見出し画像

【⑧青春18きっぷの旅〜西日本編】

◆8日目:高知〜高松〜小豆島〜岡山

予定移動距離約290km

(今回は結構写真多め内容濃いめになってます
画像読み込みに時間がかかる場合があります😌)

本日の目的地は小豆島です!!

上の画像地図は、鉄道やフェリーを挟むことで経由地が複雑になった結果、鉄道の図では表せず、車移動の地図になっています😔

大まかな部分はこの通りなのでご容赦ください😌

◆計画

本日の目的地は、小豆島に行き観光することですが、小豆島をどのように周るかを高知からの列車の中でじっくりと考えます。

と言いますのも、小豆島は思っている以上に大きいからです。瀬戸内海では淡路島に次いで二番目の大きさで、面積にして約150k㎡、周囲約126kmの小さな島だけれども、日帰りで観光するには大きい島という感覚です笑

結論から言いますと、原付バイク🛵で島を巡ることにしました!!

思考回路の詳細は、緑色のピンが行きたい場所で、そこに全て行くためには、まず距離、そして険しい山と考えると徒歩🚶‍♂️は消えます笑

次に、この旅全体では何度か活躍しているレンタサイクル🚲ですが、観光範囲が港近くのみなら可能ですが、今回は徒歩と同様の理由でなしです。

そしてバス🚌は、海岸線の平地部分のみしか走っていないため、行きたい場所に巡りきれないため、これまたボツです。

残るは、レンタカー或いはレンタルバイクというわけで、値段や利便性、人数を考慮して原付バイクを選択しました!😌

と言うわけで、小豆島はレンタル原付バイクで巡りたいと思います!!

本日も長旅ですが、宜しくお付き合いください😊

◆移動開始🚃

[6:15]

本日は、非常に気持ちのいい空模様です☀️

高知駅付近のビジネスホテルを出発します。ホテルから高知駅に向かう途中に、一度は耳にしたことのあるはりまや橋に立ち寄ってみます。

Googleマップにも、高知城と並びしっかりとはりまや橋にも史跡マークが付いています。

はりまや橋は、「土佐の高知のはりまや橋で,坊さんかんざし買うを見た」とよさこい節のフレーズにもなり、純信とお馬の恋物語でも知られてます。

江戸時代に,堀川を挟んで商売を行っていた「播磨屋」と「櫃屋」が,両者の往来のため私設の橋を架けたことが「はりまや橋」の由来といわれています。

現在のはりまや橋は名前はとても有名ですが、コンクリート製であることや、有名な赤いはりまや橋は10mと短くしかも復元であることから、札幌時計台、オランダ坂などと並び「日本三大がっかり名所」の1つとされています。
(これで日本三大がっかり名所は制覇です笑)

さて、駅に向かいます笑

高知駅前広場には、坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太という土佐を代表する3人の像が立っています。

[7:00]JR土讃線 特急しまんと4号(高松行き)《若者限定四国フリーきっぷ》

高知から、小豆島までのフェリーが出る高松駅まで乗り通します!

朝食を食べながら、車窓を眺める特急列車での優雅な朝です😌

車両は特急気動車2700系
こちらの車両は、振子装置という機能が付いています。振子式とは、車体を傾けて乗客が感じる超過遠心力を低減させ、曲線通過速度を向上させるための方式の1つであり、制御付自然振子式を採用しています。

ここで、少し蛇足して振り子式の説明をさせてください😊

通常、列車がカーブに差し掛かる時、車両にかかる遠心力を打ち消すため、線路には傾斜が設けられています。

しかし、速度が速すぎると乗客が遠心力を感じるために乗り心地を悪化したり、また車両の転覆につながる危険性もあります。そのため、曲線通過時に車両の水平方向にかかる加速度が規定量を超過しないよう、曲率半径と傾斜に応じて制限速度が設けられています。

このため、列車のスピードアップを実施する場合、速度制限がかかる曲線区間は一番のネックとなっていました。

そこで、車体そのものを内側に傾斜させることによって遠心力を打ち消し、スピードアップとあわせて乗り心地の向上が図れる「振り子式車両」が開発されたのです。


そのため、四国など山が険しく、カーブが多い区間では振り子式の車両は多く見ることができます。

実際にカーブに差し掛かると、車体が大きく斜めになるため、テーブルの上のものが動いたりします。
そして、車酔いもします笑
元々、自分は車酔いしやすいタイプなので、かなり酔いました笑
心配な方は、酔い止めを持参しておくと安心です😌

