ひなあられ

誰にでも出会って来た幼い頃の記憶や想い出を懐かしく思う時があるかと思います。そんな思い…

ひなあられ

誰にでも出会って来た幼い頃の記憶や想い出を懐かしく思う時があるかと思います。そんな思いを童謡詩風に回想してみたくなりました。経験や体験は人それぞれですが、あの頃を思い出すきっかけになって頂けたら嬉しく思います のんびりとゆっくりと創り続けるような思いでいます

最近の記事

満天(点)の花火

夏の夜 花火大会の季節となりました。 私の住む街でも今日は夜空に満開の花びらが広がる 儚くとも美しい夜空を見上げながら何思う? 幼い頃は姉と一緒に浴衣姿で観に行っては必ず姉は 手を離れどんどん進んで行ってしまう。 真っ暗闇の人混みで小ちゃな身体の私は花火を見ながら泣いていた。 何処からか母の声でホッとしてしがみついて泣き弱くる、そんな写真が残ってた。 この歳になって逸れて泣く事は無いように浴衣を着る事も誰かと手を繋ぐ機会も無くなった。 時の流れと共に思い出も移り変わる 咲か

    • モスが好き❤️

      最近はめっきり暑くなり過ぎてお散歩にも行けないけれど、それでも母をたまには外に誘う。 決まってモスが食べたいと言う母 姉が母の為に入院していた時の献立表を元に食事管理をしてくれているから、さすがに姉に許しを請う けれど本当は食べたい時に食べたい物を食べる事が1番幸せだし元気になる気もする。 モスの中でもチキンバーガーとブレンドコーヒーが母の定番になっている。 そんな様子を書いてみた 両手に包んで大事に食べる 美味しいの? 美味しいよ。 美味しいね。 ありがとね。 不思議なく

      • 大人の階段昇るこの頃

        一人娘が早いもので21歳になった。 時が流れるのはほんと一瞬。 一瞬で過ぎ去り過去になる 最近はネイル マツエク お化粧にオシャレ 見た目ばかりに磨きが入りそこじゃないでしょと少々嫌味たらしくお小言を言ってみるが全然気にする様子もなくめっきり家に居る事も減って私の方が少し寂しいのかもしれない。 娘がお化粧をする鏡越しにせっせと掃除機をかけながら心模様を書いてみた 我が娘 ひとりの女性となりました まだまだ手元に置いてはいても 心の中まで知りません 産んだお腹は私だが 心はあ

        • 気の向くままに

          幼い頃の気持ちを回想したいの思いとは裏腹に最近はなんともモヤモヤして頭がスッキリしない日が増えてきた。 年齢的に更年期かもと思ってみたり、いや更年期のせいにしてる?と思ってみたり。どちらにせよ身体と心が綱引きしてる。頭で色々考えてても身体が全く動いてません。同世代の方ならあるあるな話なんだろうけど厄介でしかない。 そんなモヤモヤな思いを書いてみる 何処までも続くトンネル そんなはずはないと どんどん進むとどんどん焦る 全く景色が変わらない 果たしてトンネル抜けるのか ハンド

        満天(点)の花火

          再び訪れた飛騨国分寺

          母の大病が分かり抗がん剤を初める前に姉と3人で訪れた飛騨国分寺にお礼参りと称して行く事にした。 飛騨国分寺は奈良時代に建立され本堂は国の指定重要文化財とされているそうです。 国分寺の堺内には大イチョウの木や三重塔などもあり歴史的な趣きを感じる。そして門前には飛騨高山の代表する民芸品であるさるぼぼが吊り下げられているそうです。さるぼぼの由来は猿の赤ちゃんとして縁起の良いものとされて親しまれいるそんな所で海外からの観光客が多かったように感じた。 母を連れて初めて訪れたのは今年の

          再び訪れた飛騨国分寺

          忘れてしまった自由

          20代の頃から結婚して育児期間はあったものの 30年近く同じ職種で今も尚働いている。 その事自体は私なりに得る物もあったと自負しているが一方でこれしかやれなかった、これしかやらなかったと思いもある。 パパが再就職したり娘や甥っ子の就職で少し感化された感もあるが今一度振り返ってみる 何処かに行きたい思いと 何処にも行けない苛立ち 何かやりたい気持ちと 何もしたく無い葛藤 人と関わる事で自分を知る 他者から映る自分を生きるか 他者より何より自分を生きるか 焦るようで 怠ける 考

          忘れてしまった自由

          19の決断

          19の春 甥っ子は親元を離れ社宅ではあるけれど 一人暮らしを始めた。甥っ子は大工さんになりたいと幼い頃から言っていた。その思いは変わらなかったようで今は見習いとして働き出し実家を出てもう半年になる。頼もしくなった甥っ子がお盆には帰ると聞いて甥っ子の事を書いてみたくなった 姉はシングルマザーで甥っ子が1歳の頃から育ててきた。そんな姉を遠目で見ながら感じた様子 一人息子 ひとりで育てた甘ったれ 19の旅立ち 背中が少し大きくなった 尽くしても 尽くしても 尽くし足らず 母の愛

