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不育症⑤

こんばんは(^ ^)クマです!

昨日は箸休めということで不妊治療中におすすめのおやつを紹介しました。



今日からまた不育症についてまとめていきます!

今日は不育症易罹患性遺伝子についてお話ししていきます。文字からして難しさそうですが、、、お付き合いください(^ ^)


◎不育症原因になる遺伝子

不育症に関わる遺伝子は、凝固第V因子Leiden変異、プロトロンビン変異など120個もあります。

頻度が多いのはLeiden変異とプロトロンビン変異と言われています。

しかし、Leiden変異とプロトロンビン変異はアジア人には存在しないそうなのです!



◎頻度の高いプロテインS欠乏症

上記2つも頻度は高いと言われていますが、日本人に存在しないと言われていますので、それ以外で頻度が最も高いものであるプロテインS欠乏症についてお話ししていきます。

プロテインS欠乏症は不育症の95%を占めると言われています。しかし、初期流産とは関係しないという研究結果が報告されています。

プロテインS欠乏症とは、血栓性素因であるプロテインSが欠けている状態のことです。

日常生活を送っていく上では下肢の深部静脈血栓症を起こすことが多く、足のむくみ、正座不能、疼痛と赤紫色の腫脹がみられます。この血栓の一部が流れて肺血栓塞栓症をおこすと胸痛と呼吸困難などを引き起こす可能性があります。

不妊治療分野で言うと、習慣性流産をおこす原因となります。



◎プロテインS欠乏症の検査と治療

プロテインS欠乏症は採血によりプロテインSを測定していくことでわかります。

もしプロテインS欠乏症であると診断された場合、ヘパリンという血液をサラサラにする薬を使用していきます。

しかしながら、この治療法の有用性は確立されていないのが現状です、、、

今後の研究に期待ですね、、、。



今回のお話は以上です。

明日も引き続き不育症についてお話ししていきますね!

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