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残暑の疲れを吹き飛ばす!「旬のカボスたっぷり、さわやか塩焼きそば」

「暑いし食欲出ない・・・」「夜ごはん作るのめんどくさい・・・」そんなあなたにお勧めなのがこの料理。焼きそばだから簡単だけど、カリカリ麺がしっかりした食べ応えを演出してくれます。なんといってもポイントはカボス!そのさわやかな味と香りが、残暑のつかれを吹き飛ばしますよ!

「またあの塩焼きそばたべたい!」

焼きそばと聞いてわくわくする人は、少ないのではないか。なぜなら私もそうだったからです。お祭りの焼きそばは別ですが、家の焼きそばといえばどうしてもべちゃべちゃしたイメージ。しかもどちらかというと手抜き料理的な印象があります。

ですがわが家では違います。焼きそばはメインディッシュ!「やったー!焼きそばだー!うひょー!」なのです。昔からそうだったわけではありません。こうなったのはいくつかの工夫があったからです。今日はそのコツをご紹介。いつもはクラシルさんのレシピそのままですが、今日は自己流の部分もあります。

「日田焼きそばは美味しいけど、普通のやきそばはいまいちだよね・・・。何が違うんだ?」

わが家の焼きそばが変わったきっかけは、大分県名物日田焼きそばを食べたこと。日田焼きそばの特徴は何といってもそのカリカリの麺にあります。スーパーに売られていた半額の日田焼きそばセット。試しに作ってみると明らかにいつもの焼きそばとは違います。あっという間にその魅力に憑りつかれた私たち夫婦。

しかし日田焼きそばは普通の焼きそばより少し値段が高かった。最初はそういうものだとあきらめていました。でもある時ふと気づいたのです。「あれ?別に普通の焼きそばと日田焼きそば、焼き方以外は同じものじゃない?」と。厳密には色々違うのでしょうが、私にとって大事なのは麺がべちゃべちゃでなくカリカリであることです。

そこで下の写真のような普通の焼きそばを買い、日田焼きそばの焼き方で焼いてみました。すると出来上がったのはカリカリ麺の焼きそば!これぞ私の求めていたものです。これでより安く日田焼きそば風の焼きそばを食べることが出来ます。嬉しいです!

良く見る普通の焼きそば

「今日は暑いしソース焼きそばも飽きてきた。そうだ!塩焼きそばを作ろう。」

カリカリ麺に満足し、ちょこちょこ作って食べていたソース焼きそば。もちろんこれもおいしい。でもそれを超える美味しさを誇る塩焼きそばが、この夏、私の手で生み出されました。それがカボス塩焼きそばです。

とはいっても本当になんとなく塩焼きそばが食べたくなり、偶然家にあったカボスをかけてみただけなのですが。それが最高に美味しかったのです。私はカボスを何にでもかけて食べる癖があります。お気に入りは味噌汁に入れること。残暑で食欲がなくなっていても、カボスの酸味が食欲を引き立てます。

「作り方(市販麺3人前。わが家は食いしん坊なので2人前)」

作り方といっても、そんなに難しいことはありません。でも袋めんの後ろに書いてある作り方とは全然違います。あの作り方ではべちゃべちゃの焼きそばになってしまいます。コツは材料と麺を別々に焼くこと。また麺を焼くときは水を入れず動かさず、しっかり焼き色を付けることです。

  1. 麺以外の材料を適当に焼いたあと、お皿に取り出しておく。
    材料は何でもよい。わが家で良く入れるのは玉ねぎ、にんじん、豚肉など。以外にお勧めなのがお肉の代わりに椎茸を入れること。歯ごたえもあって美味しいですよ。

  2. 油をひきなおし、麺を焼く。
    このとき水は入れない。麺をそのまま取り出し並べた後は、動かさずにじっと待つ。ぱちぱちという音が心地よい。じっくりと待つ。

  3. 良い焼き色が付いたらひひっくり返し、裏面もしっかり焼き色を付ける。
    この時まだほぐさない。ほぐすのは焼き色が付いてから。

  4. 両面にしっかり焼き色が付いたら、麺をガチャガチャとほぐす。
    水を入れなくてもちゃんとほぐれます。

  5. 分けておいた麺以外の材料を投入し、味付けをして全体になじませる。
    市販の塩焼きそばのもとであれば、付属の調味料で好みの味をつける。私は市販の調味料だと甘すぎるので、少し減らして代わりに酒大さじ1程度と塩コショウを振りかける。

  6. カボス3個を絞り入れ全体になじめば火からおろし、出来上がり!お疲れ!
    カボスの量は3個と書きましたが、私は酸っぱいのが好きなので多めです。勝手に調整してください。小皿に取り分けておいて、各自好きなだけ入れる方式もお勧めです。

「いざ実食。んまいなぁああ!!」

カリカリ麵も大事ですが、このレシピの美味しさのポイントはなんといってもカボス!カボスが全体の味をきゅっと引き締め、飽きのこない味にしてくれます。私もはまりましたが、何といっても妻がドはまり!スーパーに行くたびに塩焼きそばを買ってしまいます。

先ほども書いた通り私は何にでもカボスかけちゃうマンですが、妻は違います。味噌汁にカボスなんて入れません。普通の味覚の持ち主です。でもその妻がここまでハマるのですから、多分皆さんが食べてもおいしいと思います。お試しあれ!!

「まとめ」

  • ポイントはカリカリ麺!焼きそばを焼くときは水を入れない動かさない。しっかり焼き色を付ける!

  • 新鮮なカボスを多めに入れる!全体の味がきゅっと引き締まり深みが出る!

  • 具材は何でも良い!適当で!

今がカボスの旬です。旬の食べ物は私たちに力と元気を与えてくれます!手間もそんなにかからないし、試してみては?さぁ残暑の疲れを吹き飛ばせっ!

焼きそばon夕食のテーブル


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