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オーストラリアのコーヒー農園 マウンテントップ農園

数日前までNSW州の北部に位置するByron Bay(バイロンベイ)の辺りに休暇で滞在してきました。観光で山の方にあるNimbin(ニンビン)などにいく機会があった、その近くにあるコーヒー農園 マウンテン・トップ農園 に社会見学しに行ってきました。
コーヒー農園を訪れるのは初体験なので勉強になりました。
トップの写真は有名な岩山ニンビンロック。

オーストラリアでもコーヒーは栽培できる

実は、オーストリアに住んでいながら国産のコーヒーというのはあまり聞いたこともないし、サーブしているカフェも聞いたことがありませんでした。いろんな文献を見ると、ニューサウスウェールズ州北部とクイーンズランド州東海岸一帯は、年間を通じて15~25℃の温暖で、十分な降雨量と肥沃な土壌に恵まれた地域であるため、コーヒー栽培に非常に適しているんだそうです。後で訪れたバイロンベイのマーケットでも他の農園の方が焙煎後のコーヒー豆を販売しているのを見かけました。反対に、南部の方はワイン農園なんかが多いんですね。

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驚くほど小人数で運営されていました

事前にメールで連絡し、担当のBernardさんから忙しいけど1日前くらいに連絡くれればOKということで連絡していきました。
Nimbinからはそんなに遠くない場所で30分もあれば着くような場所でした。

まず、驚いたのは二人だけしか農園にいませんでした。
一人は収穫や精製などの方で、それ以外のアドミンなどの作業をもう一人とざっくり分けていると言ってました。丁寧に大きなマシンの上まで登らせてくれて色々な過程の中のコーヒーチェリー、コーヒー豆を見せてくれました。
なお、こちらのマウンテントップ農園ではダブルパス(乾燥させたチェリーを水槽につけてふやかしてから外皮を除去する方式)という製法を採用しているようです。後で色々調べたら日本語のサイトでこういった解説が詳しく書いてました。日本語の情報かなりマニアック笑。記事の最後に参考リンクを全部掲載します。
その他、日本の各種サイトでも述べられているようにアボガドに転作(おそらく他のオーナーに売った)した区画がありました。アボガドの場合、一本の木から$500くらいの収穫が見込めると説明してくれました。
それを聞きながら、、まさに目の前で大きなマシンを通し、豆を精製したり、発酵させたり、乾燥させたり、焙煎まで、、、と非常に手間のかかるコーヒー農園・栽培をやっている方々に本当にリスペクトしなくてはいけないですね。 なお、Bernardは前職は消防士やってたって言ってました。

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いくつか焙煎豆をお土産に購入

v60のドリップと、エアロプレスでいただきました。
浅煎りのMicrolot以外は結構独特な味や風味だなーという印象です。豆の焙煎日が不明でどれくらい経過したものなのか不明なので言えないですが、少しガスくさい。もしくはダブルパス製法のせいなのか少し不明ですが、街中で購入してくるスペシャルティコーヒーとは少し毛色が違う印象を受けてます。また、おまけでコーヒーの実の方を乾燥させたお茶をたくさんもらいました◎ 大感謝です。

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今回、自家用車でのロードトリップにし、片道約8時間という道のりでしたが飛行機を使用しない旅もいいもんですね。

マウンテン・トップ農園のコーヒーは日本でも購入できる

マウンテン・トップ農園の豆を販売・紹介しているウェブサイトリンクです。
https://www.kunugimame.com/shop/products/detail.php?product_id=253

https://tachicoffee.thebase.in/items/30417019

https://www.specialtycoffee.jp/beans/1933.html

https://perfect-coffee.info/mountain-top

https://real-coffee.net/direct-fire-roast-tamaki-australia-mountain-top-estate-k7-natural-double-pass

では

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