シェア
藤沢たくま
2021年8月23日 19:09
「演劇とは病気である。どれだけ長く離れていても、またやりたくなる。」高校時代、ある人に言われた言葉だ。当時は中途半端にしか理解していなかったが、今は強くそう思う。2019年、春。高校を卒業して、当時活動していた演劇サークルで脚本を担当していた。そこに参加していた役者の一人に「よかったら出ない?」とお誘いをいただいて、別団体の公演に役者として参加することになった。横浜駅近くの小劇場で8
2021年8月21日 18:18
5年前から毎年欠かさず観劇している公演がある。青の素の「雨上がりには好きだといって」シリーズ。劇団「虹の素」が主催する学生演劇プロジェクトで、横浜にある架空の高校「県立横南高校」が廃校になるまでの1年間を描く。8/20に観劇してきた。今年は「リヒトの色」。進路に悩む、美術部3年のひかり。担任からの提案で、25年前に美術準備室に作られた壁画を修復することになる。壁画の修復を通して、
2021年8月9日 15:51
私の地元神奈川県某市では、富士山はもちろんの事、丹沢の山が見えるポイントが多数ある。普段の生活でも目にする機会は多い。この時期、特に丹沢の山を見ると思い出すのが、演劇部の合宿だ。夏休みに入って早々、神奈川県の愛川町にある野外センターという自然体験施設に赴いて秋の大会に向けて創作活動に勤しむのが恒例になっていた。朝早くに起きて、大多数の部員は学校の最寄駅で待ち合わせて、朝のラッシュの最中電車