月の光

月夜のの光に照らされていた。
一人の女性が真っ直ぐに手を光の方へさしのべていた。
その表情は泣いているようにも思えた。
「泣いているのか?」
心のなかでそう思った。
すると、彼女は踊り始めた!
風が運んでくるメロディーにのせて・・・。
身をゆだねるように手を、足を、体を何かにうったえかけるように踊り続けていた。
只々、月明かりのスポットライトの下で可憐に舞っていた。

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