昨日訪れた大歩危峡をまた通ります。

善通寺駅あたりまで来ると、平野が広がってきます。

気動車酔いして、寝ているとあっという間に高松に到着しました😌

[9:21]高松駅 着

高松駅から歩いて8分で小豆島行きのフェリーが出ている高松港に着きます。

券売機でチケットを購入し、早速乗り込みます。

小豆島までは、片道700円。
所要時間は約60分。22kmの距離となっています。

高松港から土庄港の小豆島フェリーはおおよそ1時間間隔で運航しています。

[10:00]小豆島フェリー(土庄港行き)

船内は、大学生から作業着を着ている社会人の方からご年配の方まで非常に幅広く、そして着席可能な席はほぼ埋まっている感覚でした。

非常に気持ちいいです😌

ちなみに、出発して10分後のスピードは25km/h出ていました⛴

[11:00]土庄港 着

◆小豆島観光

今回はぴったし1時間で着きました。

港から徒歩3分ほどのところにある、小豆島観光レンタカーさんにて原付バイクをレンタル致します。

車両は、ホンダのタクト、50ccのいわゆる原付バイクです。

手続きを終えて、いざ出発です。🛵

まず、初めに向かうのは小豆島オリーブ公園です。

小豆島と検索したらまずここは必ずヒットする場所です。小豆島産のオリーブオイルを使った料理はもちろん、お土産もありますが、オリーブ公園は有名なフォトジェニックスポットとなっています。

土庄港からオリーブ公園までは車で20分ほどですが、海沿いを走ったり、島の風を感じながら走ったりすることで本当にあっという間に到着しました笑
(ただ、自転車だとキツイかもです、、)

オリーブ公園に到着しました!!!

◆小豆島オリーブ公園🫒

オリーブの木がたくさんあります。

観光客の8割が若い女性といったところでしょうか😌そして、その多く観光客のお目当てはこちらのギリシャ風車です!

ギリシャ風車は、小豆島と姉妹島提携を結ぶギリシャ・ミロス島との友好の証として平成4年に建設されました。

映画「魔女の宅急便」のロケ地になったことから、この風車をバックにしてホウキを跨ぎ、ジャンプして写真を撮る、魔女の宅急便風の写真をみなさん撮っていました。ちなみに、ホウキは無料で貸し出ししてくれるそうです🧹

何にせよ、景色が素晴らしいです、、
小豆島に訪れるなら、外せないスポットです!

私ののバックを漁る猫🐈‍⬛

愛媛県の青島に行く前に大量買いした猫のごはんの匂いに釣られて来たと思います笑

小豆島オリーブ公園、本当に気持ちの良い場所でした🐈

お腹も空いて来たので、オリーブ公園を後にします。

お昼ご飯は、また讃岐うどんです笑

オリーブ公園から原付バイクで5分ほど。
気持ちの良い海岸線を走ると三太郎さんはあります。

外に並んでるお客さんは2名ほどいらっしゃいました。並んでいる間に見たメニューに載っているしょうゆかけうどんとは何なんだ、、と気になり注文は決まりました笑

しょうゆかけうどん 640円

つるつるもちもちの讃岐うどん。
何度食べても飽きることはありません。
うずらの卵と醤油もよく合います😌

お腹も満たされ、次の目的地へ向かいます。

これから原付バイクで山登りに挑みます。
そして、景色の素晴らしい寒霞渓や展望台を巡っていきたいと思っています。

少し走ると、険しい岩壁が見えて来ました。
あの山の高さと同じ高さほどまでは、これから登っていく予定ですが、、本当にすごい山です、⛰

きつい急勾配を走り続けて、寒霞渓に到着です。

◆寒霞渓

大正12年(1923年)3月7日に「神懸山(寒霞渓)」として国の名勝に指定され、大渓谷と海を一望できる景勝地となっています。
また、日本三大渓谷美日本三大奇勝日本百景、「21世紀に残したい日本の自然100選」選ばれており、新緑や特に紅葉の季節は多くの観光客で賑わうことで有名です。

瓦投は、ご時世なのかやっていませんでした、、

にしても、景色が素晴らしいです、、😌

また、原付に跨り、移動開始です。

寒霞渓スカイラインには、多くの展望台があるので見つける度に立ち寄ってみたいと思います。

美し野原高原(大観望展望台)

四方指展望台

綺麗すぎます、、
しかし、ここに来るには、車かバイクしか難しいと思います。原付バイクで来たのは本当に正解でした😌

次は、銚子渓おさるの国に向かいたいと思います。
現在地から10分ほど進んだ先にあります。

銚子渓おさるの国では、餌付けされた約500匹の野生のニホンザルが生息しており、それらは 「銚子渓の日本サル群」として香川県の天然記念物に指定されています🙈

到着!!しましたが、ご時世の影響?か閉園していました、、
(2021/3/16から営業再開しているそうです)

仕方ないので次の目的地へバイクを走らせていると、

6、7匹の猿のグループに出会しました!!

