1980/01/04 好きだからそれでもやはり考えた
マガジン『17歳の日記』では、1980年に夫が書いた日記に妻が読んだ感想と挿絵を添えた絵日記を更新しています。
昨日とはうってかわり、今日は
友達と遊びに出かけたようです。
そこで、女の子と接する際の
自分なりの格言が生まれたようで
1月4日(日)晴
今日、カオスの家へ行った。
朝起きてから電話を待っていたが、かかってこなかった。また年賀状が届いたけれども山井くん、右藤くん、常田くん、阿藤くんの男三人がきただけで、女の子(特に南さん)からの物が一通もこないので、大変ショックである。
もしかのことして、彼女は悪い方に取っているのではないか?
やっと12:00頃カオスから電話があり、坂寺のユニーへ向った。ユニーにカオスとタケシが来て、カオスの家を教えてもらいながら、バッティングセンターへ行った。
幸運にも、200円1ゲームが学生に限って100円1ゲームであったのである。大変安上りだった。久しぶりに打ったけれども、あまり上手に打てなかった。以外とボールが速いのでビックリした。
不思議なことに、カオスは、マチコさん、アノコの2枚だけ。タケシは、マチコさん、アノコ、江山さんの3枚だけだというのである。私は、ちなみに7枚もきているけれども、不満である。
私は女の子に年賀状を出し過ぎなのだろうか・・・
特に、カオスは可哀想である。水山さん(バスケット部一年)がカオスの所まで住所を聞きに来ているのに、年賀状を出してくれないのである。
カオスが怒りを感じるのもわかります。タケシの所に3枚しか来ていないのは不思議である。多分、磯野や高田にはたくさん届いているでしょう。(ヒガミそのもの)
今日も思ったけれども、好きな人とうまくいかなかった場合は、翌日その人の話の第一声が大変大事であるということである。
わたしの場合も、今になって考えてみると後井さんの家に電話を掛け、正久と南さんが成立したということを知っていて、その日は偶然、私の誕生日で彼女の方から祝いの言葉を述べてくれたというのに、私は半分怒ってしまって、ほとんど何もしゃべらなかった。
もしあの時、年賀状に書いたような事でも話しておけば、今でも仲のよい友達でいることができたような気がする。
(多分、私の思い過ごしでしょう。)
カオスも新学期になって花葉さんと会った時の第一声を大事にしてほしいと思います。
また、ハナちゃんの周辺に何かが起こったようです。(磯野とデートetc?)大変気がかりです。
2018/06/07 妻
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
年賀状のことだけで
ここまでひっぱるとは、
そして、大半の時間は
女の子のことを考えていたんだな〜
明日も年賀状のことに終始しそうです。
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