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発達障害、診断名を迷うくらいなら貰ってしまえ

診断名は貰っちゃえ

まだ「自分は発達障害なんじゃないか…?」って悩んでいるの?
自分の中で確信があるのなら、たぶんそれは本当だ。
だってそう思えるから思ってるんでしょ?
「病院に行って、診断貰った方がいい…?」って迷っているのなら、

もう貰ってしまえ。

ちゃんと医師からの診断を受けて、「やっぱり自分は発達障害だったんだ」って思えれば腑に落ちるし、肩の荷が下りるし、楽になれるよ。
延々とネットで自己診断して、その結果にもやもやして悩み続けるより、ちゃんと医師の診断を受けた方が安心できる。葛藤はあったけど、ぼくもそうでした。

「大人の発達障害」を診てくれる病院やクリニックは多いです。
時間と金はかかるけど(診断書を貰うのに軽く一万はする)、医師の診断書があれば、精神障害者手帳を役所で申請できるし、事業所に通う時も手帳があれば手続きがスムーズです。
また、何よりも、診断を貰う事で、長年悩み続けた「自分は発達障害なんじゃないか」論に、「発達障害でした」と、決着をつける事ができます。
これは、けっこう大きい事だと思う。

障害者に「なった」からって自分は変わんない

別に、発達障害だったからといって、手帳を持ったからといって、「はい、じゃああなたはもう障害者だから、これからは障害者としての人生を歩まなきゃだめですよ」って事にはならない。
あなたはあなたなのだから。
カミングアウトが嫌ならしなければいいし、手帳だって嫌なら見せなければいいし、就労も障害を公表しないで働く『クローズ就労』のやり方もある。まあ、結局働くうちに障害持ちがバレて気まずくなるかもしれないけど、それはまた別の話。

ぼくは発達障害の診断を貰うまで、十数年間、「健常者」として生きてきましたが、「健常者」だった時も、「障害者」になった後も、ぼく自身はとくに何も変わっていません。思考も、行動も、性格も、好きなものも、得意不得意も、同じです。「障害者」になったからといって変わった事はありません。ぼくはぼくのままです。
もちろんそれを受け入れるまでには、大きな葛藤がありました。「ぼくは障害者か…」と絶望したし、診断を貰ってからも、しばらくは受け入れられない日が続きました。
ですが、白黒はっきりつけたがりな発達障害者にとっては、グレーよりも、黒!って結果がでちゃった方が、楽だと思います。結果がでればこの先どうすればいいか考えやすいし、目指すべきものも見えてくる。まずは知って、受け入れる事が大事だと思います。

発達障害である事を知れたら、楽になれる

仮にもし「発達障害ではありません」って言われたとしたら、どうするかだけど。
でも、結局、生き辛いのは変わらないとは思うし、どうせまた「そんな事ない、自分は発達障害なんだ…」って悩むんだと思う。
病院はしごして何とか診断貰うか、それかもう「自分は発達障害だ!」って自分で納得しちゃうか。このどちらかだよな、と思ってます。
後者は当然診断名はつきません。まあ、自分で納得したとしても、やっぱりその証明が欲しくて、病院を受診する事になるとは思うけど。たぶんぼくはそうです。
発達障害なんじゃないかと悩んでるなら、早く診断名を貰ってしまった方が、絶対楽。悩んでる時間がもったいない。
「発達障害だった」って分かったら、開ける道があります。

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