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100のきりくち+

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1分で読める「たしかに、こんな切り口もあるかもなー」という戯言集。 100本を突破したので「+」(プラス)です。 (どこまで行くかな...?)
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#エッセイ

「正解」に殴られて、苦しんでいる人へ

ちょっと今日はわかりやすさを無視して書きたい気持ちなので思いつくままに書かせてほしい。読みづらいと思うけど、わかってくれると嬉しい。 「ビジネス系つよつよの人たち」の文章や動画などを見るたびにどうしても違和感が拭えなかった。 言ってることはわかるけど、すっごく苦しくなる。 色んな角度から話しているけど、結局は「ビジネスで成功するためには、こうするべき。ほら、俺は成功しているでしょ?」を手を変え品を変え伝えているんじゃないかな? これがなんというか、、吐きそうになる。

2022年に買ってよかったもの

コテを買った。 お好み焼きをつくるやつでも、剣道のとき手につけるやつでもなく、髪の毛をあれこれするやつであるコテを買った。 何のことはない、2000円くらいの。 きっかけはなんだったんだろう? YouTubeでみたのか、TikTokでみたのか、テレビで見たのか、いずれにせよそのどれかだろう。 ビックカメラでiPhoneの充電器を買うとき目に入ったのでそのまま一緒に購入。 モテに対する意識も、美に対する意識も、大いなる決意も何もなく、「なんとなく」購入した。 ちなみに

幸せについて本気出して考えてみたら、いつでも同じ所に行きつくのさ。

みなさま、あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします! ようやく2022年の振り返りが終わり、今年の挨拶ができるところまで来ました。(ながかった...) さて、2022年を振り返ると、結局皆々様への感謝(ありがてぇぇぇ)が一番に来てしまうのですが、毎年それを言っても代り映えしないので、今日はそれとはちょっとだけ別の観点で。 そしていきなりなんですが、今年(2023年)に入って、めちゃくちゃ嬉しい事がありました。あったんですよ!!(強調) で、それはな

春は出会いの季節。なんて嘘だ。

春は別れの季節。 SNSに投稿される新生活の話、転職先の話、新天地の話。それらはみんなキラキラした出会いを謳う。だけど、その反対には地元に残してきた彼氏や一緒に働いてた同僚が残っている。そして、この「別れ」は意識されない。新しく出会っているからだ。僕たちの脳は刺激に敏感で、古くなってしまったものは記憶に上らない。 思い出すのは残っている側だけ。 別れはいつも一方通行。 だけど、そんなに悲観していない。 家入一真さんの「すべての別れは一時的なもの」にあるように、僕たちは本

遠くにある「創作」を隣におくための100問100答

「はいはい、どうせみんなが僕に求めてるのはわかりやすい情報の整理・発信でしょ」 と不貞腐れてた時期もあるのですが、そのあたりをChatGPTさんがやってくれそうなので、ようやく意味も意義もないけどナニカ残るかもしれない。そんな創作を再開してます。 小説家?作家?文筆家?ライター?もの書き? こんな自分をどう呼ぶかは周りに任せて、ただただ書くってのを続けてます(楽しい!)。 昔から文章を書くのは好きだったんですが、どうしてもフィクションは書けませんでした。自意識が邪魔して

「何者かになりたい」は捨てたはずなのに

高専4年。19歳。 一念発起して弁護士を目指すことに。 ぼくは「何者か」になりたかった。 その後、スタートアップに転職し、急成長かつIPOも一番近いと言っていいところで体験。周りには「何者か」がたくさんいた。 周りにいた「何者か」はみんなかっこよく、憧れた。 だけど、それに自分がなりたいとはどうしても思えず、一度ゼロになるために地元岡山に帰郷。自分の心が動かされること、正しいと思うこと、善いと思うこと、美しいと思うことだけを人生に加えて行く生活を始めた。 今では、 作

嫌われる恐怖。と少しの勇気。

嫌われます。とても。 おそらく皆さんが思っている以上に。 インターネット上に文章を書いてるってのがそもそもそういうことですし、その内容が内面の発露というか心の中の柔らかい部分だったりするってのもそれを加速しています。 また、現実世界でもできるだけ文章に書くような本音の部分を口に出そうと思っているので、そりゃあもう嫌われます。 言い方はあれですが、こっちは全く認識していない人に、気がついたらとても嫌われてたりします。つらいです。 ..ここまでだとよくある話なんですが、たち

