見出し画像

整理収納|デスク引き出し→オープンラックに変更したら、お片付けの手間が減った

最近、子どものデスクにもともとセットだった、デスク用引き出しを手放しました。理由は、引き出しの中が全く活用できなかったこと。

でも、かわりにオープンラックを設置したらその方が何をどこに置くのか分かりやすく、お片付けもスムーズにできるように!そんな我が家の収納をご紹介します。

■デスク引き出し、今までありがと!

画像1

今までのデスク。奥にあるのが引き出しです。

我が家には小学生の双子がおります。繊細なタイプの息子と、知的ゆっくりさんのASD娘。デスクを購入したのは、年中の頃でした。ここで作業するという習慣をつけたかったことや、入学後はなにかと出費もかさむことから、早めに買おうという選択をしたのですが……

思った以上に、2人ともデスクを使いませんでした。それに当時は、娘が支援学校に行くとも思っていなかったんですよね(行って支援級だろうと思っていたので……)。

お絵かきや工作はここでしていますが、宿題は私のサポートが必要なのでダイニングですることが多々。息子のランドセルや教科書も、結局違う場所に収納しています。

そして2人とも、この『引き出しの中』というカオス空間をうまく管理することができません。というか、このデスク引き出し自体、微妙に使いにくいサイズ…!!

でも思い返してみると、私も学生時代のデスクは、なんだか分からないプリントを引き出しに山のようにしまいこんでいたような……見えない場所って、本当にパンドラの箱。ドイツの心理学者・エビングハウスの忘却曲線によると、人は聞いたことをその日のうちに7割は忘れてしまうそうです。同じように、見えない場所にしまっちゃうと、やっぱり忘れてしまいませんか?

ゴミとかを溜めてしまうくらいなら、むしろ可視化してしまったほうがよいのでは?と、子どもと相談して引き出しを手放すことにしました。

■オープンラック投入!

画像2

ということで、オープンラック投入!夫の雑誌類・私のお気に入りフラワーベースも一緒に。子どもたちの工作グッズ・色鉛筆・ペン類・絵本なんかも全部ここにまとめてみました。

使ったのはベルメゾンの「連結できるラック」

2×3マスのベースに、別売りの連結を2×4マス分くっつけて、7列のオープンラックに。だいたい3万円くらいでこれだけ収納できれば、個人的には大満足です。

画像3

ちょっとしたこだわりは、リビング側から見える部分には、モノトーン系アイテムを並べたこと……自己満足ですけれど!

■娘が自分で片付けてくれた!!

画像4

ペンや図鑑・色鉛筆・絵本……カラフル系アイテムは、ラックの右側にまとめておきました。ポイントは、『1ボックス・1アイテム』。文房具用のボックス・色鉛筆用のボックス・雑誌用のボックスと、片付ける場所をシンプルに決めました。白いボックスは、リビングで遊んだおもちゃや工作を一時収納する場所です。

設置してすぐ、娘が作品を作って放置していたので、

「ちゃんとお片付けしてね」

とだけ声をかけてみました。この声かけだけで、どこまで自分でできるかな……と思ったら、すんなりボックスにインしていました!!

画像6

やっぱり、引き出しのココはこれで、こっちはコレで……と決めるより、直感で分かった方が効率が上がりそうです。特に娘は視覚優位なので、「できるだけモノは少なく、置き場所は見える所に分かりやすく」がよさそう。

■パパの雑誌も管理中

画像5

夫は仕事関係の雑誌をけっこうたくさん買うのですが……処分しないので増えていく一方。昔のはほとんど見ないのでは?と思うのですが、そうでもないらしいのですよね。ときに数冊出してきては、そのへんに出しっぱなしになっていたので……その雑誌類もまとめて「見える収納」へ。

この雑誌の占有マスは「3マス」に限定。年代別に並べたので、マスがいっぱいになったら古いものから物置の方に移動しますよ!と伝えてあります。これで私の気持ちもいくぶんスッキリ。


子どもたちが成長して、このオープンラックをあまり使わなくなったら、飾り棚として楽しむんだ~♪と今からワクワクしています。


最近、お片付けなどの活動を通して「それに見合うような暮らしをしなくては……」と思い込んでいたのですが、私はもともと几帳面ではなく……これではだめなのかも、と思って悩むことも。

でもそれってちょっと違うな??と気づきました。私はおうちを理路整然としたいのではなく、自分が落ち着くかわいい空間にしたいのです。自分のできる範囲で、自分のやりたいことをやろうと決めました。ざっくりズボラで、自分なりのこだわりを持ち、家族を尊重しながら暮らしを考えていきますので、これからもそんな視点でお付き合いいただけますと幸いです♪

サポートありがとうございます。ご支援いただきました分は、ルームスタイリストとしての成長、暮らしに役立つ情報を集めるための一助として大切に使わせていただいております。