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内向型が皆ミニマリストになれるだなんて思うなよ

「内向型は、ミニマリストになろう」。

よく聞くこの言葉だけど、ぼくとしては内向型だからといって、皆が皆ミニマリストになれる訳ではないと思ってる。
というか頑張って目指そうとする事で、かえってストレスになってしまう事にも繋がるんじゃないかな。

ミニマリストって内向型うんぬんというか、結局は好み、向き不向きの問題なんだよね。

外向型でもシンプルな生活スタイルを好む人はいるし、逆もしかり。
ぼくは自他共に認める内向型なんだけど、物欲の化身だし、お気に入りの物であふれかえる生活がしたいと思ってます。
簡素でシンプルすぎる生活は落ち着かないし、何よりも自分らしくないから。

個人の問題なのに、「内向型なんだからミニマリストになろうよ。その方が楽なのに何故ならないの?」って言ってくる人にはちょっとイラっとくる。

今回は、内向型が何故ミニマリストに向いてるって思われるのかの考察と、
物欲おばけの内向型がうまく暮らすための考察をお話します。


何故、内向型はミニマリストが向いてるって思われるの?

上記の記事では、内向型とミニマリストの共通点、内向型のライフスタイルについての解説を載せてくれています。参考にさせていただきました_(._.)_

内向型は特性上、多くのものを持ったり、たくさんの物事と関わるのが苦手な傾向にあります。
また、潜在意識が自分の内側や精神的な方向に向いているので、人と遊びに行ったり物を買ったりの物質的価値にあまり関心を示さず、物欲も少ない。

結果、無駄を省いたシンプルな生活スタイルに落ちつく人が多いからだと考えます。

もちろん内向型かつミニマリストの人はたくさんいるだろうし、それが自分に合ってるのならそれにこした事はない。

だけど、ミニマリズムが自分に合わないのに、無理してミニマリストを目指すのはよくないんじゃないかなって思ってます。

「物を減らさなきゃ、シンプルにしなきゃ、ミニマリストにならなきゃ…」って無理すると、心は疲弊しちゃう。
本当は買いたいのに、欲しいのに、我慢ばかりしているとストレスになる。

「なりたい」んじゃなく、「ならなきゃ」の強迫観念で暮らすようになってしまうと、それはやっぱり健康的に良くないからね。

内向型でも物欲の化身はいる

実はぼくは外向型も半々であるので、それが関係している事はなきにしもあらずだけど、
内向型のくせに物欲の化身です。

あれも買いたいこれも買いたい、欲しい、手に入れたい。
欲しいものリストはパンパンだし、ウインドウショッピングが大好き。
外出すればなにかしら買って帰る、金遣い荒いマンです。


内向型は潜在意識が自分の内側や精神的な方向に向いている、と書いたけど、
これは何も、すべて実体を伴わないものとは限らないんじゃないかと思ってます。

自分の内側を構成するものを再現したい、具現化したいとなったら?
精神的な溝や渇望を、目に見える形で満たしたいとなったら?

それは物欲となって現れるんじゃないかと思います。

ぼくの場合、この傾向が一般的な内向型と比べて顕著に大きいのかもしれません。
外向型も持ち合わせているゆえか、発達障害特有のこだわりの強さゆえかは、分からないけど。

自分のお気に入りのモノを手に入れたい。集めたい。
自分の好きなモノに囲まれて暮らしたい。
内なる自分の世界観や自分自身を、表現する為、保つ為にモノが欲しい。

そんな思いが強い内向型がいても、格段おかしい事じゃない。
よって、物欲おばけの内向型もいます。ぼく以外にもいると思う、きっと。

ミニマリストになれない内向型はどうすれば?

物欲にまみれた内向型はどう暮らせばいいんだ?と悩む人は多いと思う。
ぼくはもう、そのままでいいと思ってます。
シンプルイズライフがしたい訳ではないなら、別にしなくても構わんし、何も気に病む必要はないと思ってるから。
やりたくもないミニマリズムをやったって、つまらないからね。

ただし、不必要なモノの整理、生活における優先順位はつけるべきだと思います。

不必要なモノの整理とは、もう着ない服や読まない本など、使わなくなったり飽きたりしたり、ときめかなくなったモノの処分。
生活における優先順位とは、本当に必要なモノの見極め。これは今どうしても必要なモノか?欲しいモノか?一番に優先して手に入れるべきものは何なのか?その優先順位をつける事。

快適な自分らしい生活スタイルを続けるにあたって、こういった部分的なミニマリズムは必要かなと考えています。
ゴミ屋敷になって体調崩したり、借金地獄になったりしたら本末転倒だから。

まずは、できる事から整理を始めてみよう。

物欲がある事は悪い事ではないし、生きるうえで原動力にもなるから良い事だけど、度が過ぎると辛いものがある。
ミニマリズムにしても、モノでいっぱいの生活にしても、両極端はやっぱりだめ。

ほどよい折り合いをつけながら生活する事が、一番大切だと思ってます。

ぼくもいらない服とかいい加減整理しなきゃ…


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