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役得?仕事を通じて覚えたことば①

日本語を教えていると、
さまざまな国の学生に出会う。
…そんなに多くの国ではないんだけど。

こんな国の学生がいた。

学生の国籍を振り返ってみると…

今まで出会ったことがあるのは・・・
大まかに、多いと思われる順番で言うと
中国
香港(現地で教えていたため)
バングラデシュ
ベトナム
ネパール
パキスタン
スウェーデン
韓国

・・・以下はクラスに一人、とか
台湾
イタリア
アメリカ
カナダ
イギリス
オーストラリア
ニュージーランド
ロシア
ウズベキスタン
モンゴル
キルギス
ベラルーシ
ボリビア
ケニア
ナイジェリア
トリニダードトバコ
タイ

教室内外で聞こえることばたち

ほぼ耳で覚えたことば

日本語の授業中、学生が
思わず母語でつぶやいたりする。
それを聞いているうちに覚えてしまうことも。
状況を見ていると、何となくなんて言ってるか
わかったり。

●各国語の数字 1~5 
 → 授業中、友だちに「〇番だよ」って教えているときがある。
   ベトナム語、インド語圏は覚えた。

●各国語の「何?」 → 学生が授業中よく言っている。
   最初に覚えたのは中国語の「什么」。
   学生がシェマシェマ言っていた。

●各国語のアイラブユー 
  → みんな一生懸命教えてくれる。否定形もきいておく。

●アラビア語のあいさつ  アッサラームアライクム
     → 忘れもしない、中学生が学校訪問に来たとき。
   恥ずかしがる学生たちにひたすらリピートさせているうちに
   わたしが覚えた。それからは得意げに使っている、笑。

●とあるアジアの国語で「靴下はけ」
  → 医者にはけと言われたのに、はかない学生がいたため 

●ベンガル語で「お金ない」→ 「タカナイ」 タカはバングラデシュの通貨
●ネパール語で「お金ない」→ 「パイサ チャイナ」 
  チャイナが「ない」:よく聞くと学生がよく言っている。

●中国のことわざ?
  一回先生は一生先生  →胸にしみたのでよく覚えている。
 

趣味で収集している表現

● 「だいたい、くらい」を表すことば
   日本語だと 30分「前後」というところを、
   中国語だと 「左右」というそうな。
   英語だと 「around」=まわり
   これを、各国語で聞いてみると、
   けっこう分かれる。

● 「H」な色
   日本語だと「ピンク」
   中国語は「黄色」
   韓国語は「赤」
   ほかの言語では「青」ということが多いようだが、
   英語の「bluefilm」から来ているらしい。
   ・・・初めて会う国の学生には、だいたい聞いてる、笑。
   

言語オタクにとっては、
たまらない環境♡
学生により効果的に教えるためにも?
これからも収集するべし!

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