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障害者65歳問題について
この文章は、千葉県肢体障害者協議会(葉肢協)の会報に載せるために書いたものですが、きょう、支援する会の会報に転載していいですか? と問い合わせがあったので、いいですよ。と応えました。
私もいろんな方に読んでいただきたいので、upしました。
よろしくお願いいたします。
天海訴訟の裁判を傍聴して思うこと
12月9日、東京高裁に行ってきました。
この裁判は見届けなければならないと思って、初めて参加しました。
なぜかというと、私は元ケアマネなので「原則、介護保険優先」を覆すことは無理なのではないかと思い込んでいたのです。
この裁判に勝訴したら、65歳で、介護保険に移行して,介護量が減ってしまった人が救われるのはよいことなのですが、現場は混乱するだろうし、介護保険のケアマネは障害者総合支援法をきちんと理解している人は少ないから、当事者に質問されても応えられないだろうし、行政はもっとわかっていないから、裁判官も理解していないだろうと期待していなかったからです。
しかし、だからといって、黙っていては何も始まらない、と気づきました。
高齢者は、病院にだけ行ければいいのですか? デイサービスとかショートステイしか、行くところがなくていいのですか? それでは生活しているとは言えません。
生かされているだけです。
介護保険では人間らしい暮らしはできないのです。
高齢者のサービスを障害者総合支援法に近づけなければならないと、元ケアマネの私は想います。
そのためには、福祉制度について、自分から勉強して、行政に立ち向かわなければ、と遅ればせながら感じています。
天海さん、考えるチャンスを与えて下さってありがとぅございます。
私も勉強して、伝えられることは伝えようと思います。
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