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脂質異常症 体験記⑤

16時間ダイエットをやってみよう

前回、食べることをあまり我慢せずに続けられるダイエットはないかを探していたところ、16時間ダイエットと運命的に出会いました。(16時間ダイエット詳細については前回の④をご覧ください)

まずは、どの時間を食事の時間(8時間)に充てるか、自分の生活リズムと合うスタイルを考えました。仕事が朝から夕方までなので、朝ごはん抜きだと少ししんどいし、夜は特に活動することもなく寝るだけだし、朝・昼ごはんを食べられる時間を8時間にあてようと決めました。(朝8時から夕方16時までを食べてOKの時間に設定しました)
これからは夕ご飯は抜いて我慢する。とりあえずやってみよう。

始めた当初は、夕方までしか食べることができない!!と強迫観念がでてきたのですが、一気にすべてを変えるのは難しいので、夕ご飯は、どうしても何か食べたい時や生理前で食欲が止まらない時などは、無理せず、野菜やサラダチキンなどを軽く食べて落ち着かせていました。具体的に食べていたものについては次回詳しく書こうと思います!


これまでの食事内容を振り返る

16時間ダイエットを始めるにあたり、これまでの食事内容と脂質の摂取について考え、改めました。

脂質異常症を発症するまでは、カロリーや栄養素を全く気にせず、その時の自分の気分に合わせて手軽に食べらるものばかり食べていました。

具体的に言うと…、

主にコンビニやスーパーで売っているフライやホットスナック、惣菜に冷凍食品などを好んで食べていました。ラーメンや洋食、ファストフードも大大大好き!ハンバーガーにポテト、フライドチキン、ラザニアにクリームパスタ…。今でも大好きですが、以前は頻繁に食べていました。

さらには食後のデザートと称してスイーツを週3回くらいは買って食べていました。シュークリームにケーキやプリン、焼き菓子のフィナンシェやドーナツ、パイも大好物。仕事頑張ったから食べてOKと自分を甘やかし、しょっちゅう買っていました。

お菓子も大好き。ポテチやスナック、チョコレート菓子にクッキー、特に欧米で売られているお菓子が大好きでした。常に手元にはお菓子を常備させて、いつでも食べられるようにストックをしていました。

挙げ句の果てには、お酒。毎日飲んでいました。ビールが一番大好きで、350缶を2缶飲み、調子がよければそれにプラスしてあまいチューハイ350缶を1缶飲んでいました。夕ご飯を食べた後に、おつまみにポテチやチータラ、乾き物のお菓子とともに晩酌をしていました。


そもそも、私の母が作ってくれていた食事が純和食で、食卓には常に煮物や焼き魚などヘルシーなものばかり並んでいました。脂っこくて味の濃いものはたまにしかなく、洋食的なものや外食も口にする機会がほとんどありませんでした。

今思えば、手間のかかる煮物をいつも作ってくれて、健康的な食事を用意してくれて本当に心から感謝しているのですが、子供の頃は食べたい盛りで、純和食の食事を物足りなく感じていました。

その反動もあってか、自分で使える自由なお金が手に入った途端に、上記のような食べ物を好んで食べるようになりました。それが習慣化してしまい、脂質異常症へとつながったのです。


これまで羅列してきた脂質が多くて味の濃い食べ物が<悪>なのではなく、自分がうまく付き合えず、食べすぎてしまっていたことこそが<悪>だったのです。うまく取り入れて食事を楽しめばよかったものを、私は子供の頃の反動にかまけて無鉄砲に好きなように食べすぎてしまっていたのです。

こうやって振り返ると、とんでもない食生活だったなと反省しながら書いています。ごめんよ自分。でも、脂質が多くて味の濃い食べ物…、最高!!

自分の体に感謝しながら、⑥へ続く…。

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