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深夜に突然声をかけた女性、連絡先を交換し、、

売上8500円/2h、声をかけた人数30人、購入者4名、2023/7/18🌃


はじめに


みなさんこんにちは!フルーツボーイ中村です。
今回は恵比寿での話!

不特定多数の老若男女に声をかける行商のお客様は基本的にはご新規様。私自身も「人間の研究」を兼ねているため、できるだけ偏らないようにいろいろな「人種」に声をかけるようにしています。

つまり、基本的には2回目の出会いってあまりないのですが、1回目に印象的だった人とは連絡先を交換させていただき、2回目以降も会うこともあります。

①果物がめちゃ好きでリピート
②私の活動などに興味を持ってくれリピート(ついでに果物も)

この2パターンでつながらせていただくことがあるのですが

今回は①②の両方に当てはまる面白いお客様に出会った時のお話です。出会いからやり取りまでを含め、またまた人間について興味深いことを発見したのでそれについても併せてお話します!

人間の研究がまた進みました!
それでは行きます。

ポジティブな酔っ払いに近づいてみた


私は飲み屋街に売りに行くこともあるので、声をかけたお客様が酔っ払っているケースが多々あります。大きく2種類の酔っ払いがいると思っています。

①ポジティブな酔っ払い
②ネガティブな酔っ払い

基本的には両者ともに声をかけるのですが、歩き方や仕草などの雰囲気から、これは明らかに危害を加えられるな!と思う方には声を掛けません笑。

この時は、ふらふらと女性が歩いてくるのが分かりました。なんとなくの雰囲気で②ではないなと思って、思い切って声をかけてみました。

「すいませーん」

???

「あのー果物屋なんですけど、、、今特売で一人ひとりに声をかけていてるんですが、お一つどうですか??笑」

ふつう夜中に突然現れた得体のしれない果物屋に声をかけられたら、みなさんはどう反応するでしょうか?

きっと
びっくりして逃げる、無視する、身構えて警戒する、、

きっとこのように「守り」に入るのが普通です。
しかし、この女性は違いました。

なんと

「へえー!何もってるの?」

www

第一声がこれ。

はい、「ポジティブな酔っ払い」確定!!

お金がなくて断念→連絡先を交換

たまにいるんです。こういう人。

「めっちゃおいしいネクタリンと温室みかんです!!」

「あーネクタリンおいしそう!、、あ、まってお金ない、現金しかダメだよね?うわー、、ごめんね~」

、、、、

流れが早すぎて混乱するかもしれませんが、まじでこれくらいのスピード感でしたw

「ほんとごめんねー、お金持っていたら買うのに、、、、すぐそこに住んでいるんだけどさぁ、今は現金ないんだよー」

「全然大丈夫ですよ!たまにこの辺周っているんで、ご縁がありましたら、またぜひ!」

そんな感じで私は会社の名刺を渡しました。
渡しながら、この女性とのやり取りを振り返っていました。

、、、

ほろ酔いではあるけど、しっかりとした受け答え、それでいて、住んでる場所教えてくれたりと、かなりオープン、、、もしかしたらこの人、酔っぱらっているからポジティブなのではなく、もともとの人間性がポジティブな気がする。

そう判断した私は会社の名刺と同時に、私の個人のラインを教えました。

「お姉さん、近く来たらまた連絡するんで、よかったらライン交換してください」

「おっけ、わかった、ありがとう!」

こんな感じでこの日は購入することなく、終わりました。
時計を見ると24:00を超えていましたw

おっそ!笑

三日後に連絡、、、すると…

私は社交辞令的に名刺を渡し、その後連絡をしないこともよくあるのですが(すみません)

この女性はとても気になったので、三日後に恵比寿にいき、実際にラインを送ってみました。

「〇〇さん先日はありがとうございました!本日も恵比寿におります。桃があるので良かったら!」

しばらくすると

「連絡ありがとうございます♪〇〇ってわかるかな?そこにいるから来てくれる?」

早めに返信ラインが届き、飲食店の場所を指定してくれ待ち合わせることに。

そして、その後、実際に会うことができ、その女性にプラムを3パック購入していただきました。

「この前はお金なくてごめんね~」

「いえいえ突然声かけてしまって申し訳なかったです、、、それよりも本当にまた会えると思いませんでした、返信嬉しかったです!」

「いや直感的に、怪しくないなぁと思ったからね、けっこう私、知らない人に声かけられるのよねーw」

とまぁ

かなり軽い感じでお話ししてくれましたw

今日の学び

さて、今日の学びですが

「環境の鎧」を確認できた

と、いうことです。


環境の鎧の詳細はこちらの記事↑で分かりますが

簡単に言うと

これまで生きてきた経験によって作られた価値観のかたまり

みたいな感じです。

行商をやっていると9割がNoのお客様(断られる)なのですが

そのほとんどが

防衛本能と環境の鎧

が発動していると思っています。

具体的には何か危険にさらされると思ったら本能的に「命を守ろう」(防衛本能)とするし、過去のトラウマや教育、ニュースなどから「知らない人には関わらない」(環境の鎧)ということが体に染みついているということです。

一方で
1割のYes(購入者/話を聞いてくれる)の人は、防衛本能はありつつも、環境の鎧の種類が少し違います、それは人に対してよりオープンな鎧を身につけている感じです。それは想像するに、子供の頃の教育や大人になってからの体験から「人に対してオープンであること」を大事な価値観として持っているということです。

以前、東南アジアの人は、行商している人が母国に多いので私の話を聞いてくれやすい、という話をしましたが、この女性はまさにそんな感じがしました。(この女性は日本人ですw)

日本人は「守り」の鎧を身につけていることが多いので、この人はかなり珍しいなぁ、と思うと同時に、このオープンな女性は、きっとそのオープンさを武器に様々な経験をたくさんされており、とても魅力的な方だろうなぁと勝手に想像しました。

最後に

環境の鎧の奥に潜んでいる人間の本質を探究していくのが私がやりたいことです。

私はこれまでの経験からきっと、

人間の本質はみんな一緒で「善」である

と思っているのですが、みなさんはどのような考えを持っているでしょうか?ぜひ、お聞かせいただけると嬉しいです。

ちなみに余談ですが、、、

日本のメディアは「守りの鎧」を強化する報道がかなり多いです。

??どういうことか。

私たちは日常的にネガティブなニュースを良く見ます。
例えば詐欺、窃盗、戦争、殺人、自殺などの映像を結構な割合で、シャワーのように浴びせられています。しかもその経緯や残酷さなどの詳細まで。

そりゃ私たちの環境の鎧が「ヤバい、守らなきゃ」になるのは当然です。

さて、

でも現実は違う

と私は思っているわけです。
なぜなら毎日、かなりの数の人間に出会っていますが、犯罪者に出会ったことは一度もないからです。
それは私が「人間の本質は善」だと信じているからに他ならないのですが、、、

「思考は現実化する」byナポレオン・ヒル

現実を作るのは頭の中次第ということです。

この辺は長くなりますので、
後日、私の研究記事でまた伝えていきたいと思います。


それではまた!












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