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システム開発におけるPM

こんばんわ!
今回は自分の仕事について話していきたいと思います。

現在、6人のフィリピン人エンジニアと一緒に2つのプロジェクトを進めております。幸せなことに両プロジェクトにおいてPM(プロダクトマネージャー)の立ち位置で仕事をさせていただいております。僕自身も2つのプロジェクトを同時進行するのは初めての経験でした。

仮に2つのプロジェクトをプロジェクトA(以下A), プロジェクトB(以下B)としましょう。2月末~3月頭に2つ同時にプロジェクトが開始されました。もちろん、技術面において差異はありますが、仕様書の量が圧倒的に違いました。Aが50ページ弱に対してBは100ページ以上ありました。プロジェクト開始当初の僕の印象としては情報量が少ないAの方が仕様を理解するのが簡単であろうと思っておりました。

しかし、それは全くの勘違いであったと分からされました........

現在2つとも中盤の時期に差し掛かってきておりますが、如実にプロジェクトの進捗状況に差が生じてきました。Bについては、仕様変更等はありましたがプロジェクト初期頃でしたので、全体への影響は少なくガントチャート(プロジェクト管理や生産管理などで工程管理に用いられる表)の日程に余裕を持った状態で進められております。

一方、Aについてですが、現在も仕様変更が起き続けております。ガントチャートを作り終えた後に、起きているためプロジェクトの進捗に大いに影響します。

実はAの情報量(ページ数)が少なかったのは仕様が固まってなかったからであったと判明いたしました

また、初期の仕様書を見返してみると、不明点・疑問点のオンパレードでした (笑) しかし、プロジェクト開始当初は全く持って気づきませんでした。多分プロジェクトを2つ管理することに必死だったんだと客観的には思います。

これらのプロジェクトを始める前までは進捗が滞るのはエンジニアの技術力等によるものが大半であると思っておりました。

しかし現在は
不確定・不明瞭な仕様理解がエンジニアの不安感を煽り、結果として進捗に澱みをつくるのではないか?
という仮定の方が有力に感じます。

それは同時に、仕様が曖昧なプロジェクトにおいてこそPMが輝けることを意味します。PMという立場で彼らから質問された際に、ビシッと一発で返答出来たらどんなに彼らは安心して開発できるでしょうか。間違いなく澱みなく開発できると思います。少々の仕様変更があれど、プロジェクトは傾かないでしょう。そんなカッコいいPMになれるよう今後も頑張ってまいります!

でわでわ....


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