親ガチャはあるよ

多分、親ガチャを外して、虐待を受けた当事者が語ります。

親ガチャはあるよ派

私のように虐待を受けて育った。親の収入が少なくて選択肢が少なかった。いわゆる、親の人間性、学歴、経済的な理由で抑圧を受けたこどもたちは親ガチャはあるという傾向があります。

親ガチャはないよ派

親に恵まれていた人、片親でも親がこどもに気をかけていた、どこかで人生が挽回できた場合、個人の努力不足が原因で親ガチャはないという傾向があります。

私は親ガチャはあるよ派です

私は高校の学費も自分で支払っています。
また、虐待によって双極性障害になりました。
実家はゴミ屋敷で衣食住さえ困りました。

『貧困でも高学歴や社長になった人がいる！　あなたは努力が足りないだけ！　親のせいにするな！』

と言われることがあります。

私は逆に「衣食住が揃っていて、学費も親が出してくれているに、あなたはなぜ高学歴でもなく、社長でもないの？　私より努力が少なくて済むはずでしょう？」という質問に逆ギレや無視、人格否定以外の対応を受けたことがありません。

体験しないことは、想像が難しいです。
ただ、親ガチャがないと言い切れる人は、よほど恵まれていたか、想像力が足りないか、親ガチャがないと思い込みたいのかもしれません。

親ガチャハズレを引いた私の感想

よい経験になったという印象です。
考えや、感じ方、いろいろと幅が増えたのかな？と。
私の場合、現在、あるていど生活が安定しているからそう言えるのであって、切羽詰まっていたらこんなこと言えません。

『世の中、綺麗事という集団妄想に人々はかかっているのかもしれない』という結論に到達したからかもしれません。

生まれ変わったらまた親ガチャのハズレを引きたいかと問われたら、絶対、嫌です。

おわりに、

ハズレ親に親としての能力を期待してはいけません。元々その能力がないからです。ないものは逆立ちしてもありません。

私がなりたいものにどうすればなれるか？
また、私がなりたくないものはなんだ？

を、私は考えて生きてきました。
親は私の道標にはなりませんでした。
わからなくなったら挑戦する方を選んでください。私は臆病で挑戦が苦手でした、もっと挑戦してくればよかったと後悔しています。
今はできるだけ挑戦しています。

以上、クマガイがお届けしましたʕ•ᴥ•ʔ