歳を重ねて、僕はネテロになった。

37歳になりました🎉​ (ありがとうございますありがとうございます)​ ネテロの境地執筆や仕事などやってることが多くなるにつれて、結果として感謝の時間が増えました。「ありがたいな」「ありがたいな」って日々言ってます。「これがネテロの境地か...」と勘違いしつつ。​ 感謝の正拳突きじゃないですが、お世話になってる方々に会いに行く旅でもできたらなーと思ってます。​ (本がでたら、ほんとに全国回ろうかな)​ 作家と名乗ることにこれ「しょうもないなー」って思われるかもしれないん

子供の「なんで1日が終わるの!」に対する答えは、ギュッと抱きしめること。

14時位から子供が喚く。 「なんで1日が終わるの!」 わーわーと喚き散らす。 もうとどまることを知らない。 はじめのうちこそ 「それはね、地球が回ってて...」 のように説明していたが、それに納得することはない。 「なんでなんでなんでなんでーーーーーー!!!!!」 気が狂いそうになる。 いやもうほんと勘弁して。 ちょっと落ち着いたかと思ったら、1時間おきにこの「なんで」が続く。 普段、彼はとても理知的である。 「パパ、仮説があるんだけど」とか話しかけてくる。

しゃべるのが上手な僕は、文章を書かなければならない。

僕はしゃべるのがうまい。 講演みたいな形でしゃべるのもいけるし、1対1で尽きない会話をするのともできる。 文章を書く人は、しゃべるのが下手だと認識している人が多い。 しゃべれない、だから文章を書く、と。 それとは反する。 なぜなら僕はしゃべるのがうまいからだ。 小さい頃、僕は本当にしゃべるのが好きだった。 「口から生まれてきたんじゃない?」 そんな風に親戚に言われて、逆になんでみんなこんなにしゃべりたくならないのかわからなかった。 ただ、ある時から僕は、うまい会話を

モヤモヤするインタビューってあるよね?

総じていい日だったなーと思いながら眠りにつくところなんですが、一つ何かモヤモヤしてる気がして1日の予定を振り返ってみました。 、、、あ、これだ、と。 インタビューです。 僕くらいでもそこそこ取材とかされるのですが、今日の取材について少しモヤモヤが。 ※まず前提としてインタビューしてくれた人や趣旨とかは全く健全で良いものだっということだけはお伝えしておきます。 モヤモヤするインタビュー今日の取材ですが、大きく2つ違和感がありました。 1.相手の書きたい内容が決まって

(豆腐メンタル向け)嫌なリプへの対処法

シンプルにブロックです。 はい。もうそれで終わりです。 すみません、つまんない答えで。 もちろん、いろんな人がいるので自分に合ったやり方を探していただけたらいいのですが、僕は敬意の欠いたリプを送ってくる方と仲良くしたいとは微塵も思わないので、ブロック推奨です。 心が強い方たちは「ツイッターはプロレス」とばかりに、心臓のあたりがキューッとなるやりとりを楽しんでたりもして、ほんとすごいなーって思います。 ただ、僕は向いてない。 本当に向いてない。 ちょっと嫌なリプが来て

「敬語とかタメ語とかそんなの関係なくね?」という人とは友達になれない。

インターン生が、年齢ひとつ上の後輩に敬語を使うべきか否かで悩んでいた。 めちゃわかる。 こういうときに「敬語とかタメ語とかどっちでもいいじゃん!」とかいう人とは友達になれない。こういう答えのない意味のない問いについて真剣に考えるからおもしろいのに。 さて、そんな中、僕は「敬語推し」です。 というのも、敬語だと「崩し」という技が使えるから。 たとえば、普段割と硬めな会話をしている中で相手がおもしろいことを言った時「めっちゃおもろいやん」と独り言みたいにいうことで急に距離

情報のインプットという言葉は、僕の感動をかんたんに殺す。

おもしろい映画に出会った。 創作する人がさらに創作が好きで嫌いになる作品だった。 揺れる本に出会った。 思わず二項対立を作ってしまう僕達だけど、価値観の対立の前にやれることがあるなって思った。 心地のいい音楽に出会った。 歌詞は聴き取れなかったけど、きっと辛い中でも輝くものがあるみたいなことを言ってるんだろうと思う。 そんな僕の一つ一つの感動を、「情報インプット」って言葉はかんたんに殺してしまう。 映画や本や音楽を「情報」って言葉に閉じ込めて、僕の心の動きを「インプッ