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大雨の度に大騒ぎする中国人を見て、異文化を感じた件

中国では、ちょっと大雨になったりすると大騒ぎとなります。

そして雨以上に敏感になるのが台風です。先日、広東省を熱帯低気圧がかすりましたが、それだけで授業を取りやめにしたほうが良いのではと言いだす同僚もいる始末。

その人に、お子さんは小学生でしたよね。学校は休みになったのですかと聞くと、通学したと。

では、どうして大人のわたしたちが熱帯低気圧くらいのことで、仕事を休みにするのか悩むのか理解できません。

ただ、中国の都市計画はとっても杜撰なので、大雨や大風にリスクを感じるのも理解できます。

土砂降りが30分も続けば、道路は簡単に冠水します。

また、整理整頓に対する要求が低いので、風が強くなるといろんなものが落ちてきたり、飛んできたりすることもあります。

そういう状況ですので、大雨や大風が吹くと気をつけなくてはと思うのかもしれません。

確かに、大雨のあとの道路の汚さは普通ではありませんし、台風の後は街路樹は倒れてるは、看板はなぎ倒されているはでびっくりしますので、地元の人の意見に従うもの良い方法かもです。

ただ、大雨や台風の時に、危ないから休みにしようという考え方には同意しかねます。

むしろ、大雨や台風が来ても安全に、そして安心して過ごせるように対策をしようと考える方が自分には合っています。

しかし、ほとんどの中国人は対策が嫌いです。

彼らは、対策しても予想を超える、もしくは予想できない事態が生じるので、事前に対策するのは無駄だと言います。

すべてを「その時が来たら話し合いましょう」という言葉で先送りしていきます。

結果、ちょっとしたトラブルにも対応できずにいます。

自然災害にしても、ビジネスのことにしても、生活のことにしても準備周到な人はあまりおらず、出たとこ勝負で切り抜けようとします。

ただ、皆さん基本的にその場しのぎの対応を取りますので、同じ価値基準を持つ人同士であればストレスを生じさせません。

その中に、わたしのようなアウトサイダーがいることが問題なのです。それで、ちょっと気になることを言ったりすると「また日本人が何か言っているよ」と陰口をたたかれたりします。(ちゃんと聞き取ってるからな~)

それはさておき、問題の解決方法や対策方法は人それぞれであり、自分は自分、人は人と割り切っていかないと、いろいろしんどくなってしまうかもって思ってます。

全然、話は違いますが日本語を日本語で教えるべきか、それとも外国語を使って教えるかとか、すでに学習した内容以外は使うべきでない、もしくは使っても良いなども論争を呼びます。

これも同じく、人それぞれ、場合に寄りけりなのではと思ってます。

さて、今日は大雨です。朝、近くのマクドで食事しましたが、この後は家でゆっくりと過ごします。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!

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