          結んだ縁だから

          同い年のパパと結婚して早いもので来年は銀婚式を迎えるなんて感慨深い。一人娘も就職して2年目でやっと肩の荷が降りたかなと言う矢先その時は突然やって来た。パパが仕事を辞めると言い出した まだ50歳にもなってませんよ!せめて後10年では?と正直、冷静に聞く事が出来なかった 予想もしない事態に怒りと涙が一気に溢れ出る パパは至って冷静で淡々と語った。後10年を何も変わらない人生にしたくないと。定年に縛られるのは真っ平御免だと。これがよその旦那様ならすごい行動力で誰でも出来る事ではない

          結んだ縁だから

          老いるとはあるがまま

          闘病という言葉はどこか病気が悪い物、排除する為に闘いに挑む感覚が私はする。だからと言って素直に受け止められる程悟っているつもりも無い 母がガンを患った。尿管ガンというまた滅多になさそうな所に何故って思うが仕方がない ある程度の歳を生きて来れば避けては通れない事だと分かってはいても感情は追いつかない 段々小さくなっていく母の身体を眺めながら感じたままを書いてみる ガタガタ ガタガタ 母さんのミシン チクチク チクチク 針仕事 コックリ コックリ 座って眠る こうして母さんの背

          老いるとはあるがまま

          我が家の長男坊

          コロナ禍に我が家にやって来たトイプードル君 今では、なくてはならない大切な家族。早いもので昨日4歳になった。迎え入れた頃は1.3kgだった身体も4.5kgになってびっくりする位の成長だけどそれが嬉しい。何しろほとんど食べない子でいつか食べるだろうと放っておいたら全然食べなくて終いには吐血して慌てて病院へ駆け込んだ。そんなこんなで育てて来たからお留守番も出来ない甘ったれワンコが仕上がった。今でも手のかかるワンコだが我が家では居なくてはならない存在になったのは確かで居なくなるなん

          我が家の長男坊

          姉と妹

          今ではサザエさんと並ぶ日曜日夕方枠でお馴染みのご存知ちびまる子ちゃん。 もっとも最近の話題は声優のTARAKOさんが亡くなられて後任の声優さんにバトンタッチしたとの事ですが、さすがプロの声優さん。早い段階で違和感なくまるちゃんが存在してる 20代の頃にはさくらももこエッセイ本を買い集め本棚にキレイに並べるだけで満足したあの頃 読み進めるのは私なのに不思議とまるちゃんの声で読んでくれている様なそんな気がしていた 私にも姉が居てまるちゃんと同じ2人姉妹な事もあって姉妹のお話は大好

          カラフル魔女って誰?

          今年2月にNHKでカラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる生活を見て魔女の宅急便を改めて小説で読んで見る事にした。 小説は元より言葉のチョイス、クスッと笑えるようなストーリー展開には作者のただ書きたい、書き続けたいと願う1人の少女の姿がそこにあるように感じる時間だった。 頭はカッコ付けるから 胸に当ててみないとほんとの言葉にならないと カラフル魔女は言いました 驚きが発見で想像が生まれる 子どもらが自由に遊び駆け回る こうしてピンクのお城 今 扉が開いた カラフル魔女の空

          カラフル魔女って誰?

          (仮)タイトル募集

          幼い頃の私は私の事を知ろうともしなかった だから幸せだったのかもしれない 知らないまま疑わないで大人になっていたら もう少しこんなもんですよと私に教えてあげられたのに。そんな少し強がっていた頃の気持ちを伝えたくて書いてみました 肩 肘張って すまし顔 笑ってないよ 泣いてない ぐっと堪えて すまし顔 ここに居るよと笑ってごらん もったいないよ おすましさん ひなあられはタイトルを付けてる事がすごく苦手で あります。運良く誰かの目に止まってその方にそっとタイトルを付けて頂け

          (仮)タイトル募集

          自己紹介

          初めまして。noteの存在を知って少し勇気を出してはじめの一歩を踏み出してみた この世に生を受け何度も何度もはじめの一歩をして来たはずなのに当たり前すぎて忘れてしまったはじめの一歩 50代に差し掛かった今だからこそ一度立ち止まって回想出来ると思った時にポエムという言葉の響きが好きだった少女時代が蘇った 何かを残したいと漠然に思っていたからnoteはきっとチャンスを与えてくれたと勝手に解釈した所ではじめてみよう はじめのいーっぽ! 幼少期の私が初めましてと語りかけてくる 忘れて