見出し画像

B6方眼色薄め−理想のノートづくりのススメ。

いつも使っているノートが数軒はしごしても売り切れていた。数日したら入荷されるだろうと購入を見送ったらば、書きたいことがどんどんでてくる不思議。まるで、ずっと使わなかったのに捨てたとたん必要となる時のようだ。あの現象にも名前をつけたいものだ。

頭の中でぐるぐるしていてもスッキリしないので、ちょっと質の良い使いかけのルーズリーフに書きなぐっていたら、驚くほど書きやすいではないか。ペン先が少し潰れたのかかすれやすくなっていたペンがかすれないのだ!なんてことだ!しまいには、いつもよりダマが少ない気がする。宝塚音楽学校の生徒は先輩に手紙を書く際、ボールペンのダマが出来ただけで書き直さなければならないというようなことを元タカラジェンヌが言っていた。この紙で書けば書き損じしないのではないか?!ルーズリーフの時点でアウトか。

それくらい感動していたのだ。この紙質のノートは販売していないものかとメーカーのサイトを見るも、ルーズリーフのみ。ノートも数多く販売しているのに、なぜノートにしないのだろうか。
しかも私が欲しいのはB6サイズ。ただでさえB6サイズのノート、しかも方眼!この条件を満たすものを見つけるのはとても大変だ。A5のノートをカットして使ったこともある。冒頭のノートはそれらをクリアしていて、名前も好きだった。もっと言ってしまえば、方眼であってもその線の色が濃すぎてもいけない。色も好みが出るから我ながら厄介なのだ。それらを満たすお気に入りノート。でもこのルーズリーフほどの書き味ではない。。。
手元にあるルーズリーフのサイズはB5。これを半分に折ればB6ノートになる。穴のところを切って少し小さくはなるが、B6のカバーをしてしまえば…うむうむ。

つくってしまえ!

カスタム大好き。自分の気に入ったものを好きなように使いたい。ボールペンも外身と中身(替芯)が違う。本当に厄介。規正の組み合わせで良いじゃないか。デザインはこっちだけど中身はあれ。と思ったら入れ替えてしまうのだ。そこまでこだわったにも関わらず、どちらかが廃盤。気に入るものがマイナーなものも多いからか廃盤になりやすい。なりやすいからイチから自分好みにカスタムするのか。鳥が先かタマゴが先か。


画像1

と長い前置きになったが、手元にあったルーズリーフに和紙の表紙でつくってみた。
想像より縦が小さくなったのと和紙が薄かった(当たり前)ので、補強に厚紙を内側から挟んだり、微調整を経て完成!


画像2

カバーに入れたところ。白いところは補強した厚紙。これでめくりやすくなりました。

中とじホチキスという芯を入れる部分が回転するホチキスがあると冊子も簡単につくれます。
なくてもホチキスを全開に広げて押し当ててもできます。針が真っ直ぐのままなので、爪か固いもので針を曲げる必要があります。
このような冊子のとじ方を『中とじ製本』と言います。中とじ製本の場合、何枚も重ねた紙を二つ折りするので、外側の紙が短くなります。短いところに合わせてカットするときれいに仕上がります♪
この説明を書くなら工程の写真を撮っておけば良かったな。

ひとまず2冊できたので、使い切るまでにノート製品化せいてくれないものだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?