見出し画像

ステンレス鍋で炊く白米・玄米、我が家の最適解

タイトルが微妙に韻を踏んでてラップみたいで楽しくなっちゃったクミタだYO!!

ということで、白米・玄米を何回か鍋で炊いてみてわかってきたことの備忘録です。前回のnote 炊飯器を手放すまでの道のり の続きになります。

結論から書きたいところですが、ぶっちゃけ、白米はそこそこ適当でもいい感じに炊けますが、玄米はちょっと振れ幅が大きすぎるので、我が家の最適解のあと、その振れ幅について、私が気づいたことを書きとめておきたいと思います。
玄米の場合は、最適解にたどり着くまで、数回の微妙な失敗はあるものと考えておいた方がよいかと思われます。
失敗しても、あきらめないで~(真矢みき風)

はじめに、一般的な最適解として、『白ごはん.com』さんのページを貼っておきます!

( ↓ 玄米は、圧力鍋・土鍋での炊き方が載っています)

あ! ちょっと待ってください「これでいいじゃーん!」とか思わないで!
いや、思うけど! ってゆか、白米はほんと、これで大丈夫です。
問題は玄米!
もしこれまでに「鍋で玄米炊いたけど美味しくなかった~」って人にはヒントになるかもしれないです!

というわけで、白米・玄米、我が家の最適解! チェケラ☆
ぜひ、分量だけでなく、後述する解説まで読んでいただけると嬉しいです。


◆我が家の最適解

◆環境(すべての数値は環境で決まる!)
鍋:吹きこぼれにくいステンレス鍋(いわゆる文化鍋)
蓋:中が見えるガラス蓋(空気穴なし)
設備:ガスコンロ

◆鍋で炊くコツ
白米も玄米も、とにかくきちんと浸水させる。そうすれば大きな失敗はしないはず!

◆白米
【浸水時間】 1時間
(夏場は30分でよいそうですが、私はきっと夏も1時間浸す)

【水分量】 米1合に対し、水200ml

【炊飯時間】 20分弱
(炊くお米の量や火加減によって、多少の前後があります)

中火で炊き始め、沸騰したら弱火。
鍋のフチや表面から水が出なくなったら火を止める。
(火をつけて、止めるまでが20分弱)
蓋は開けずにそのまま10分蒸らす。
(※お焦げを作る場合は最後に30秒くらい火を強め、パチパチと音がしてから火を止める)
(※ステンレス鍋でお焦げを作ると、鍋のお手入れが面倒になるので私はお焦げは作りません)

◆玄米
【浸水時間】 24時間
(途中で1回、炊く前に1回、お水を変える)
(夏場は冷蔵庫に入れて浸水させると良い)

【水分量】 米1合に対し、水240ml 
(1合に200mlだと固めの仕上がり)
(私は2.5合で炊くことが多いのですが、そのときのお水は600ml)
(1合に対し、塩をひとつまみ入れると柔らかくて美味しくなるようだけど、そんなに違いがわからなかったので私は入れていません)

【炊飯時間】 30分
(炊くお米の量や火加減によって、多少の前後があります)

炊き方は白米と同じで、沸騰するまで中火、そのあと水分がなくなるまで弱火で炊く感じです。
白米は、水分がなくなったなと思ってからお焦げができるまでの時間が短いですが、玄米はすぐにはお焦げができない感じがします。

玄米の浸水時間、24時間!? と驚くかもしれませんが、私は1日に1回、晩御飯の時だけご飯を炊くので、夜のキッチンリセットの時に、次の日の玄米の準備をし、晩ごはんを作る時まで浸水させておく感じです。
(100均のザル・ボウルで浸水してます)

朝、キッチンに立った時、一度お水を変えます。そして夜、炊くときにもう一度水を変えます。
文章にすると手間に感じますが、やってみればたいしたことはないです。
夜ご飯の残りはすぐにタッパーにつめて、冷めたら冷凍し、翌日のお昼ごはんに解凍して食べます。

◆個人的解説

さあ!ここからがこのnoteの本番といっても過言ではありません!
白米は1度でうまく炊けたものの、玄米ははじめの数回、べちょべちょでお粥みたいな仕上がりになってしまいました。

