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グローバルなものの見方

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多様性や地政学、働き方について書いています。外交官の仕事、グローバルな視点、日本とは、について興味がある人、キャリアや生き方について考えている人はご笑覧ください。
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#新生活をたのしく

家事代行やって良かった、やめて良かった【元外交官のグローバルキャリア】

家事代行やって良かった、やめて良かった【元外交官のグローバルキャリア】

家事代行の大ファンである。特に掃除については定期的にお願いしたい。いや、掃除だけはお願いしたい。そう気持ちが固まったのは二十年前だ。

そのまた昔は、小学生の従姉妹が何度か帰宅途中に掃除に来てくれた。高校生の従兄弟に掃除バイトを持ちかけたところ、叔母が置き屋の如く小学生の従姉妹を差し出したのだ。「学校で掃除をきちんと教わっているから」、と小銭とおやつでの児童労働、もとい、家事実習はしばらく続いた。

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ヨガや合気道でコンフォートゾーンを抜けることが自己成長につながるリスキリング【元外交官のグローバルキャリア】

ヨガや合気道でコンフォートゾーンを抜けることが自己成長につながるリスキリング【元外交官のグローバルキャリア】

コンフォートゾーン、心理的な安全領域は、ぬるま湯のように心地よい。

愚痴を言い続けてもそこにとどまっているのは、そここそがコンフォートゾーンだからだ。安心して文句を言える場所。無くなる心配がない安全地帯。そういう人間関係すらある。勝手知ったる安堵できる居場所。
嫌なら離れれば良い、転職すれば良い。でも、それは慣れ親しんだ領域から未知の世界に飛び込むことになる。だからそこにとどまるコンフォートゾー

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イヤな上司との少人数の会に招かれたら腹をくくるしかないか Well, they will get over it 【元外交官のグローバルキャリア】

イヤな上司との少人数の会に招かれたら腹をくくるしかないか Well, they will get over it 【元外交官のグローバルキャリア】

時間を共にしたくない上司や職場の先輩に自宅に招かれたらどうするだろう。私なら腹をくくる。腹を括って一度限りと思って参加するか、腹を括って断る。でも、腹を括って参加しても、そんなに良いことはない。それなら逃げるが勝ちだ。

上司からの召集

とある海外の都市で、役所の上司の節目の誕生日にレストランに召集された。上司は遠慮なく高めのワインを頼んで一人無礼講で盛り上がっていた。会が終了して、上司の分を除

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アメリカ人のポットラック・パーティーに呼ばれけど何を持って行こうか【元外交官のグローバルキャリア】

アメリカ人のポットラック・パーティーに呼ばれけど何を持って行こうか【元外交官のグローバルキャリア】

アメリカ社会ではポットラックpotluckパーティーがよくある。それぞれ一品持ち寄って、という会だ。事前に担当を「肉」、「野菜」、「デザート」と割り振る時もあるけど大概割り振られない。そういう時は、集まるメンバーの顔を思い浮かべて、はて何を持っていくか、と数日間は悩まされる。映えて、話題を提供し、自分の負担にならなくて、自分も食べたいものは何だろう。

校友会やサークルめいた、参加者を想定できない

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