デザインのお仕事報告：レシピ冊子のデザインと料理撮影を担当しました。
おはようございます。
長めの夏季休業をいただきましたが、本日より通常どおりの更新となります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、お休みを頂いている間にデザインのお仕事がひとつ形になり、皆さまにお知らせできる運びとなりました。
出雲市斐川町の「太陽の里」さんで製造された「太陽の里のトマトソース」。
こちらの商品パッケージのデザインも昨年、くらしアトリエが製作させていただいたのですが（その時の紹介はこちらの記事で綴っています）、このたびこのトマトソースを使ったレシピ冊子のデザイン、および料理の撮影を担当させていただきました。
「太陽の里」さんのトマトソースと言えば、従来からある「トマトのミックスソース」が不動の人気商品なのですが、こちらはこっくりとした甘さが特徴。
ナポリタンやオムライスなどにそのままお使いいただけたりと、お子さまも大好きな洋食にぴったりの味わいです。
対して新しい「トマトソース」は、原材料に甘みとして砂糖をいっさい使用していないため（材料として使用されている酢の中に糖分は入っています）、どちらかと言うと酸味の効いたさっぱりとした味わい。ミックスソースのように「そのまま」使うよりも、調味料のひとつとして役立ててほしい、という思いが込められています。
施設で働く４名の女性職員の方々によって開発されたこちらのソース。ぜひ多くの方に手に取って活用してほしい！ということで、販促ツールとして「ソースを使って作るお料理レシピを掲載した冊子」を作ることになり、撮影と冊子の製作を担当させていただきました。
「太陽の里」さんとくらしアトリエのご縁は、そもそも「トマトのミックスソース」の前身である「太陽の里トマトケチャップ」のレシピ冊子を2009年に製作させていただいたことが始まり。
あれから10年以上が経ち、ふたたび依頼をしていただいたことに感謝しつつ、新商品を一人でも多くの方に知っていただけるように頑張らねば！と気持ちを新たに臨んだお仕事でした。
冊子には、トマトソースを使って作るお料理が合計10品、掲載されています。レシピの監修は栄養士のみさかよりえさん。撮影時も大変お世話になりました。（撮影時のお話はまた別の日に…。）
撮影から完了まで、何度も何度も試行錯誤し、例によって数十パターンの表紙を作り悩みまくり、「太陽の里」担当スタッフの方ともたくさん協議を重ねて出来上がりました。シンプルでかつかわいく、お料理が苦手な方にも「ちょっと作ってみようかな」と思ってもらえるような冊子を、という点に特に心を配って製作しています。
出来上がった冊子は、ネットショップでトマトソースをお買い上げの方にもれなくついてきます！
定番のパスタ（トマトパスタ・ペスカトーレ）やカレー、ピザトースト、ちょっと変わったミネストローネにエビチリ…どれも本当に簡単にできるので、時間のない時に重宝するレシピばかりですし、お料理が苦手な方にぜひ、手に取って使っていただきたいと思います。
もちろんアレンジ次第でいろんな料理にお使いいただけますので、レシピにあるもの以外にも幅広くご利用くださいね。
「太陽の里」さんは障害者支援施設で、このソースに使われているトマトやにんにく、玉ねぎ、生姜はすべて自社生産です。手塩にかけて育てた野菜を、利用者さん自らが加工し、瓶に詰めて販売されています。
おいしいのはもちろんなのですが、「社会に対してよいアクションを起こしている企業の商品」という面からも、ぜひたくさん売れてほしい。
売れれば売れるだけ利用者さんたちの就労支援にもつながるので、この冊子がきっかけでソースを使ってみよう、と思っていただけるよう、強く願っています。
皆さまもどうぞお試しくださいね。従来の「トマトのミックスソース」と比べっこしていただくのも良いかと思います。
そのほか、本日からネットショップの発送も再開しますので、気になる商品がありましたらぜひぜひ、お買い求めください。
欠品していました「ちいさなしまね」シリーズ・一畑電車もお休みの間に再入荷しています！
休み中にもじわじわと読んでくださっている「時々、コラム」の一畑電車勝手に応援ツアーのお話も、あわせてご覧くださいね。
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