見出し画像

一緒に写真を撮りたい人は誰ですか?

ヨーガ講師です☺️

毎年夏に1回30分ほど会う方がいます「いとう写真館」の皆さま。この季節に家族写真を撮って頂いて今年で6回目!大自然の中、フィルムカメラでの撮影。出来上がった写真は約2ヶ月後(忘れた頃)にモノクロで届きます。私達は「開封の儀」と呼び、正座をして届いた箱を開け、ドキドキしながら見ることになります。

この「いとう写真館」さんが「LIFE」という関西圏テレビ番組で紹介されていました。その時、カメラマンのいとうさんが

家族写真と言ってしまうと非常に限られた人たちになってしまう。だから僕はあえて「記念写真」と言いたい。

お世話になっている人、大切な時間を過ごしている友達、大切な仕事仲間、撮りたい人と撮っていこうよ!ということですよね。素敵だなぁと思いました。

そこで思い出したのが

原田マハ著 リボルバー

画像1

史実に基づいたフィクションでゴッホとゴーギャンについて書かれている小説。とても印象的な一節があります。

「ファン・ゴッホは、想った相手には受け入れられず、家庭を築く事もできなかったけれど、弟とその妻の不屈の情熱に支えられて世に出たのに対して、ゴーギャンは家庭を築き、五人もの子供を授かっていたにもかかわらず、彼の芸術のために親身になって尽くしてくれる身内は存在しなかったんです」ーリボルバーより引用ー

身内でも身内でなくとも、自分にとって大切な人、大切にしたい人、大切に思ってくれる人。改めて考える時間になりました。

それぞれが「誰かの大切な人」

思い出に残る写真を撮っていきたいです🌻



この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?