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人間の可能性ってなんだ?

AI vs教科書の読めない子供たち、読みきりました。

非常に面白かったですし、考えさせられました^_^

AIってそもそも何なのか、というところからしっかり解説されていて、

AIの出来ること、出来ないことを明確にし、

その上で人間がAIに変わられないために必要な事は何か、を冷静に分析した内容でした。

結論を一言で言うと、
「しっかり中学校の教科書を読める読解力」こそがAIに変わられない力、だそうです。

教科書を読む、って基本じゃん!?

と突っ込みたくなりましたが、それが出来ない子どもたちが増えており、

それがAIの最大の弱点である、と言うことが論理的に描かれていました。

数学者の作者で、AIの第一線にいる方である分、説得力のある内容でした。

特に納得したのは、
「読解力の上に創造性がある」

という内容でした。

創造性とか、主体性とか、そんな言葉が一人歩きし、その土台にあることが置き去りにされているのが、

今流行りの「アクティブラーニング」なんだなと思いました。

ここは納得します。

しっかりとインプットしないと議論は出来ない、ということは痛感してきましたから。

でも、全体を通して「もっと人間の可能性を信じていいんじゃないかな?」とは思いましたね。

楽観主義だと言われればそれまでですが、
生徒と触れながら思うのは、

「この子たちは、知識が空っぽのバケツじゃない。精一杯生きる中で、表に出さないだけでいろんなことを考えている」

ということです。

その良さを認めてあげつつ、それを教師が舵取りしてうまくフォローしていけば良いんじゃないかな、と思いました。

人にはデータでは図れない何かがあります。

それを伸ばしてあげられるような教育をしていきたいな、と思います。

教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/