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秋の味覚【栗】。でもマロンではないですよ。

秋の味覚と言えば、【】ですね!

昨日のブログでは、【秋刀魚】と言いましたが、それは置いときましょう。

最近、登山に行くと、山の所々で栗のイガイガを見かけます。残念ながら、まだ青いので食べるのはもう少し先になりそうです。

その栗を見て思い出したことがあります。以前にパリで仕事をしていたことはお伝え済みですが、秋になると、シャンゼリゼ通りや、色々な場所で、たくさんの【マロン】が落ちているのを見かけます。

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ん?

と思われる方も多いと思います。これが、【マロン】です。皆さん、マロンと聞いて栗を思い浮かべませんでしたか?

ちなみに、【マロン】はフランス語です。栗のことを英語では、【chestnut】と言います。発音でいうと、”チェスナット”と”チェストナット”の間ぐらいですね。

では、フランス語で栗の事は何と言うでしょうか。答えは【シャテニエ】です。

栗 = 日本語
チェストナット = 英語
シャテニエ = フランス語

では、【マロン】って何?? と思われるでしょう。

マロンとは、正式には、「マロニエの木の実」になります。

日本でもよく使われる、【マロニエ】とは、セイヨウトチノキの事です。そして、マロニエの木の実である【マロン】は食べられません

(シャンゼリゼ通りから見た凱旋門:10月)

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でも安心してください。マロン=栗でも間違いではないのです。

フランスで売られている【マロン】の多くはセイヨウグリなのです。マロングラッセも、実は栗の実です。つまり、【マロン】は商品名として使われていますが、食材としては、【シャテニエ】なのです。

少しややこしいですね。

「たい焼き」に【鯛】が入ってないのと同じ感覚でしょうか。

ちょっとした小ネタとして、お子さんと調べてみてください。

さてもう一つ、フランスの「秋の味覚」に、【マロン・ショー】があります。これは、日本語で「焼き(ショー)栗(マロン)」と言います。10月の寒い時期になると、パリの街角では多くの、焼き栗屋さんが立ち並びます。チラシみたいな紙に、入れてくれて、歩きながら食べる人が多いですね。

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夏のバカンスシーズンのパリも良いですが、冬のパリも楽しみ方が色々あります。機会があればまた書きたいと思います。

新型コロナウイルスが、早く落ち着いて、色々なところに出掛けられるようになってほしいですね。

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