時の流れは早い。2022年の3分の1がもう終わったという衝撃。
待ちに待ったゴールデンウィークが始まった。行動制限のないゴールデンウィークは3年ぶりらしい。そのためか、街に人が溢れているような気もする。
この記事を書いているのは2022年4月30日。4月最後の日である。ついこの前、年越しをしたと思ったらあっという間に4月が終わった。時の流れは早い。
「桜が咲くのはまだ先かぁ〜」と、春の到来を待ち望んでいたのが、つい先日のことのようである。桜はとうに散り、気温も上がってきた。日本は夏に向かっている。
そんなこんなで振り返ると、もう1年の3分の1が終わったことになる。1月、2月、3月、4月。2022年が始まってもう4ヶ月も経ったのだ。あと2ヶ月もすれば今年も折り返しである。
大学を卒業し、社会人になり、そして退職し、今は個人事業主として暮らしているが、年々時の流れを早く感じる。学生の頃は1日1日がもっと長かったような。
4月が終わりを迎えるにあたり、そんなセンチメンタルな気持ちになっている。この「年々、時の流れを早く感じる」現象は「ジャネーの法則」というらしい。
なるほど、そういう理由があるのか。ただ、時の流れを早く感じる理由はこれだけではないだろう。
毎日同じことを繰り返していると、日常の中に新鮮さがなくなり、1日があっという間に過ぎてしまう。
逆に、普段経験しないような非日常的な体験の中にあっては、1日1日の記憶は鮮明である。時間の流れもゆっくり進んでいるように感じる。
今の私の生活は、朝起きて契約しているコワーキングスペースに向かい、夜には自宅に帰る生活である。これをほぼ毎日繰り返している。
こうしたルーチンは日々の仕事を安定的に進めることができるが、悪く言えば新鮮味がない。毎日同じことを繰り返している。
会社員時代の頃は、時々出張もあったし、趣味の海外旅行にほぼ毎月行っていた。退職し個人事業主になった今は、仕事柄出張もない。コワーキングスペースに入り浸りである。
まぁ、仕事で外出しなくなったのは、リモートワークが浸透したことや、「非接触を増やすべし」という社会の要請も大きい。
いままで直接会って進めていた仕事が、別に会わなくても進むことに気づいてしまったのだろう。効率的といえばそうだが、人と人との関わりが減って味気なさも感じる。
1日の流れが早いのは、人との触れ合いが減ったせいもあるはずだ。
趣味だった海外旅行に行かなくなって随分経つ。先日、パスポートを見てみたら有効期限が切れてしまっていた。
会社員時代はよく弾丸旅行に行っていた。土日に加えて1日の有給を加えて2泊3日。近隣のアジアの国々への週末旅行を楽しんでいた。たかだか3日間の旅行だが、その記憶は鮮明であった。
非日常的な刺激が強かったせいだろう。時間の流れは遅く感じた。一方、最近では、3連休が一瞬で過ぎていく。このまま年を取るのは非常によくない。
個人事業主になって3年目。少しずつ色々なことに余裕が出てきた。仕事一辺倒だった暮らしからシフトチェンジして、「1日1日を大切に長く生きる」ことを大切にするべきか。人生には刺激が必要である。
おしまい。
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