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メガベンチャーで海外事業に熱中してきた僕が、「自分らしく在り続けるために」クラダシで30代の新しい挑戦へ

株式会社クラダシは、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げ、「フードロス問題」を始めとした社会課題の解決とビジネスの両立を目指し、事業を展開しています。

クラダシで働くメンバー紹介企画として、今回は、この度2022年1月1日付でMD部部長に就任した水落さんをご紹介いたします。(※MD:マーチャンダイジング)

クラダシのメンバー紹介企画はぜひ「クラダシで働く人たち」よりチェックしてみてください。
https://note.com/kuradashi/m/mb0d2dfbbf351

“社会の課題に向き合いたいと思うモチベーションの源泉は「人」だった。”

ファーストキャリアで選んだのは、当時、名も知れてないベンチャー企業のネオキャリアでした。今でこそ3000人規模のメガベンチャーと言われていますが、僕が入社した当初は全社員で200人規模。友人からも「なんでそこを選んだの?」と言われるくらい無名の時代でした。

2012年4月に新卒として入社した、当時の会社を選ぶ軸は三点でした。

1.「何をやるか」より「誰とやるか」

今でも一番大切だなと思うのはこれです。今までのモチベーションの源泉は「人」でした。自分より上手なこの人を見返したいとか、この人の為に頑張りたいとか。その人のために自分が力を付けたいと思うかどうかを大切にしてきました。そして、どうせやるなら世のため人のためになる方がいいと思っています。

2.「会社の成長スピード」と「個人の成長スピード」の両軸が持てるか

会社(組織)も個人も、共に成長できる環境に身を置くことを大切にしています。どちらを優先するか、片方があればOKというわけではなく、両方を持つことができるかを大切にしています。

3.最後に、「大手企業」より「ベンチャー企業」

幼少期から、人と同じ選択をするよりも、自分ならではの選択をしてきました。当時の就活は、大手に進む人が多い時代でした。僕も、大手からも内定はもらっていたものの、人と同じことをしていても人より成長できないと考え、より挑戦できそうな環境=ベンチャーを選びました。

何よりも若い時に人より成長したいと考えていましたので、Philosophyに「成長し続ける」を掲げているネオキャリアを選びました。

“誰よりもできない選択肢を。”

ネオキャリアには8年半在籍していました。エンジニア派遣の営業から始まり、在籍期間の2/3は海外領域を軸にキャリアを積み、具体的には海外現地法人の新規立ち上げ、外国人材紹介事業の責任者などを経験してきました。

入社した当初、特に印象に残っている言葉は、前職の専務の言葉。

「今は下りのエスカレーターに乗っている状態」
成長しなければ下っていく一方の時代、給与を上げたいとか個人のステータスを上げたいとか社会的地位を上げたいとなったら駆け足で成長し続けることが必要不可欠。

・・・まさにその通りだなと思いました。

入社当初この言葉を聞き、「成長無くして自分のやりたいことも叶わない」と更に強く思うようになり、誰よりも「困難な選択肢」を選ぶようにしました。海外に行った理由も、言葉が通じない・法律も文化も違うという環境が、自分がやろうと思っていてもできない、より困難なことが多い仕事だと思ったからこそ、自分が率先してやろうという想いからでした。そういった環境に否が応でも対応して、実績を出すことで成長を感じてきました。

“コロナ流行がひとつのきっかけに”

2020年、コロナの影響もあり、クロスボーダー事業は大きな転換期を迎えました。このまま残るか、外に出て新しいチャレンジをするか、自身にとっても大きな転換を求められることになりました。

当時は、日本の深刻な人手不足を外国人の力で救う役割を担っており、事業に対して強い使命感と誇りを持って携わってる一方で、コロナが流行しはじめたことで物理的に外国人の入国が止められてしまい、クリティカルな打撃を受けている頃でした。

また同時に、他の会社で自分がどこまで通用するか試してみたいと悶々と悩んでいた頃でした。もちろん業績立て直しに奮闘していた頃だったので、責任者の立場としては何とかしたいという想いも強くあり、かなり迷っていました。

そんな中、ありがたいことに他に十数社ほどの会社からオファーを頂いていたのですが、大半がSaaSを中心としたTech系企業でした。自社プロダクトを持っていて、中には大型の資金調達をして勢いを持った会社もありました。

だけど、どれも自分にとって、それを世の中に広めることで社会に対してどれだけ大きなインパクトを与えるかを腹落ちさせることが出来ず、これまで以上の使命感と熱量を持って働くイメージが持てずにいました。

"クラダシとの出会い。「社会課題へ逃げずに真っ向勝負する」ことへの強い共感”

