45歳という世界



現在87歳だという、美容研究家の小林照子さんの
本を読みました。

「ずっとキレイな人だけが知っている45歳から変えていく50のこと」という本です。

45歳というのは、四捨五入したら50という、もう50歳目前の微妙な年齢だ。44歳とはまたちがう。50手前だって何回も言いますけど、もう王手上がりの歳?

照子さんは言う
「45歳というのは微妙な年齢です。若さを残しながら、成熟にも手が届いていない。。
しかし、50歳の壁はすぐそこにあって、大人の女としての覚悟も求められています。
そんな悩みの世代だからこそ、美意識は欠かせないと思うのです。」

服装や姿勢などの外見に気を配るのも美意識ですし、ふだんから音楽や絵画、演劇などに触れるのも美意識を磨くためです。

もっと大人の女性になりたい。

照子さんの美意識を磨く8カ条

1.見かけのパワーを生かす。単に見かけから入る。

2.表現力を磨く。話術、気配り、体力、反応のよさ、などの表現力のこと。

3.他人の視点から自分を発見する。人は自分の鏡、人かどういう評価をするかそれを参考にする。

4.自分に愛情を注ぐ。人はいつでも自分を肯定したがっている。自分にやさしくすること。

5.表情を豊かにする。口端を上げて、にっこりすれば、印象が変わります。

6.年齢不詳になりましょう。45歳の人は目の前に50歳という壁があるので、どうしてもそれを意識してしまうかもしれませんが、「大人の女は年齢不詳がいい」、という言葉を胸に刻んでおくと、のちのち歳を重ねる事が楽になると思います。

7.直感を信じましょう。「出来るはずだ」という自分の直感を信じるかどうか。
何か、食でも、生活雑貨でも、美術品でも、その作り手の心がわかり、自分の感性と合うものがあれば、それを大事にする。

8.なりたい自分になる。なかなかチャンスが来ないと、固い意志も挫けそうになるが、その期間を無為に過ごせば、やってくるはずのチャンスも逃げていってしまいます。
チャンスとはそういうものです。
チャンスを目の前にして、おののく時は尊敬する先輩を、導きの糸にするといいでしょう。小さくまとまろうとする自分を叱咤激励してくれる!

夢を見ることは、若い人だけの特権ではない。照子さんがそうだったように、いつでも、いつまでも“自分の可能性”を信じていさえすれば、もっとずっと先へ行けるのではないでしょうか!!

照子さん87歳、45歳のわたし達はまだまだ、青二才。

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