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004.結婚すれば幸せになる?この10年で気をつけてきたこと。

結婚すれば幸せになる?

そんな単純なものではありません。

価値観が似てても、そもそも育った環境の違う他人同士が人生の荒波を一緒に乗り越えることになるのですから、息が合わないときだってあるし、時折、お互いが何を思っているのか口にしないとわからないことだらけで自己完結の勝手な思い込みは誤解やすれ違いを生んでしまうこともあり、現実から目をそらし相手に理想ばかりを求め過ぎていたら、いつか修復ができないほどの亀裂ができてしまうかもしれません。

なので

結婚しなくても幸せな人はいるし、結婚して幸せになる人もいるし、結婚が続かない人もいるのかも。結婚は相手の家族との付き合いも増えるけど、極論、当事者の関係性。他人が口だす問題ではありません。

私は持病やその後遺症もあり、結婚とは縁のない人生で自分1人で生きていくだけで精一杯だと思っていたのに...気が付いたら今年の11月で結婚10年になります。

人生は何が起こるかわからないものですね。

うちは共働きの2人家庭です。この10年で気をつけてきたことは

・「ありがとう」を口にする。自分が何もしてないのに食卓に食事が並んだり洗濯や掃除など終わってたり、自分が働いてないのに家賃など払えてたら、すごいことないですか!?どっちが偉いとかではなく、お互い感謝のキモチあって自然なこと。

・適度な距離感をもつこと。自分にとってよかれと思っての行動は相手に必ずしも受け入れてもらえるるわけではありません。身近な存在だからこそ気遣いも敬意も必要。

・違うと思ったら口にしてもらうこと。小言も愚痴もガス抜きで、大きなケンカは手の施しようがないガス大爆発。時として感情的になってしまい言葉を間違えてしまうこともありますが、できるだけ相手がキズつくであろう言葉は選ばないようにしています。

・お互いの趣味を否定しないこと。趣味もその人自身を形成する大事な要素なので一歩下がって温かい目で見守ってあげれれば新たな発見があるかも。

・「本人がどうしたいか」を軸とした行動が最優先されるべきであってメディアなどが掲げる情報に惑わされないこと。情報の全体の中の一部分だけが切り取られたような情報がたくさん転がっているネットは本人の解釈に全て委ねられるので頼りすぎてはダメ。

・世間のことはさておき、お互いが過ごしてきた実家ルールを話し合いの中でミックス+アルファのオリジナルの ”ざっくりとしたルール” をつくること。詳細はその都度、臨機応変に。

個人的には、結婚してから心落ち着くことが多く、彼女の影響で時を重ね変わっていく私自身を感じることも彼女自身が変わっていくことも見ていられて毎日楽しい。

この10年、付き合いだした頃のことも含めれば12年、今まで知らなかった彼女の事を知ったりしましたが、まだまだ謎だらけでとても興味深く面白い女性です。

彼女に腹たつこと?ありますよ。人間ですもん。でも、彼女も同じように私に腹たつことあると思いますよ。

なぜ結婚できたの?って思われる方もいると思いますが。。。

たぶん、自分が結婚するという出来事を予想していなかったこと+タイミング+勢いです。出会うタイミング、プロポーズするタイミング。「プロポーズをするorしない」って女性にとって大事なようで、一緒にいて心地よいなと感じる相手にプロポーズせず結婚すると何かあるたびに「プロポーズされてない」って一生言われると教えてもらったのがキッカケ。記念日はいいタイミングかもですよ。

彼女が私に最初に出会った時、私の第一印象は最悪だったそうです...
チャラチャラしてそう、だらしなさそうみたいな((汗

後になって「あれ?この人、思ってるほどチャラくないかも」「持病とか後遺症があると知ったのは付き合いだしてから」と。

付き合いだした頃は、経済力に余裕ないなかで制作環境設備投資のためにお金つぎこんでいて下着に穴があいてても着飾ることは優先順位としては下の方で(汗。まったくもって背伸びしてる余裕なかったんですよね。やりたいと思えることandやらなくちゃいけないという目標がみつかって猪突猛進だった頃に知り合ったのが彼女。

冷蔵庫開けたら「もやし」とかしかなくって「大丈夫??」ってすっごい心配されました。もやし、ジャガイモ、米があれば腹は膨れます。

もし私が彼女の理想120%の人として出会ってたら付き合っていくうちに「あっ、減点!ここも減点!信じられない減点!」の嵐で急下降の一途だったかもですが、最初が最悪のマイナスだと不思議なことに加点されていくのかもです。

これは意図的にやろうとしても、自然な素振りで続けることができないのでどこかでムリがうまれるかも。

人の目を気にせず自分らしく生きることができている人は輝いてみえるそうですよ。

私がそれをできているかどうかはわかりませんが、この先も自分らしく人生を楽しみたいとは思っています。

そんなわけで

今年は結婚10周年記念イベント開催予定。。。
でしたが。。。

20201002結婚10周年イベント延期

入籍して結婚式終わって数ヶ月後に自分達主催で開催した「結婚したよイベント」。会場おさえて、彼女と友人のデザイナーがイベントフライヤーつくって、知り合いのクリエイターさん達に声かけて、DJ・ライブペイント・大道芸・アート展示、、、などしてもらって、遊びに来てくれた方達と一緒に楽しい時間をすごすことができました。

あの時は「何もしちゃいかん」と言われ、何もしませんでしたが。。。。
開催の暁には何かしようと思っています☆

まずは膝の装具とれるようにしないとね。

あっ、

最近言われてとても嬉しかったのが
「持病とか後遺症を言い訳に生きてるような人なら結婚はしてない」

よく言われるのが
「救急車に乗るなんて子供の頃にしかないのに結婚したらびっくりするくらい付き添うようになった。最初は右も左もわからずアタフタもできなかったのに最近は病院の仕組みがちょっとわかってきた。」

仕事も好きなことやらせてもらってて、急に病院のお世話になること多いので、とっくに飽きられて当然なんですが、、、

彼女にはほんと感謝です。
料理、さいこーに美味しいです。
今までありがとう。これからも宜しくお願いします。


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