クラダシを知ったきっかけは、人事責任者の徳さんから声をかけてもらったことでした。徳さんとはお互い前職時代から知り合いで、徳さんがクラダシにジョインしたタイミングで「オフィスに遊びにおいでよ」と声をかけてもらったのがきっかけでした。

前職で担当していた事業にはとても誇りを持っていましたし、顧客からも一定の評価をいただいていました。また、前職の方々にはめちゃくちゃお世話になり、社会の右も左も分からない時から事業責任者になるまで引き上げていただきましたので、後ろ髪を引かれる思いがなかったと言えば嘘になります。

ただ、そんな時にクラダシという会社を知り、代表の関藤さんや取締役の河村さんとも話をするうちに、社会に与えるインパクトの大きさと彼らの熱量に惹かれていきました。

最終的にクラダシに入社することに決めた理由としては、以下の3点に集約されます。

1.事業とサービスに納得感・手触り感がある

自分が動けば動くほど(=サービスを広めることで)、社会が良くなるという、事業に強い使命感と誇りを持って携われると思ったこと。「食」という、誰にとっても身近なもので無くてはならないものの不を解消できることに対して、手触り感を持って働けると思えたことが一つの決め手でした。

2.代表関藤と役員の想いに共感

転職を考えていた当時、選考後に、代表の関藤さんと役員メンバーと飲みの場で腹を割って話すタイミングがありました。そこで、フードロスに対して先見の明を持って、社会課題へ逃げずに真っ向勝負してきた、関藤さんの社会課題に込める想いと役員陣のサービスに込める熱量に強く共感したことが、とても印象に残っています。

3.人のよさ

代表の関藤さんをはじめ、クラダシの社員や関係者は、本気で社会課題を解決しようとしている人たちです。ただそれだけではなくメンバーも、バックグラウンドは大企業経験やベンチャー経験など様々ですが、それぞれがプロフェッショナル意識を持っています。誰かのためにもっと何かできないかと考える、社会貢献意欲が高い人が多いのも特徴です。

以上のことから、これまで以上の熱量で働ける会社はクラダシしかないと思い、前職を卒業する決断をしました。今思えばクラダシに出会わなければその時に転職するという選択はしていなかったんじゃないかと思います。

"私のクラダシでの役割”

2020年10月に入社してから、メンバー、グループリーダーを経て、
2022年1月からは部長というポジションでサービスの最前線に立っています。

MD部では、食品メーカーを中心とした食品事業者から食品の賞味期限の切迫や季節商品、パッケージの汚れやキズ、自然災害による被害などの要因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、サイトユーザーが魅力に感じる商品ラインナップを揃える役割を担っています。

特に大切にしていることは下記です。
①単に商品を仕入れるだけではなく、魅力的な商品ラインナップを揃える
単に商品の仕入れをするだけでなく、ユーザーの欲求・要求に適う商品を、適切な数量、適切な価格、適切なタイミング等で提供すること。

その取り組みの一歩として、2022年1月部長に就任したタイミングで、組織名を「営業」から「MD(マーチャンダイジング)」に変更をしました。

②協賛企業にもクラダシの魅力を知ってもらい、ファンになってもらうこと
MD部では「クラファンにできてる??」というスローガンを掲げています。ファンには「支持者・愛好者」と「楽しむこと」という二つの意味があります。

クラダシの中で最も社外関係者と接する機会が多い組織だからこそ、たくさんのファンをつくることが僕たちMDに必要と考えています。一人でも多くのファンを社外(時には社内)につくることが、私たちMDの使命です。

“今後クラダシをどうしていきたいか”

MD部は非常に若いメンバーが多く、常に社内は活気が溢れ、高いポテンシャルを持った組織です。だからこそ彼/彼女たちを生かすも殺すもトップ次第(つまり僕次第)です。

僕はMD部のような若い組織にはエンパワーメントな事業運営が必要だと思っています。そんなメンバーに若いうちから自ら考え動き、たくさんの成功体験/失敗体験を積んで自信と能力を付けてもらいたいと考えています。

また、クラダシのMDとしてできることは、ユーザー体験をより良いものにしてもらうために、よりよい商品ラインナップを揃えることです。世の中の見え方として「社会貢献」は堅苦しい響きに感じるけど、クラダシは、「いかにユーザーに対して、気軽に・手軽に、誰ひとり取りこぼすことなく社会に貢献できる機会をつくれるか」を大切にしています。

これから更に、ユーザーが気軽に社会と繋がれる経験を増やしていくために、サービスを成長させていきます。

“最後に一言、記事を読んでくれた方へ”

誰かのために自分の愛情を注ぎたいという、愛情たっぷりな人にはクラダシがおススメです!僕もそうであるように、自分の愛を誰かに対して使いたい、愛をもって接したいという人と一緒に働きたい。そんな人を待ってます!



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