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才能を見つけるための具体的な質問

ライフ研究家の菅原です。

前回「誰にでもできる「才能」の見つけ方と活用術」という記事を書いたところ、ありがたいことに、非常に今日関心を示してくださった方が多かったので、今回はその続編で、「才能を見つけるための具体的な質問」についてご紹介します。


おさらい(才能とは)


まず僕が考える才能の定義ですが、

自分の欲求や目的を叶えるために自然と楽にやれちゃうこと

です。

これは色々な人がそれぞれ定義をしているので、絶対解はないですが、ストレングスファインダーでは、

『無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン』

と定義されています。


それをもう少し噛み砕いて、

自分の欲求や目的を叶えるために自然と楽にやれちゃうこと

と定義しています。

無意識のくせみたいなものですね。


重要なのは、

・叶えたい欲求や目的があること
・自然と楽にやれること

の2つです。


例えば、「毎日昼寝する才能があります」というのは、例えば1日の生産性を最大化したいという目的があり、そのために昼寝をしているならOKですが、ただ惰性でついつい眠くなっちゃうんですだと、目的がないのでNGということになります。

あと自然と楽にやれることなので、めちゃくちゃ苦労して、歯を食いしばって頑張ったことも、才能ではないということですね。


才能の定義がわかったところで、次は才能の見つけ方です。


才能を見つけるための3つの質問


これは3つの質問をすることでわかってきます。


1つ目の質問は

「大きく苦労したり努力した感覚がないのに、うまくいったエピソードは何ですか?」

です。

うまくいくとは、周囲から喜んでもらえたとか、成果に繋がったケースのことですね。

これを聞く意図ですが、才能は楽にできることなので、自然と楽に結果が出たときは、才能が発揮されている可能性が高いからになります。

僕は、セルフマネジメントの才能があると思っています(多分w)

例えば、受験勉強。

結構大変な思いをされる人も多いと思いますが、誰からも干渉されずに黙々と自己管理して勉強すれば良いので、たまには遊びたいなーくらいの多少の大変さはありましたが、基本的にそんなに苦労した感覚はなかったです。

社会人になってからも、放任されて自分の営業目標を追うような仕事をするときは、大体達成することができていました。

反対に、やることをきっちり決められたり、上司からマイクロマネジメントされたりと、セルフマネジメントができない場合は、一気に無能になり、上司やメンターに激怒された苦い経験が何度もありますw


2つ目の質問は、

他者に対して「何でこんなことできないのだろう?(もしくは何でこんなことするんだろう)?」と違和感を感じたり、イラッとしたエピソードは何ですか?

です。

これを聞いてる意図ですが、他者に違和感を感じることは、自分が自然と当たり前にできること(才能)である可能性が高いからです。


また僕の事例ですが、僕は「自己決定する才能」があると思っています。

ですので、決断を人任せにして自分で決めない人に違和感を感じることがよくありました。


3つ目の質問は、

「あなたのコンプレックスは何ですか?」

です。


コンプレックスというのは、人と違うことなので、実はその裏側に才能が隠れていることが多いのです。

僕は感情の波が激しいことがコンプレックスでした。結構ビビりだし、実は昔から短気で怒りやすかったりします(笑)

社会人になってからも感情に縛られてしまうことが実は多かったです。

反対に、いつも堂々としてる人や、怒られても気にしない逞しい人や、サバサバしてるに対して、憧れや嫉妬の気持ちをいつも感じていました。

ですので、高校生くらいからよく強がって動揺してないように落ち着いたフリをしていましが、かなり無理をしてやっていたので、ものすごく疲れます(笑)

しかしこのコンプレックスの裏側には、「感情を大事にできたり、人の感情を繊細に捉えることができる才能」があると言えます。

実際、相手の感情に寄り添うことが得意なので、昔から一対一の場面で悩みや本音を打ち明けてもらえることがよくありました。


以上3つが才能を見つけるための質問です。


才能の発揮条件を理解しよう


才能がわかった後は、才能の発揮条件を理解し整えることが重要です。

才能は役割や環境によって強みにも弱みにもなりえるからです


才能の発揮条件を理解するためには、

「全然うまくいかなかったエピソード」

を深堀るのが効果的です。

うまくいかなかったときというのは、才能発揮の阻害要因があることが大半だからです。


先ほども少し触れましたが、僕は1社目の保険会社と2社目の学校法人で、上司もしくはメンターがマイクロマネジメントで自分のやり方を押し付けるスタイルだったとき、一気に無能になりました。

自己決定とセルフマネジメントが才能なので、反対に誰かに無理矢理操作されるときに、大人だから我慢しなきゃという意識はあるのですが、感情に繊細な才能もあり、不快な気持ちが自然と態度に出てしまい、何度もガチギレされたことがあります。

自他ともに認める圧倒的な社会不適合です(笑)

今振り返ればネタですが、本当にあの時は、完全に暗黒状態で最悪でした、、(爆)


つまり、僕の自己決定とセルフマネジメントの才能も、自分で全て決められる役割や環境であれば、発揮条件が整うので、才能として開花しますが、反対に操作されたりマイクロマネジメントをされる職場では、ただのめんどくさい奴として完全に弱みになってしまうのです。

才能を発揮できる状況かそうでないかで、本当に天国にも地獄にもなりえますね。


なお、才能の発揮条件は5W1Hのフレームで深堀するとわかりやすいです。

5Wとは「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」です。

これは全部使う必要はないので、才能の発揮条件に関係しそうなフレームを必要に応じて使い分けてみてください。

例えば「何かをわかりやすく伝える」才能がある人も、

「what」→何を伝えるかによって、才能発揮されないケースがあるはずですし、「why」→伝える目的に共感や腹落ちがあるかによっても異なるはずです。

このように、細かく見ていくことで、才能と才能の発揮条件が正確にわかり、より使いやすくなっていくのです。


もし、現在の仕事や人間関係等でモヤモヤしたり、うまくいっていない方は、才能が発揮できていない可能性が高いので、ぜひこの記事の内容を参考に、才能を見つけてみて、また才能が発揮されやすい環境を作ることにトライしてもらえると嬉しいなと思います。

才能を活かして生きるためには、才能を理解し、才能が強みとして発揮される役割や環境をデザインしていくことが重要なのです。


ワークライフバランスでも
ワークアズライフでもなく
ライフライフライフ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ライフ研究家|菅原邦弥

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