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徒然雲 椿とクリスマス【伊勢國一の宮 椿大神社】三重

いよいよ今年も残すところあと数日。
そんな2023年のクリスマスはお伊勢参りとなった。

今月の企画をどうしようか?という話で、
ひー「伊勢神宮はどうですか?」
雲「いいねぇ、ワタシまだ行ったことないの」

ということであっさり決定。
日程はなぜか?クリスマス、24ー26日の2泊3日という奈良から三重にしては
贅沢な日取り。

と言っても初日は夕方着でホテルに泊まっただけで、翌日から朝イチで行動するための前入りだった。

今回もコース等は全てお任せ。

伊勢だったら電車かな?と思ったら

ひー「車に決まってるじゃないですか!」
雲「は、はい」
雲(心の中)「クルマかぁ・・・」笑

ということで24日の午後遅くに拾ってもらい出発。

伊勢神宮の前に、まずは一の宮である『椿大神社』を参詣するとのこと。
そこで初日は鈴鹿市の白子という海岸に近い街に宿泊(神社にすごく近いわけではない)

チェックイン後、白子駅近くで食事を済ましてホテルで宴会。
四捨五入すれば二人とも50の、いい歳もいいとこの女二人旅の
クリスマスイブはビジネスホテルで泡とポテチでふけてゆく・・・




翌朝、昨日は日も暮れていて見えなかった海がこんなに近くだったとは。
太陽が海から昇る美しい景色、久々にみた。


海もいい


奈良では見られない景色




ということで、まず最初の参詣地へ。

鈴鹿の海から鈴鹿の山へ向かっていくと見えてきた赤い鳥居。





近鉄で名古屋に行く途中にポスターや看板は見ていた神社。
しかし詳細は知らなかった。



『椿大神社』
(つばきおおかみやしろ)

ご祭神 主神 猿田彦大神
    相殿 瓊瓊杵尊栲幡千千姫命
    
配祀 天之鈿女命(猿田彦大神の妻神)木花咲弥姫命


 由来

伊勢国鈴鹿山系の中央麓に鎮座する椿大神社は、往古神代、高山入道ヶ嶽、短山椿ヶ嶽を天然の社として、高山生活を営まれた国つ神「猿田彦大神」を主神とし、相殿に皇孫「瓊々杵尊」、「栲幡千々姫命」を、配祀に「天之鈿女命」、「木花咲耶姫命」を祀っています。
猿田彦大神は、天孫 瓊々杵尊降臨の際、天の八衢に「道別の大神」として出迎え、高千穂の峯に御先導申し上げます。そのことより、肇国の礎を成した大神として、人皇第十一代垂仁天皇の二十七年秋(西暦紀元前三年)、倭姫命の御神託により、この地に「道別大神の社」として社殿が奉斎された日本最古の神社です。
仁徳天皇の御代、御霊夢により「椿」の字をもって社名とされ、現在に及んでいます。
また、猿田彦大神を祀る全国二千余社の本宮として、「地祇猿田彦大本宮」と尊称されています。

椿大神社サイトより



猿田彦命といえば風貌のイメージが強いが、天孫降臨にまつわる重要な命であり
昨今の考察などを見聞きすると、なかなか謎多き(どの神様にも言えるが)
興味深い国つくりメンバーである。





それほど広い参道ではないが、古社らしい鬱蒼とした高い樹々の清々しい道。



御船磐座



鈴鹿巻きの


鈴鹿巻きの





本殿








本殿の参拝を終えると

ひー「御祈祷してもらってきます」
雲「えっ?御祈祷?!」
ひー「はい、一緒に受けます?」
雲「いや、大丈夫です」

そして御祈祷の受付に入っていたひーさん・・・

ワタシは境内の別宮、末社などを参拝、散策してました。



鈿女本宮椿岸神社
猿田彦命の妻神、天之鈿女命が主神



奥様は甘酒派





姿よし




かなえ滝





無事御祈祷を終えたひーさんと、お茶室鈴松庵(松下幸之助が寄進)にてお抹茶をいただきました。




無事是貴人


柊となんとかカズラ





ワタシはクリスマスバージョンの器



ひーさんの器



お菓子がこれがとても美味しくびっくり!
お皿はお持ち帰りして下さい、とのことでお土産に。


見た目もお味もいとよろし


帯だってクリスマス!




クリスマスケーキではなく、こんな粋な和のお菓子や演出で愉しむ
日本の良さを大実感。








究極のシンプルな和の空間で、季節と趣と洒落たおもてなしで
短くとも豊かないい時間を過ごさせていただいた。




年の瀬で参拝客もそれほど多くなく、静かにゆっくり境内を巡りながら出る。



本物です


小川に沈むもみじ



地蔵堂横の石仏たち





椿大神社のお参りを終えると駐車場の隣にあるお茶の会社が経営のカフェで
お茶タイム。

わかったのが、ひーさんはかなり女子力が高い行動が多いこと。
お茶とかお土産とかおみくじとか御祈祷(女子力とは関係ないか・・)
とかそういうの好きね。
あとクーポンとか抽選で当たるとかの応募とか、片っ端からやってる笑

ワタクシ?
それほどでもないですわ。

そこで女子力アップにチャレンジ笑

お茶やお菓子は大好きなのでいくらでも付き合います。

このカップも持ち帰り仕様
三重はお持ち帰り文化?







お茶やら和菓子を購入し、伊勢の一の宮を後にし
伊勢神宮へむかう。



今度この神社を訪れたら、後ろにそびえる高山入道ヶ嶽の
奥の宮へ行こうと思います。








椿が蕾をつける鈴鹿の山の古社の杜をあるいた。

蕾もいい。







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