戦争のない世界の実現に成功した星の話
物語の設定
宇宙人が未開の星に移住するという設定で、架空の星に経済と環境の両立を実現する理想社会をつくってみました。
その星に住む移住者たちは、環境問題だけでなく、いま我々が有効な解決策が見つからず困っている様々な課題の克服も試みています。
ここでは、移住者たちがどのようにして難題を解決したのかを続き物で紹介していきます。
ガイド役は、理想社会の創造に携わった移住者が務めます。
では、お楽しみ下さい。
前回の話
前回は、宇宙移民の考えた政治の暴走を防ぐイノベーションを紹介しました。
その記事はこちらです。
最初の記事はこちら。
次の記事はこちら
これまで書いた記事の目録はこちら。
持続可能な社会のつくり方について書いた記事はこちら。
理想社会の設計方法について書いた記事はこちら。
今回の話
今回は、宇宙移民の考えた世界平和を実現するイノベーションを紹介します。
世界は今、ロシアのウクライナ侵攻でロシアと欧米の対立が深まり、ロシアの攻撃がウクライナの味方をする国々に向けられる可能性があるとても危険な状態におかれています。
また中国による台湾侵攻の脅威もあります。
さらに北朝鮮のミサイル発射による威嚇も激しくなっており、戦争の足音が近づいている恐怖を感じるようになってきました。
非民主主義国のほうが多数派になる逆転現象が発生するなど、民主主義が退潮しているのではないかという懸念も広がっています。
それによりたとえば、香港の民主化運動の弾圧や新疆ウイグル自治区での人権問題など中国政府の非人道的な行為に対して、国連などの場において中国支持派の非民主主義国に圧されるケースが増えてきました。
そのようなことになるのは、中国が非民主主義国や民主主義が後退している国を支援して味方を増やしているからだと言われています。
これでは国際的な会合で、民主的に多数決で問題解決をするのは難しくなります。
そしてそれが原因で、核兵器が使用される世界大戦が勃発することになったら、温暖化と合わさって地球は快適に暮らせる環境でなくなり、人類にはもう明るい未来が訪れることはないでしょう。
そういう悲惨な結末を迎えないためには、手遅れにならない今のうちに、世界平和を実現するアイデアを出し合う必要があると思います。
宇宙移民は、軍拡競争で抑止力を高めなくても世界平和を実現できる方法を考えました。
戦争がない世界をつくるには何が大切なのか、ぜひ参考にしてください。
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