自社の人材を確保するにはどうしたらいいか?
こんにちは!クボタです。
今回は「良い人材が集まらない場合、どうやって集めたらいいか?」
というテーマでお話していこうと思います。
募集をかけても良い人材が来てくれなかったり、
採用に困っている企業さんは今すごく多いと思いますし、
ビジネスをしている限り永遠のテーマだと思います。
では早速、その結論を先に言ってしまうと、
『会社を大きくする』
『人材を育てる』
この二つしか人材を確保する方法はないと思います。
まず一つ目の『会社を大きくする』に関してですが…まぁこれは当たり前ですよね。
みなさん共通の目指すべき目標だと思います。
採用活動する人は"雇用の安定"を求めています。
就職人気ランキングなんか見てもまだまだ大企業が人気です。
なので就活している方は、「なるべく大きい会社に入りたいという」心理があるんです。
よって、会社を大きくすれば必然と人材が自社に入ってきます。
しかし、「そもそも会社を大きくする為に人材が必要なんじゃないか?」
…となってきますよね。
人材を確保するために会社を大きくしたいが、会社を大きくするためには人材が必要じゃないか!
と思った中小企業の経営者の方もいると思います。
そこで僕がお勧めするのが、2つ目の『人材を育てる』です。
ここから僕の話を少ししていくんですが、
僕の会社は社員10名の小さな会社です。
まぁ現場で作業してくれているスタッフさんは数百人単位でいますが、
あくまで事務所の中オフィスの中で正社員10人。その中で営業社員は5人です。
ですがこの5人は全員営業未経験でした。
営業も全くしたこともない。ビジネスマナーも知らない。
そんなところから彼らを一から育てました。
僕の会社の月の売り上げは約3000万円なんですが、今では売り上げをこの5人で作っています。
5人と言ってもその中の1名はまだ入社して約4か月なので、ほぼ4人でこの売り上げを作っています。
こんな感じなので僕の会社の求人は
「未経験OKです!興味がある方は来てください!」みたいな感じで募集を出します。
それか、現場とかで挨拶をした時に明るく挨拶を返すスタッフには
「営業とかに興味ない?興味があれば未経験でも育てるから安心してください!」
みたいに、最早未経験で一から育てる前提でいます。
あとは会社の雰囲気が明るいことが重要だと思っています。
求職者が重視しているのは"安定"と"職場の雰囲気"です。
この職場の雰囲気を良くするのはどの会社でもお店でも可能だと思います。
面接来た際に事務所で怒号が飛び交っていたり、
雰囲気が暗い感じだと入社したいとは思いませんよね?
でも、こういう会社は実際にあるんです。
職場の雰囲気を作っていくことは経営者だったり役職がある人たちの仕事です。
具体的にどう良くするかというと…簡単です。
ニコニコしているだけです!
とにかく部下や新人がわからないことをいつでも気軽に相談できるような自分でいるだけです。
いつ聞かれてもちゃんと仕事の手を止めて「どうしたの?」って感じで。
僕の会社はそれを意識しています。
そうすると新しい新人が入ってきても、
そう育てられた先輩が自然とそういう風に接するようになるんです。
自社の求人に応募してきてくれた方の面接時に関してですが、
基本的に来てくれた方は僕自身が面接をします。
面接終わって、僕が「他の会社も何社か受けてるでしょうから色々検討してみてくださいね」って言うと、
ほぼ全員その場で「ここで働きたいです!採用を今決めてほしいです!」
って言ってくれるんですね。
たぶん、社長である僕自身が明るい雰囲気で面接するからだと思うんです。
「会社のトップの経営者がこの雰囲気なら、きっと会社も雰囲気いいだろうな」
と、そう思ってくれるからだと思います。
こんなザ・中小企業にそう言ってくれるのは本当ありがたいです。
でもこれはあくまで僕の会社のことなので、皆様の参考になるかはわかりませんが…。
新人さんを大切に育てることによって
「この会社はすごく手厚くしてくれるし働きやすいな」と思ってもらえれば、
社員の定着率の向上も図れますよね。
まとめると、採用に困っている中小企業ができることは
◎一から人材を育てる
◎会社の雰囲気を良くする
だと、僕は思っています。
これらと並行して会社の売り上げ等を上げて規模を大きくしていくっていうイメージですね。
教育・育成を惜しまず、社員にとって居心地の良い職場を目指すこと。
それを意識すれば新たな人材は集まるようになります。
慢性的な人手不足や人材不足でお悩みの企業様は、今一度会社の環境や体制を見直すべきだと思います。
必死に求人を出して呼びかけしても人材がなかなか集まらないのは、
そもそも今の職場環境に問題がある可能性があります。
人材の募集をかけるのは、その問題を解決した後にした方がいいと思います。
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