その中にはよく見ると、親子の猿も居ました🐒

なるべく刺激しないように、目を合わせないで遠くから眺めて居ましたが、怖いものですね。。
しかし、野生のお猿を車などのガラスを挟まずに見ることは初めてだった(初めては、昨日のかずら橋に行く途中のバスの中からです笑)ので嬉しいものです笑

話を戻して、次の目的地は、中山千枚田です。

◆中山千枚田

銚子渓おさるの国から8キロほどです。

3月は棚田のベストシーズンではないのですが、平野の少ない小豆島の昔ならではの農法の一つで、中山千枚田では、800枚以上の大小様々な棚田があります。

これまた絶景です!!!
本当に山一面に棚田が広がります。
しかし、農家さんは、この坂の中移動するのはとても苦労することだと思います、。

田植えの時期などにくるともっと絵になると思いますが、カラカラの棚田もいいものです😌

また、中山千枚田の付近には湯船の水と呼ばれる湧水地があります。

瀬戸内海に位置する小豆島は毎年のように水不足で悩まされているが、「湯船の水」は干ばつ時にも涸れることのない貴重な水源として昔から大切に利用されてきました。
そして湯船の水が形成している川の下流には、この中山千枚田が創造され、生活には欠かせない水源です。

日本の名水百選に指定、さぬきの名水にも指定されています。

湯船の名水がある連華寺の境内からみる棚田の風景も絶景です。(田植えの時期に来ると尚良し👌)

そして、この近くには今回立ち寄りませんでしたが、美味しそうな食堂もあります。

小腹が空いていたので、立ち寄ろうと考えていたのですが、外までのびる行列でしたので諦めました🙇‍♂️

ただ、テラス席などもあるので、新緑の季節に行くと絶景が観れるのではないかと思います😌

次は、池田の桟敷という場所に行ってみたいと思います。

4.7キロもありますが、原付ではほんとあっという間という感覚です😌

山から平地部分に下るので本当に気持ちが良いです😇原付最高です!!!🛵

と言うわけで、池田の桟敷に到着です!!

◆池田の桟敷

池田の桟敷は、亀山八幡宮の秋の例祭で神輿や太鼓台の練りを観覧するために築かれたとされており、国の重要有形民俗文化財に指定されています。

建築年代については亀山八幡宮古図面から江戸時代後期の1855年あるいは1812年以前と推定されています。

桟敷の位置は、切石積の奥行き3m×8段の桟敷が設けられており、その全体の規模は長さ80m、最高部18mもの高さになります。

かつては、桟敷のひとつひとつに所有権があり、売買できる仕組みができていたと言われています。

実際に登ってみると、かなりの急斜面で、しかも草が生い茂っているので足元は滑ります。もし滑り転げ落ちてしまったら大怪我だけでは済まないかもしれません、、

これが劇場だとは調べなければ、全くもって分からなかったです、、笑

原付があんなにちっちゃく見えます(普通に高くて怖いです)

しかし、とても眺めは良いところです!!
歴史も肌で感じられて、観光客も自分以外おらず、お勧めスポットです笑笑

原付バイクのレンタル時間もあるため、足早に次の目的にへ向かいます。

次は、エンジェルロードに向かいたいと思います。

小豆島の観光地の中では、1、2を争う有名なスポットです。

エンジェルロードは、前島と中余島間の約500メートルの陸繋砂州(トンボロ)のことです。

潮の干満により道があらわれたり海に消えたりする(タイダル・アイランド)なために1日に2回干潮の時のみ渡ることができることから、恋人の聖地などとしてとても有名なスポットです。

池田の桟敷からは、約10分ほどで到着いたします。

フェリー乗り場もある土庄港からも程近い位置にあるので、小豆島に訪れる観光客のほとんど全てがここエンジェルロードに来ると思います、、

◆エンジェルロード👼

1人で来てる人ほんといないんですけど!!!笑

自分は、景色を楽しために来てるので大丈夫と言い聞かせてエンジェルロードを1人で渡ります。

ちなみに、大余島は島全体が神戸YMCAが所有する土地(YMCA余島野外活動センター)であるため歩いて行けるのは大余島の手前までとなっています。

エンジェルロードを俯瞰で見れる高台がエンジェルロード入口付近にあるのですが、そこは混み混みで行くことは出来ませんでした、、

しかし、小豆島を代表する景色だけあってとても綺麗です!!この島に訪れたら、エンジェルロードは必須です!!

