学校は、開店前のラーメン屋に客が入りこむぐらいおかしい

勤務校の出勤時刻は８：３０までに校内にいればよい。
出勤をしたらまず出勤簿に捺印する。
勤怠をハンコで管理する。
時代錯誤だと思う。
しかしここでは取り上げない。

勤務校は子供たちが早い子で７：５０〜登校してくる。
この時刻は教師は勤務時間ではない。
しかしこの間に学校内でトラブルが起きれば、学校側に責任が問われる。
これは異常だと思う。

ラーメン屋でいえば、営業開始時刻前に客が来店している状態と変わらない。
１０時に開店だとしても、当然、店員はそれよりも前にカウンターにいる。
むしろ勤務開始時刻がおそらくだが１０時より前に設定されていると思う。
だからといって、客は１０時より前に店内に入ることはない。

しかし学校では従事者が敷地内にいなくても来店があるような状態だ。
仮に、教師が来る前に学校で子供に事故やケガが起きたら誰の責任なのだろうか。
多くの学校が家庭に対して「朝礼（８：３０）の前までに登校する」という文言が学校から出されているはずだ。
しかしそれは適切なのだろうか。

ならばどうするか。
代案として、教師の勤務開始時刻を早めにすればよい。
例えば１時間早くするなど、子供の登校時刻よりも前に教師が学校にいる状態にする。
そうすれば学校で不足の事態が起きても、教師がいるから対応に入ることは可能になる。
ここで一つ問題になるのが家庭をお持ちの教職員や、朝に用事がある場合だ。
これは有給を使用すればクリアできる。
たとえば午前１時間年休を使用すれば解決できる問題だ。
ほとんどの教師が有給を消化できずにドブに捨てている。
有給の取得率も上がって一石二鳥だ。

いまは多くの教師が勤務時刻前に出勤している。
一円たりとももらっていないにもかかわらず。
だから全国の学校は成り立っている。
そうでなければこの国は崩壊している。

日本の学校は狂っている。