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ルームスタイリング|部屋のごちゃつき解決!モノトーンじゃなくてもスッキリ見せるポイント3選

片付けたのに、なんだか部屋がごちゃごちゃする……
ものは多くないのに、なんだかスッキリしない。

そんなお悩み、よく耳にします。スッキリ見せるために、お部屋をモノトーンでまとめているお宅も多いですよね。

でも、実生活では子どものおもちゃがあったり、趣味のグッズがあったり、仕事用の書類があったり……なかなか色を消し去るのは難しく、現実的ではないことが多いですね。

今回は、そんなお悩みを解決する簡単テクニック3つをご紹介します。

■1:3色に絞ってみる

インテリアコーディネート的に、色を3つに絞るのは基本。

さまざまな割合がありますが、ルームスタイリスト的には

「ベースカラー7:メインカラー2.5:アクセントカラー0.5」

をおすすめしています。

ベースカラーは、壁の色。メインカラーは、ソファの色。アクセントカラーはクッションの色、というバランスで考えると分かりやすいですね。

とにかく迷ったら、色を3つに絞ってみる。
壁の色はシンプルな白が多いので、ソファやクッションで色を取り入れてみるのがおすすめです。なにかモノを買い足すときも、その3色をベースにして選んでみると、ごちゃつき感が軽減されます。

「派手な色が好き」「季節によって色を変えて遊びたい」といった方は、クッションなどの小物でアクセントカラーとして取り入れるのが◎。小さな面積でも印象がガラッと変わるので楽しいですよ!

■2:トーンをそろえてみる

3色に絞る、とは言ったものの……
「3色」まで絞り込むのも、けっこう難しいのが現実。
モデルルームならともかく、実生活ではさまざまな色がどうしても入り乱れてしまうものです。

そんなときは、ぜひ「トーン」に注目してみてください。

トーンとは色調のこと。明度と彩度が似ているグループです。トーンがそろっていると、たとえたくさんの色を使っていたとしても、空間にしっくりなじみやすいんです。

明るめのペールトーンなら、軽くてかわいらしい感じ。
純色のビビットトーンなら、鮮やかでイキイキとした感じ。
暗めのダークトーンなら、大人っぽく円熟した感じ。

色のトーンが定まるだけで、部屋の雰囲気まで変えられます。自分のつくりたいイメージによって、トーンの調子をそろえていくのもおすすめですよ!

■3:テイストごとにエリアを決めてみる

しかし!トーンをそろえてみるといっても。。。

おもちゃや絵本はカラフルですし、パートナーの趣味のグッズにまで口は挟めません。家族みんなが暮らす家を、自分の好みのカラーだけでまとめることも、なかなか現実的ではありませんよね。

そんなときは、エリア分けをして「テイストごと」にまとめてみましょう!

子ども部屋はビビットトーン、寝室はグレイッシュトーン、リビングはライトトーン……など、部屋別に区切ってみるのも手。

たとえ同じ部屋であっても、「窓際の一角は子ども用スペースのペールトーン、ダイニングは落ち着きのあるライトグレイッシュトーン、テレワークスペースはダルトーン」など、場所ごとにテーマを決め、家具や小物をまとめてみるのが◎。

場所を区切り、それぞれが入り乱れないようにするだけでも、部屋のスッキリ感は変わってきます。家具をうまく配置して、目に入ってくる色の情報を制限するという技を使えば、もっと統一感のある部屋になりますよ。

■モノトーンじゃなくてもOK!

さまざまな色を使っていても、スッキリ感のあるお部屋を演出することはできます。「本当は好きじゃないけれど、スッキリ感を優先させるために白か黒を選ぶ」といった経験のある方は、「色で遊ぶことができる」ということもぜひ知ってほしいのです!

たとえ家具や小物自体は同じものであっても、配置をちょっと変えるだけで印象自体を変化させることができます
だから、模様替えって楽しいんですよね。

キレイにしなきゃ、片付けなきゃ……そうした重い心で取り組んでいても、なかなか楽しめず、継続もできません。だからこそ、『楽しさを取り入れながら家を整える』ことを、ちょっと意識してみるのがおすすめですよ♪


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