そもそも玄米の情報って、白米と違って、調べれば調べるだけ、その人の炊き方みたいなのがあるんですよ。
浸水時間ひとつとっても、2~3時間とか、5~6時間とか、24時間とか、発芽するまで2~3日浸水させたり、見解がバラバラ。
そんでもって、炊飯時間も15分だったり30分だったり、もちろん鍋の種類にもよりますが、なんていうか、情報が違いすぎて、どれを信じてよいのかわかりませんでした。

そんな中で共通している情報が、水分量。

玄米の水分量は1.5倍。
1合に対し300ml。

というもの。
これだけは、ほぼほぼ統一されていたので、ここは揺るぎないと信じていました。ここが私的には落とし穴でした。
はじめに2.5合を750mlの水分量で炊いたら、炊飯時間も40分くらいかかるし、できた玄米はお粥?おじや?みたいなべちょべちょな状態。
これはこれで柔らかくて食べやすくはあったのですが……。

ということで、少し水分量を減らしてみよう、と700mlで試すも、やはりべちょべちょ。
水分量が少ないと固い玄米になると恐れていたのですが、いや待てよ、もしかして浸水時間24時間と長めに水に浸してるから、そもそも玄米の中の水分量が多いのでは……!と気付き、もういっそ、白米が美味しく炊けた1:1で試してみるか!と、2.5合、500mlで炊いてみたら、なんと、少し固めではありましたが、始めてよい感じに炊けたのです!

さらにあとから気づきましたが、土鍋のように蓋に穴があいている鍋は、蒸発する水分が多いことから、水分量多めで炊くのですが、私が使っているステンレス鍋の蓋には穴がありません。つまり、蒸発する水分も少ないわけで!

もうね、盲目的に「水分量は1.5倍……」と信じていたので、ちょっと目からウロコがぽろぽろ落ちました。
結局は、我が家の環境を見極め、己の勘を信じて炊くのがいいのだと思いました!(ドヤ顔)

鍋の熱伝導率なんかも考えだしたらキリがありませんが、ポイントは、浸水時間と水分量だと思うのでした。
それにね、火加減もけっこうシビア。火の強さがちょっと違うだけで、炊きあがりが微妙に変わる気がします。
玄米はなんかこう、これだー!っていうドンピシャな炊きあがりは、まだ安定してできていない気がします。まあ美味しいんですけどね。

玄米を炊くときには塩を入れると書いてあるレシピが多いですが、24時間たっぷりと浸水させてから炊く玄米は十分に柔らかくなります。はじめは塩を入れて炊いていましたが、違いがわからないくらいだったので、減塩したいため今は入れていません。まったく問題ないです。
浸水時間が短い場合は入れた方がいいのかも。

【追記】
炊飯時、蓋がぱかぱかしてうるさいので、沸騰したあと火を弱めるタイミングで、蓋を少しずらして炊くようになりました。その分、時間短めに炊きあがります。お好みで!

◆玄米を炊くときのポイントまとめ

はい、というわけで、長々と玄米炊飯について書いてきましたが、ポイントのまとめはこんな感じです。

・たっぷりと浸水させれば、柔らかくて美味しい玄米が炊ける。
・浸水時間が長い場合、炊くときの水分量は控えめに。
・水分量は、鍋の蓋に穴が開いていたら多め、穴がなければ少なめ。
・塩を入れると柔らかくて美味しくなるけど、たっぷり浸水させていれば必要ない。

……なにこれ、パラメータ多すぎない?
なので、最終的には「己の勘を信じよ!」になるのです(笑)

ちなみに、浸水させずに短時間で玄米が炊ける『びっくり炊き』という技がありますが、途中で水を入れたり混ぜたりなんだりするのが逆に私にはめんどうなので、前日から浸水させて白米と同じように普通に炊くスタイルの方があっています。
「私はとにかく今すぐに玄米が食べたいんだ!」という方は、びっくり炊きを参考にしてみてください。

玄米はちょっとコツが必要だけど、白米はほんとびっくりするくらい簡単に美味しく炊けるので、一度お鍋でご飯炊いてみてね♪

画像2
画像3
画像3

▶ご飯が美味しく炊ける鍋を探す

【関連note】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?