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ナレーションを極める49 履歴書やプロフィール 願書 志望動機 自己PRを書くとき

ナレーターの熊崎友香です。音声表現の世界を23年ほど。
現在はテレ東WBSや、NHKBS1アジアインサイトなどを担当しています。

最近、個別相談に乗る機会が増えてきました。
流れに身を任せているうち、あれよあれよという感じです。

コロナで始めたオンラインワークショップ。お子さんがいて今まで通学のチャンスが無かった。地方にいて難しかった、仕事の後に参加できる。などなど多くの理由で参加していただきました。感謝しています。

その中でも、最近は、「大会に出場するため個別に指導して欲しい(高校生)」「オーディションがあるので相談に乗って欲しい」「今度養成所審査がある」「ボイスサンプルを撮る」「面接にどうしても受かりたい(7歳!)」などなど、いつの間にか、様々な方の夢を叶えるお手伝いをさせていただいている状態です。

自分でも想定外でしたが、よく考えてみれば、苦手だったからこそ、
プレゼン力、自己ピーアール、自己ブランディング、
メンタル、そのあたりは、自分が向きあってきたジャンルです。

履歴書や、願書、作文、志望動機などを書かなければならない時、量が多いと困りますよね。途方にくれますよね。何が正解なの?と。実は、私これ、今では、大得意です。願書などは、1ページに納めるほうがむずかしいくらいです。

こういったオーディションや、面接で、一番大事だと考えていることは、

「記憶に残るエピソード」を伝えること。

私は明るく元気です。ではないんです。
私はいつも前むきです。ではないんです。

前向きな、記憶に残るエピソードを言うのです。

実体験に勝るものはありません。体験はその人にしか語れないものです。実体験が一番説得力があります。そして、記憶に残る。

「あの、○○の子」とあとで人の話題に上るようなものがベスト。

さらに大切なのは

「感動」のあるエピソードを話すこと。

このエピソードを伝えるための、メニューが履歴書、願書です。そのエピソードに持って行きやすい言葉を書いておきます。もう一度、履歴書、願書、志望動機を見てみてください。

「そこにあなた独自の経験による感動はありますか?」

感動の前には、一度挫折や失敗があると盛り上がります。

もう一度、考えてみてくださいね。

「それは、記憶に残りますか?」
「だれかに話したくなるエピソードですか?」
「そこに感動はありますか?」

あなたの夢や目標が、最短距離で叶いますように。

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