朝課外、撤廃の方向へ。

熊本日日新聞に、以下の記事が一面に載りました。

県立高の朝課外廃止へ　県教委方針　「主体的な学び」遠く？　教員、保護者の負担も考慮　　｜熊本日日新聞社

管理職からある程度話は聞いてはいましたが、報道に出たということは、決定的なのかなと思っています。

私は以前から朝課外に対して疑問を持っていました。

すでに現役高校生の時から、「授業で集中すればいらないのになぜあるの？」と思っていました。

7時半頃に登校するのは、メンタル的にも体力的にもきついです。

教師側に立ってから、授業前にすでに疲弊している生徒の姿を通して、必要性を感じなくなってきました。

この問題の根底には性悪説的な部分が大きいのではないかと考えます。

「勉強をやらせないと生徒はしない。」

学力の低い子はなおさらそうだ、という意見が多数派です。

そういう部分も有りますが、私はあまり好きじゃないです（汗）。

勉強は本来楽しいものだと思うし、湧き上がる知的好奇心から勉強するものだと思うからです。

ただ、ここに至るまでには、ある程度量をこなさないといけないかもしれないなとも思います。

勉強していく中で面白さが分かるからです。

それでも、その理想を失たくはないなと思います。

教師として今言えることは、
「朝課外が無くなる分、授業の質を今まで以上に高めること」。

「面白い！」と思ってもらえるよう、日々挑戦していきたいなと思います。