課題11.自然の中でゆっくり過ごす時間を持つ #夢をかなえるゾウ0 #やってみた

2023年7月21日 12:44

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課題11.『自然の中でゆっくり過ごす時間を持つ』

（当企画の説明や目的はこちらから）

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「君は、なぜ、人間が大自然の中にいるとリラックスできるか知っているかね？」

「それは…」

突然の質問に戸惑いながらも答えようとすると、例のごとくガネー馬が先に答えた。

「空気が美味しいとか、緑を見ると目が癒されるとか、そういうことを言うつもりなのだろう。確かにそれもある、が！」

ガネー馬は、踵で床をカツーン！と鳴らすと言った。

「音だ」

「音…？」

「自然界にある音──川のせせらぎや、木の枝葉の触れ合う音、動物や虫の鳴き声──には人間が聞き取れる周波数の上限を超えた音が含まれている。それらは都市で耳にする音には一切含まれず、楽器の中でも琵琶や尺八など、ごく一部に限られる。そして耳では感知できないその音こそが、人間を癒しているのだ」

興味深い話にうなずくと、ガネー馬は続けた。

「目に見えるものだけが、耳に聞こえるものだけが、世界ではない。君には、君自身が意識していない素晴らしい能力が備わっているのだよ！」

引用元：夢をかなえるゾウ0（ゼロ）-ガネーシャと夢を食べるバク-水野敬也-

自己理解プログラムや世界一やさしいやりたいことの見つけ方で有名な八木仁平さんが、動画の中で紹介されていたことを実践して、早5日が経つ。

①寝る前にPCやスマホを寝室に置かない
②朝15分散歩しながら倍速でオーディブルを聞く
③15分モーニングノートを書く

朝の散歩中にて、湖の鏡面に映し出された、空と雲。

美しい景色を見て、シャワーを浴び、出社する。
清々しい気持ちで、仕事に取り掛かることができているのが、自分でもよくわかる。

──それだけじゃない。

毎日同じ道ではなく、毎日違う道を選んで、湖に向かう。

するとある日、道すがらに高台があることに気が付いた。

高台から見た湖は、近く見る時のそれとは、また一風、趣の異なるものだった。

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とあるコミュニティ内のイベントで、大自然に囲まれた民泊施設にお邪魔した。

自然の中で過ごす非日常には、普段の日常の中では感じることのできない、たくさんの発見があった。

中でも特に印象に残ったのは、火起こし体験。

手に持った火付け用の金具を擦り合わせ、火花を着火物に向ける。

原理を理解し、主催者の方がコツを教えてくれるんだけど、実際にやってみると、なかなか火を点けることができない。

何度も何度も、大量に試し、失敗しつつも、うまくいきそうだと思った角度や感触に集中し、忍耐強く、実験、改善を繰り返す。

すると、要領が掴めていない最初の時には、小さかった火花が、

何度も何度も、実験、改善を繰り返していくうちに、少しずつ火花が大きくなっていって…

そして、ついに…！！

…歓喜…！！（汗だく）

非日常の中で、たくさんの発見をしながら、夢をかなえようとする仲間と一緒に飲んだビールは、なんとも筆舌し難い味がした。

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「夢」と「自然」が関連するところはないかなと探していたら、意外とそれは、僕の住んでいる街からそう遠くない場所にあった。

向かう道中。曇ってこんなに近くで見れるんだ。

思ったより山奥（汗だく）（２回目）

そして…

ネットで「確認」しただけでは決してわからなかった。

そこには、僕の心の琴線に触れるような素晴らしい景色が、眼前に広がっていたのだ。

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世界は、あまりにインターネットが普及し過ぎた。

どんな僻地でも、調べれば写真は山ほど出てくる。どんな場所かも、どういうルートで回ればいいかも、お節介なほど説明し尽くされている。

でもそれは、『発見』の旅ではなく、「確認」の旅なのだ。

あぁ、この景色、あの写真と同じだね。で、うんうん、こういう場所なんだよね。確かにね。

っていう。

だから、

家の近くに湖を見渡せる高台があったときのこと
火を灯す難しさやそれを達成したときのこと
夢中で生きようとする仲間に囲まれているときのこと
エメラルドグリーンに映る水の色を目の当たりにしたときのこと

ネットを通じて「確認」するだけでは、決してわからない。実際の行動を通じて、五感で感じ得た『発見』というのは、夢をかなえていくうえで、なんと大事なことなのだろう。

よく、非日常体験なんていうけど、非日常というのは、日常生活では体験することができないこと、即ち、新しい『発見』をする、ということだ。

こういった『発見』を通じて、今まで当たり前ではなかった非日常を、少しずつ日常のものへと、落とし込んでいく。そうやって、自分をアップデートしていく。

そのための実現手段の一つが、今回の課題11.『自然の中でゆっくり過ごす時間を持つ』、ということなのだと思う。

普段、仕事や家事、育児に追われている僕たちの日常では、決して見つけることができない新しい発見が、非日常にはある。

それが、貴方をワクワクさせ、貴方を夢中にさせてくれる。

それが、なによりも、大事なのだ。

なぜなら、最高の楽しいは、必ず”わからない”を含むのだから。

それが、”夢をかなえる”ということなのだから。

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こんな風にゆったりとした時間を過ごすのは、いつぶりだろう。

入社してからは、カフェや公園にいても頭の中は仕事に占領されていて、心からリラックスできることはほとんどなかった。

（これからは、こうやって自然の中で過ごす時間を作っていきたいな…）

ふと、そんな考えが頭に浮かんだが、これも一つの「やりたいこと」だと気づく。

ポケットからメモ帳を取り出し、「乗馬」のあとに書き込むと、それ以外にも、キャンプをしたり、青空の下で美味しいものを食べたりしたいという思いがどんどん浮かび上がってきた。

課長から「お前の夢は何だ？」と聞かれたり、普段の仕事を監視されたりしているときに感じるプレッシャーは一切ない。穏やかな気持ちで、メモ帳の上のペンを動かしていく。

それは、僕にとってすごく「自然」な行為に感じられた。

引用元：夢をかなえるゾウ0（ゼロ）-ガネーシャと夢を食べるバク-水野敬也-