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運転が苦手な私が、息子の運転練習に向き合う理由

車の運転、得意ですか? 私はアメリカで18年ほぼ毎日運転しているのに、まだ苦手意識が残っています。それは、教習所時代、教官に言われたある言葉が影響しているからです。今、15歳の息子が仮免で運転を練習しています。その際に気を付けていることがあります。それは何なのか? 子どもの成長を信じて見守ることの大切さを一緒に考えてみませんか?


1. 車の運転、得意ですか?それとも苦手意識がありますか?

私は正直、運転が苦手です。

最初は日本でペーパードライバーだったので、
それも無理はありません。
でも、アメリカに引っ越してから18年、
ほぼ毎日運転しているにもかかわらず、
まだ苦手意識が残っているんです。

なぜでしょうか?

それは、昔に植え付けられた「思い込み
が原因なんです。

私が運転免許を取ったのは高校3年生の時、
18歳でした。
大学の推薦入試が早めに決まったので、
時間があるうちに免許を取っておこうと思い、
教習所に通い始めました。
当時、教習所で出会った教官の一人が、
とても厳しくて意地悪だったんです。

「あなたみたいな人は、いずれ事故を起こす」

なんて言われてしまい、
あまりにもショッキングな言葉が、
今でも忘れられません。

教習所に通う理由は、
運転ができるようになるためで、
当然最初は下手です。
それなのに「下手だ」「事故る」と言い続けられた私は、
その言葉をすっかり信じ込んでしまいました。
まだ若かった私は、その言葉を刷り込まれ、
「私は運転が下手だ」
という強い思い込みを抱えることになりました。


2. 15歳の息子と運転練習、そして見守るということ

今、15歳の息子が仮免を取得して、
運転の練習をしています。
8月に新学年がスタートして以来、
ほぼ毎日、息子は学校から家までの道のりを運転します。

ちなみに、アメリカでは
筆記試験に合格すると仮免が発行され、
助手席に運転免許を持つ人が座っていれば、
一般道での運転が許可されるんです。

もちろん、息子の運転はまだ上手ではありません。
でも、それは当然のこと。
私は過去に嫌な経験があるからこそ、
息子に対して「下手」とか「事故る」といった
ネガティブな言葉は一切使いません。
だって、
今まさに上手になるための練習をしている最中だからです。

息子は車が大好きで、
いつかは上手に運転できるようになると信じています。
時々、ハラハラさせられる瞬間もありますが、
それもまた良い経験です。

「ゆっくりでいいよ、慌てなくていいから」

とだけ声をかけています。

最初は失敗するのが当たり前。
失敗を恐れずに練習しなければ、上達はしません。


3. 親としての成長を支えるコーチングの力

私がこうした考え方ができるようになったのは、
コーチングを学んだからです。
コーチングは、子どもの成長を信じ、
見守ることの大切さを教えてくれました。

子どもたちが挑戦し、
時には失敗を経験しながら成長していく過程で、
親としてどのようにサポートするか?

それは、
ネガティブな言葉で子どもの自信を奪うのではなく、
失敗を恐れずに挑戦する勇気を与えることにあります。

私は、多くの親がコーチングの要素を取り入れて、
子どもの成長を信じて見守ることができるように
なることを願っています。

そして、
子どもたちが自信を持って
自分の道を進んでいけるような社会を、
一緒に作っていきたいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私が経験したことが、
少しでも皆さんの子育てに役立つことを願っています。
これからもお互い、
子どもの成長を信じて見守っていきましょう!

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