この時点で、16:00ほどになっていました。
レンタルバイク返却時間は17:00なので、港に戻りながら景色を楽しみたいと思います😌

そして、次に訪れたのは土渕海峡です。

◆土渕海峡

土渕海峡は、小豆島と前島の間にある、世界で最も幅の狭い海峡です。


全長約2.5km、最大幅は約400m、最狭幅は9.93mであり、世界一幅の狭い海峡として1996年ギネスブックに認定されています。海峡の両岸がコンクリートの護岸で覆われているため、見た目には海峡というよりも人工河川みたくなっています。水深は3.4メートル(満潮時)、1.5メートル(干潮時)。

赤いピンのある場所が土渕海峡で、それより左側が前島となっています。

アップにすると普通の川にしか見えませんね笑笑

ちなみに、ギネスブックへ申請する際に海峡の名前が必要であったことから、土庄町の「土」と対岸の渕崎地区の「渕」を取って命名されたものである。それまでは、この海峡に名前は特についていなかったそうです。

小豆島の観光も時間が差し迫ってきました😌

最後に訪れたのが迷路のまちです。

◆迷路のまち

ここ土庄本町は、中世の瀬戸内海で活動した海賊の侵入から身をまもるために、あるいは南北朝時代の戦乱にそなえて、迷路のように入り組ませた路地によって町がつくられたそうです。

個人的になんかグッとくる好きな街並みです

道は細く、狭く、そしてカーブが多いため奥が見通せないようになっています。
この手法は、江戸時代の宿場町や城下町でも同様な街並みが作られています。簡単に説明しますと、上記と同様に敵方から攻められにくいようにするため、外部と繋がる主要道路を待中に入るとカクカクカクに折れ曲がるように整備したためだと言われています。

街の区画は、何百年もの昔から残ってたりするので面白いですよね😌

そして、西光寺から見る景色も土庄町や小豆島の海や山が一望できて素晴らしいです。

街が一望できる素晴らしい景色です。

海も望むことができます🔔

迷路のまち。とても静かで、綺麗で、不思議な場所で訪れてよかった場所です😌

この時点で16:45。


港までは5分。原付バイクを返却しに行きます🛵

あっという間に、港に着きまして原付バイクとはさよならです👋
原付バイクをレンタルしたのは自分でもナイス判断だったと思います笑(合計70キロ以上は走りました)

港付近に来るとごま油のいい香りが漂います。
香りに誘われて辺りを見渡してみると、ありました。

土庄港のすぐそばに「かどや」の工場があります。
かどやは小豆島が発祥の地で、創業は江戸時代末期の安政5年(1858年)と非常に歴史がある企業です。

かどやの付近はである土庄港付近は、年中ごま油の香ばしい漂います。小豆島に訪れる際には、香りで小豆島を感じてみてください😌

時間も時間なので、フェリーに乗り込みます🚢

[17:30]小豆島フェリー(高松港行き)

帰りは行き以上に船内が混み合っていました。
また、この日の日没が18時頃だったので、船内から夕陽をものすごく綺麗に拝むことができました😌

風はまだまだ冷たく、甲板は寒かったですが、景色がとにかく美しい、、
小豆島に行かれる際は、帰りの時間帯はこの時間帯がベストかもしれません😌

[18:30]高松港着

到着しました!!!

ここ三日間で使用していた若者限定四国フリーきっぷは期限が本日までなので、これから本州に向かいたいと思います。

[18:40]JR予讃線 快速マリンライナー56号(岡山行き)《若者限定四国フリーきっぷ》

瀬戸大橋を渡りますが、真っ暗で景色は見えませんでした🥲
今度は、明るい時に渡ってみたいものですね😌

四国の3日間もあっという間で、再び本州に上陸します。

[19:33]JR岡山駅 着

大都会岡山の中心駅、岡山駅に到着しました。

南北に四国方面、鳥取島根方面に行くための在来線が通り、東西には山陽本線が走ります。そして、それぞれ特急や新幹線があり、交通の要所となっています🍑

また、岡山にも路面電車が走っており、運営企業は岡山電気軌道。長崎電気軌道などとともに、明治時代創業の日本の鉄道会社の中で創業時から社名を一回も変更していない珍しい鉄道会社です。

熊本や高知みたく夜の街を散歩しながら岡山名物を食べようと思っていたのですが、正直、眠くてたまらなかったので名物は食べずに、ホテルに直行。この日は簡単に済ませて、ホテルで温泉とサウナで汗を流し、寝ることにしました😪

と言うわけで、本日はこの辺りまでです。

旅らしい旅も本日が最後で、明日は在来線でひたすら東に進み、自宅を目指します🏠

最後まで長文にお付き合い頂きまして、ありがとうございました!!!!

◆移動距離

名古屋からの距離
→2485㎞

本日の移動距離🚃⛴🛵🚶‍♂️
高知〜高松〜小豆島〜高松〜岡山

鉄道231㎞+船42㎞+バイク70㎞+徒歩12㎞
→355㎞


歩行距離🚶‍♂️


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?