Saki★Toivo★フィンランドでWellbeingな暮らしの探求

『Well-beingで地球と人に優しい暮らし』   優しく強くありたい |2023年…

Saki★Toivo★フィンランドでWellbeingな暮らしの探求

『Well-beingで地球と人に優しい暮らし』   優しく強くありたい |2023年Aalto大学修士卒業 (都市計画・都市論・Urban / Social Resilience・文化的景観)  |2016-19年 Startupと育児の両立 |フィンランド歴11年

最近の記事

育児は「明らめ=諦め」を練習し、自分が大切にしたい価値を見直し、ライフバランスを探求する良い機会

7歳と4歳の子供がいます。この7年間で3回ほど慢性疲労・鬱になりましたが、乗り越えることができました。子供達は私が何に価値を感じているのか、とことん厳しく問いだしてくれた、と感じています。キャリアを積まなきゃ、大学院早く卒業しなきゃ、お金を稼がなきゃ、という焦燥感に嫌というほど向き合わされ、「なんで今それをしなくちゃいけないの?」「その仕事は意味があることなの?」と毎日容赦なく問われる修行のような感じでした。 これまでの育児で、大きく分けて2つのライフスタイルを経験しました

    • フィンランドでの就職活動の現実と私の感想

      フィンランドでの11年間の移住生活を経て、様々な経験をさせて頂きました。語学、スタートアップの立ち上げ経験、2人の出産・育児、そして去年12月にAalto大学修士卒業しました。 そして今経験している新たな試練が【就職活動】です。 卒業してから今までの5か月弱、就職活動を現在進行形で体験してきました。そこで、非常に主観的な感想・考察ですが、学んだこと、思ったことを書いてみようと思います。 フィンランドに長期移住を考えている人や、既に移民生活をしている人達に、少しでも参考になれ

      • 「お母さん」は世界で最も過酷な仕事?

        「世界で最も過酷な仕事」World's toughest job という有名なCM動画を見ました。 結論からいうと、それは「お母さん」。育児、ハゲるほど大変ですもんね。 さて、この動画で育児についてモヤっと思ったことがあるので、ここに書き留めたいと思います。特に育児中のお父さん、お母さんのことを想って書きました。 世界で最も過酷な仕事ってCMで表現された労働内容↓ 365日24時間! 休憩なし! 交渉能力・対人能力!(ここに忍耐力と仏の心も付け加えたい) 毎日がカオス!

        • 世界の気温上昇を1.5度に抑えるには?わたしたち個人の「暮らし」のカーボンフットプリントから考える。

          フィンランドからMoi! 1.5度に抑えるため、低炭素型ライフスタイルに暮らしを整えていく必要があります。その背景と、初めの一歩にできる行動をご紹介します。 インドのライフスタイル・カーボンフットプリントを目指せ! 指標になるのは、なんとインド! 日本とフィンランドの平均ライフスタイル・カーボンフットプリント(一般家庭の最終消費によるカーボンフットプリント)を2050年までに日本で現在の80%以上、フィンランドで90%以上削減しないといけません。 インドの一人当たりカーボ

        育児は「明らめ=諦め」を練習し、自分が大切にしたい価値を見直し、ライフバランスを探求する良い機会

          生きづらさはどこからくるのか、だから何をすればよいのか。

          リベラルな国、フィンランドに住んでいるのに、焦燥感や不安を感じています。 一体これは何なのか、どこから来るのか、自身の感情に向き合うことで原因を理解することができました。そして、だから何がしたいのかも見えてきました。 同じように生きづらさを感じている皆様に参考になればと思います。一緒に前に向かっていきましょう。 Capitalism-損得勘定で行動する世界  → 数に囚われずに生きたい今私たちが生きている時代。 近代化 → 合理化 → 計算可能化 → 複雑なシステムの構

          生きづらさはどこからくるのか、だから何をすればよいのか。

          「子供に仕事を持たせること」子供の自発性を育てるだけでなく、親の人間力を育てる良いチャンス。

          3歳。大人のやることを真似したい、一緒にやってみたい、自分のできることを増やして社会の一人として感じたい、そんなお年頃。 子供は自分のプロジェクト「仕事」を持つのが好きなんだろうな、と彼女を見ていて思います。 そして、きっと「家事」は小さい子供にとって、大人と一緒に出来るチャレンジングでワクワクする「仕事」。子供に手伝ってもらうと時間が2倍以上になるかもしれませんが、手軽にできる小さな冒険の良い機会です。 なので、わたしは出来るだけ手伝ってもらうようにしています。 注意

          「子供に仕事を持たせること」子供の自発性を育てるだけでなく、親の人間力を育てる良いチャンス。

          ありのままの自分を受け入れ、独自の感性を磨き、「学び」に繋げる。フィンランドの教育環境。

          フィンランドの教育では、ありのままの自分でいられる自己肯定感を育て、自分自身の感性を持たせること、それに加えて「考える力」を身に着けることに力を入れていると感じます。大学ではさらに分野も考え方も全く違う人達と一緒に協力してプロジェクトをする為のマインドセットや自分の役割について、実践を通して学ぶことに力を入れているように感じます。 フィンランドの語学学校、成人教育施設(Aikuisen yliopisto)、オープンユニバーシティ、アアルト大学で、実際にわたしが教育のサービ

          ありのままの自分を受け入れ、独自の感性を磨き、「学び」に繋げる。フィンランドの教育環境。

          「市民のリビングルーム」フィンランド図書館(1) Kirkkonummen Kirjasto

          フィンランドの図書館はどれも本当に素敵。静かにしなければいけない堅い場所ではなく、子どもたちが遊んだり、友達をお茶をしたり、カップルがデートで出かけたりできるような場所。 ところで、フィンランドは図書館利用率が世界一らしいです。 それには様々なサービスの工夫もありますが、空間の工夫に目を向けて、図書館を見たいと思います。 https://minedu.fi/documents/1410845/4150031/Library+services/65df0ce2-685f-

          「市民のリビングルーム」フィンランド図書館(1) Kirkkonummen Kirjasto

          0-3歳育児&仕事_生活を楽しむWell-beingタイムマネジメント術

          どうせ育児も仕事もするなら、髪の毛ふり乱しながらやるのではなく、子供がくれる色鮮やかな瞬間達を楽しみながら、仕事も家事も進めていく。それがわたしたち夫婦の理想です。 わたしたちがしている工夫をシェアしたいと思います。 0.Well-being 気づきのきっかけ0-2歳Baby と スタートアップ と わたし 母親 × CXO × 妻 × わたし 私は長女妊娠から2歳になるまで、3年間スタートアップでHead of InnovationのちにCXOとして仕事をしました。

          0-3歳育児&仕事_生活を楽しむWell-beingタイムマネジメント術

          赤ちゃんと一緒にミーティングOK。に見る、フィンランドの働き方や文化について

          赤ちゃんのお世話をしながら、仕事もしたい、新しいビジネスにも挑戦してみたい、そんなふうに思うお母さんお父さんは多いのではないのでしょうか。働き方が見直されている今、私が長女妊娠から2歳になるまで、育児と両立しながらフィンランドのスタートアップで仕事をして感じた、フィンランドの働き方やそれに現われる思想について、気づいたことをシェアしようと思います。 キーワード:働き方、ワーキングママ、子育て、フィンランド 育児休暇は新しいことを始めるチャンス。 フィンランドにいるまわりの

          赤ちゃんと一緒にミーティングOK。に見る、フィンランドの働き方や文化について