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妊娠しやすい体づくり*鉄分編

こんばんは(^ ^)クマです!

前回までは、男性不妊にフォーカスを当ててお話してきました。

今回からは妊娠に向けた体づくりについてお話していきます。

第1回目は”鉄分”についてのお話です!


◎妊活と鉄分

鉄分は、体へ酸素を運んでくれる大切な働きをもっています。

それだけではなく、実は妊娠するときには必要不可欠な栄養素なんです!

鉄は、子宮の内膜を作るのに必要な栄養素です。

つまり、卵を迎えるためのふわふわベッドを作るのに必要な栄養素といえます!!

女性にとって、すごく大切な栄養であることがわかりますね!


◎女性は毎月の月経で鉄が失われている

女性には月経の周期があって、個人差はありますが、1周期の月経で50〜120mlもの経血が排出されています。

よって、女性は男性に比べると貧血になりやすいと言われています。

妊娠可能年齢にある女性のほとんどが鉄欠乏であるとも言われています。


◎もしかして隠れ貧血?

一般的に、健康診断の採血で調べる貧血の値は、

赤血球中のヘモグロビンヘマトクリット、この2つが多いです。

しかし、この値が正常でも、貧血の方がいます。

それがいわゆる隠れ貧血と呼ばれるものです。

隠れ貧血を知るためには、血中のフェリチンというものの値を調べる必要があります。

フェリチンとは貯蔵鉄と言われるのもで、簡単にいうと、鉄分の貯金箱です。

体内の鉄が不足すると、貯蔵鉄から不足分を補おうとするため、見かけ上、ヘモグロビンやヘマトクリット値は正常に保たれます。

しかし、貯金箱が空の状態だと、

・あざが出来やすい

・しっかり寝ても体がだるい

・朝起きるのが辛い

・手足がいつも冷えている

・イライラしてしまう

などの体の不調が出てきてしまいます。

健康診断では貧血の指摘がないけど、このような症状に覚えのある方、、、

実は隠れ貧血かもしれませんよ!!

症状があるなら検査してみると良いかもしれませんね!

でも実は、普通の健康診断ではこのフェリチンという項目は検査に含まれていません。

なので、気にある方は婦人科などやっている病院で採血するのが良いですね。

妊娠を望むならフェリチンの値は60〜80ng/mlは欲しいところです。


◎鉄は2種類存在する

食事に含まれる鉄には”ヘム鉄”と”非ヘム鉄”があります。

ヘム鉄は、お肉やお魚などの動物性食品に多く含まれています。

一方、非ヘム鉄は野菜や豆など植物性食品や卵、乳製品に多く含まれています。

ヘム鉄と非ヘム鉄の大きな違いは、体への吸収率で、

ヘム鉄は体内への吸収率が高く非ヘム鉄は吸収率が低いです。

ヘム鉄は非ヘム鉄の5倍も吸収率が高いのです!

こんなに差がありますが、非ヘム鉄はビタミンCや良質なタンパク質と一緒に摂取することで吸収率が上がります。

ここで注意ですが、鉄分の吸収を邪魔するものもあり、それは

・コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるタンニン

・食物繊維

です。食事と一緒に緑茶を飲む機会って結構あると思いますので注意が必要ですね!


これからも、鉄分の多い食事をとり、妊娠しやすい体を目指しましょう!


本日もご閲覧いただきありがとうございました(^ ^)

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