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何かを始めてから知った何かを「育てる」っていう感覚

こんにちは

前回は旅日記という形で建具の話も交えて飛騨高山を訪ねたお話をさせていただきました。

▲よろしければのぞいてみてください。



さて、今回は現在運営しているKURAMOCO SHOPにまつわるお話。
運営を始めてみて知った、ことを綴っていく備忘録です。

日々の合間にご覧いただければと思います。 

それではどうぞ

■色々、いっぱい

オンラインショップを始めてみると、やる事っていっぱいあるんだと気付きまくりです。
基本1人の運営で、設計も。
さらに写真から文章作り、目の前の作業と全体の方向性を考えたり。
構想を練る、みたいな作業は好きなので面白い部分はあります。

とはいえ、量の多さに手が欲しいと思うこともしばしば、いやだいぶ。
なので他の作家さんやショップ運営の方にはただただリスペクトです。

本業の仕事と並行しているので、製品企画設計に時間が使えないのも心得ているつもり、とはいえ進まないもどかしさと焦りを感じてしまうのも実際のところ。そんな右往左往の中で何かがちょっとでも進むと嬉しさと安堵感が生まれます。

そうそう、ここでオリジナルの焼印が出来上がってきて試しに使ってみたんです。
なんて事のない木のコースターも焼印のネームが入るだけで、グッと商品感が出てきました。一歩前進です。

どうでしょうか?

■育てる

こういった瞬間ってやっぱり楽しくて、段々と素材が自分たちの作品に成り立っていく過程に面白さを感じます。

感覚的には、育てる、です。

作品なり製品の始まりは絵に描いた餅(設計)から役割(機能)を持って形にしていく、そして誕生した作品を紹介(広告)していく、というのがザックリの流れだと思います。

そのザックリの中には細かなプロセスがあって
上手くいく時もつまづく時もありながら作ろうとしているモノの答え(仕上りの感じ)を模索していく。
そんな繰り返しを積み重ねて作品は表の舞台に商品として出ていきます。

この過程が、例えば植物を育てていくようなところに似ているのかなと思うんです。種をまいて、芽が出るまで試行錯誤して、芽が出てきたら花が咲くまでもう一度試行錯誤、ただその都度見られる成長の証に嬉しさ感じる、この辺りが世に出された時(販売や展示会)作品に対して湧く愛情的な気持ち育てる、ということが近いのかなと感じている部分です。

オンラインショップ開始して一年足らず、まだまだ始まったばかりのひよっこ。ついこのことを忘れていて何かしらの結果を求めすぎてしまう時があります。

じっくり育てていく、を前提にあれやこれやをやっていく道のりでご覧の方々や周囲の方々にも成長を見守ってもらえたり、楽しんでもらえるようになっていければ嬉しいです。
そう、次第に目を向けてくれる人が出てくれば、それはショップの、または商品が成長する栄養になります。
他にも栄養の内訳には一緒に作る仲間という栄養もあるし、収益もあるし、応援のメッセージも栄養です。
そうやっているうちに、自分だけが育てていたつもりが、多方面からの栄養によって、少しずつ少しずつ成長していた。

そういう好循環(支え)で育まれた成長が好きだし、理想です。

おかげさま、の集合体のような。

そんな風に考えてみると、母体の倉島木工所も周りの力のお陰で今も存在させていただいてる、というのが納得いきます。(あと4年で創業から100年)

いまは限られた時間でやれるだけやっていきます。
でも自分だけで、っていうことには固執しないで各方面から力をお借りしながらショップとKURAMOCO商品を育てていきたいと思います。

ということで
オンラインショップを始めてみて感じた事を綴ってきました。
今回のような内容はまた時間が経った時に見返してみようと思います。
あの時こんなこと考えたんだ、っていう。


ここまでご覧くださりありがとうございました。

それではまた。


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