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「正解」に殴られて、苦しんでいる人へ

ちょっと今日はわかりやすさを無視して書きたい気持ちなので思いつくままに書かせてほしい。読みづらいと思うけど、わかってくれると嬉しい。


ビジネス系つよつよの人たち」の文章や動画などを見るたびにどうしても違和感が拭えなかった。
言ってることはわかるけど、すっごく苦しくなる。

色んな角度から話しているけど、結局は「ビジネスで成功するためには、こうするべき。ほら、俺は成功しているでしょ?」を手を変え品を変え伝えているんじゃないかな?

これがなんというか、、吐きそうになる。


まー僕が吐く吐かないなんてどうでもいいんですが、なぜこんな気持ちになるのかを深堀りしてみた。

そこで気づいたのは、

ビジネスで成功するためには、こうするべき。ほら、俺は成功しているでしょ?

という発言には

社会的成功 = えらい
おかねもち = すごい
能力高い  = やばい

だから、みんなもそうなるべき。


という無意識の前提があって、それを結構な強さで押し付けてきているフシがある。

もちろん、善意で伝えてくれている人もいるし、単なるポジショントークの人もいるし、信念でそう思っている人もいて様々なんだけど、この発言を聞いて吐きそうになるのは、僕が心から尊敬する人たちを無遠慮に、一人ひとりに思いを馳せることもなく、ただただ強い力で殴りつけるという、「暴力」だからだ。


日本で生きてると、いろんなことには正解があるという「正解思考」になりがち。
いわゆる、頑張って良い高校に行って、良い大学に行って、良い企業に入ってというやつ。そしてこれはそういうところから外れたと思っている人たちもまだまだいろんな「正解思考」に囚われている。
それこそ、ビジネスでの成功が良い、お金を稼ぐことが良い、課題を解決することが良い、などなど。僕にもいっぱいある。


でも中には、そういう「正解」に違和感を感じて、勇気を振り絞ってその「正解」を手放して、自分の感覚を信じて歩み始めた人たちがいる。

ぼくは、こういう人たちを心から尊敬する。
だけど、こういう人たちは「資本主義」から離れたからかお金で苦労をしたり、「社会的成功」から離れたからか孤独になったりと、とにかく「自分の選んだ道って間違っているんじゃないか?」と思ってしまう機会が非常に多い。

そのたびに立ち止まって、自分の大切なものを見直して、「よし、やっぱりこの道を進んでみよう」と勇気を持って歩み直す。
自分を盲目的に信じるわけではなく、絶えず自分自身や様々な事と向き合って、状況によっては自分自身さえ疑って、それでも歩くのをやめない。

ほら?尊いでしょ?

少なくても僕はこういう人たちが大好きだし、話していると楽しくなる。
やっている事自体は別に特別じゃなくても、その在り方がその人そのものだから、なんというかカラフルだ。



そういう人たちを、「ビジネス系つよつよの人たち」は、ただ殴る。
安全な場所から、多くの力を持って、殴る。

そこにあるのは一方的な暴力だ。
「お金」という力で、「社会的地位」という力で、「共感してくれる人が多い」という力で。

自分が絶対殴り返されないという場所にいるからこそ、容赦なく殴れる。

「じゃー稼いでからいってみろよ」

「じゃー成功してからいってみろよ」

「じゃーみんなにきいてみろよ」

自分たちが感じた違和感を、相手の立場を考えつつも、1つの考え方として、対話を生まれさすきっかけとして、勇気を振り絞って発したとしても、これらの言葉で容赦なく殴ってくる。


僕はまだまだ未熟だから、こんなふうに対立構造っぽくしてしまうけど、僕の好きな人達はそれさえも受け入れて、ちょっと寂しそうに笑ってたりする。

そんな笑顔みたくないってのは、そんなにダメなことかな?


いや、そんな感傷をぶつけたいんじゃないんだ。
そういう人みたいに、自分の中に湧いた違和感を大切にして、勇気を振り絞って一歩一歩進んで、出会った人に「あぁそういう生き方もいいなぁ」って思わせてくれるような日々の活動を、安全な場所から「暴力」で一掃した上で、一歩を踏み出しそうだった感度の高い人たちを再度新しい世界から遠ざけているってのがイヤ。

もうごめん、イヤって言わせて。
未熟ですまん。


他人事みたいに言ってるけど、僕自身「正解」で殴ってきたうちの1人だと思う。良い大学行って、弁護士になって、社会的に成功して、お金も持って、、、。

それらを盲目的に信じて、そういうことを目指さない人たちを、「努力不足」だと一掃して、視界から消して、自分が「正解」なんだから、これでいいんだからと傷つかないところから殴りまくってきた。

だけど、人に出会って、良い文章に出会って、少しずつそうじゃないところが見えてきた(まだまだだけどね)。


あのとき僕が出会って救われた人や文章にはまだまだなれない。
だけど、「正解」に殴られて苦しんでいる人がいるなら、この文章とともに

その違和感を大切にしてもいいよ?
そのままでいいんだよ?
大丈夫!
いつでも話しよう。
あなたと話するの僕は大好きだよ。

って伝えたい。
届くといいな。

おあとがよろしいようで。


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