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旅猫リポート、とうとう読んでしまった……😢😢

 この写真は6年前の5月26日の朝にとつぜん嘔吐して、倒れて死んでしまった猫のキララです。
 妹が蜂窩織炎で入院して退院する日の朝でした。
 私はオロオロしてしまいました。

 キララは保護猫でした。  
 わが家では、その2年前に初代猫の伽羅が肝臓がんで亡くなりました。
 妹が6か月の長期入院から退院して10日後でした。

 伽羅を亡くした私たちに、保護猫がいるので飼ってみないかと友だちがいってくれました。写真を見たら可愛くて、飼うことにしましたが、家に連れてくる前に健康診断をしたら、猫白血病のキャリアだとわかりましたが、飼うと決めたので飼います、といいました。
 キララは可愛くて、猫好きな母が喜びました。短い間でしたが母は亡くなるまでキララを抱いて嬉しそうでした。

 私は猫や犬の亡くなる物語は泣きながら読まないと読めないので、「旅猫リポート」有川 浩作は怖くて読めませんでした。
 映画にもなったので、なんとなく、結末がわかって、ますます読めませんでした。
 でも、「星空としょかんへようこそ」小手鞠るい作を読んで、物語の続きは自分で考えればいいのだ、と思って読みましたが、やっぱり涙がボロボロ流れてきました。
 でも、読んだ後で心が温かくなりました。

 キララはきっと天国で、母と仲良く暮らしていることでしょう。
 私もいつかそこに行きます。
 大好きな家族が待っています。
 だけど、うちにはまだ妹とクララがいます。もう少しこっちの世界で頑張って生きます。

 私にしか描けない世界があることを証明しなければなりません。
 がんばって児童文学を勉強して、物語を書きます。

 見ていてね、伽羅もキララもかあさんも。

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