったら感受性がなくなって、人間性も変わってしまうのでは?』と不安な方。
大丈夫。一時の思いこみくらいじゃ、根本の性質は消えません。
そもそもHSPは生まれつきの気質だから、変えようと思って変えられるものじゃないからね。
四六始終サイコパスだと思う必要はなくて、
必要な時に思えばいいんです。
外出時とか、職場とか、不必要な刺激が多すぎる!ってところでは、ためらいなくサイコパス自己暗示をかけて、
お家とか、リラックスする場所にいる時は、HSP全開で。
HSPは損、みたいに捉えられてしまいがちだけど、
鋭い感受性、周りを見る力など、良いところもたくさん持っています。
また、サイコパスには悪いイメージがあるけど、
合理的な判断力、行動力計画力など、優れた部分もあります。
HSPとサイコパス、お互いの良いところをいいとこどりして、
必要な場面場面で使い分けられれば最強だよな、って思います。
ただし、「自分はサイコパス!」なんて他人に言ったらただの厨二病だから気をつけようね。
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