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深掘り!英語英文学科のIESとGECについて

神奈川大学外国語学部英語英文学科です。今回は英語英文学科のIESとGECの英語による授業や留学制度について紹介していきます。一つの学科の中に二つのコースがあり、入試から異なるものの、どちらも英語に特化しているIESとGEC。今、大学進学先について悩んでいる学生の皆さんにとってはなかなか違いがイメージしにくく、正直気になるところかもしれません。このブログ記事ではそんな皆さんの疑問にお答えしていきたいと思います!



そもそもIESとGECとは?

IESとGEC、神大では「イーエス」と「ジェック」と発音します。IESは "Integrated English Studies"、GECは "Global English Communication" の略称となります。定員はIESには160名、GECには40~50名と学生数に差異があります。2つのプログラムの大きな違いは、GECは留学が必須であることと専攻科目をすべて英語で受講することです。

IESとGECの授業は英語で行われるの?

受験者にとって勉強面で一番心配なのは入学前の英語力かもしれません。オープンキャンパスでも高校の英語の授業は好きだけど、正直大学レベルで英語での授業についていける自信がないという率直な悩みの声もありました。

IES・GECの先生方はこれまで何年も「英語を勉強する」だけではなく、「英語での勉強」に挑んでいく学生をサポートしてきました。入学後はTOEICによりレベル別のクラス分けがおこなわれ、IESとGECの学生がともに学ぶ1年次のFirst Year English、2年次のSecond Year Englishはすべてネイティブの先生により英語で進められます。オールイングリッシュでも、 レベル別であるからこそ、自分のペースに合わせて英語を学習していくことができます。

IES・GEC共に英語での授業は基本使用言語は英語となりますが、時には日本語を交えながら、もしくは分かりやすいシンプルな英語を使っての指導も行われます。大学に入った時点ではまだ英検やTOEICを受けたことがない学生も多いので、大学での学びを通して英語力を身に付けていくことが前提として授業は行われていきます。

英語での授業ではもちろん課題も英語での提出となりますが、レポートの書き方、データの集め方やデータ分析の仕方まで一つ一つ順番に説明があるのでサポートは非常に手厚いです。授業の課題をきちんとこなしていけば徐々に英語での書き方にも慣れていきます。

最後の卒業プロジェクトもIESとGECでそれぞれ違ってきます。GECだと卒業プロジェクトは英語で執筆しなくてはいけません。IESの学生でも指導教員によっては英語で卒業プロジェクトをやることもできるものの、基本は日本語での卒業プロジェクトとなります。

IESから留学に行くことは可能?

留学を希望する学生のために様々な留学プログラムが提供されています。これらの留学プログラムはIESとGEC生両方に開かれています。 GECの留学を終えた後でほかの留学プログラムに参加する学生や、IESから複数の留学プログラムに参加する学生もいます。

どういった留学プログラムがあるの?

英語英文学科から留学に行く学生には下記の4種類の留学プログラムが用意されています。留学は期間、国、費用(*)とそれぞれ違ってくるので、4種類の内一つの留学プログラムに参加する学生もいれば、複数の留学プログラムを活用し色々な国に留学している学生もいます。

1.GEC留学プログラム

GEC生は2年生の3月下旬から7月下旬(1学期)にかけて必須である語学留学に行きます(留学は必須であるため、合計20単位を取得することができます)。現在はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの4ヵ国6大学の中から選ぶことができます(こちらは相手大学の都合上、変更となる可能性もあります)。留学先は一年次の成績も判断の基準となります。留学先の学費は留学先によって違い、年度によっても違うので、必ずウェブサイトをチェックしてください。GECでは在学中、留学に行くことが前提としてカリキュラムが構成されているので、留学について授業中に学ぶ機会が多くなります。

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2.短期留学プログラム「SEA1」と「SEA2」

学科独自のStudy English Abroad 1(SEA1)とStudy English Abroad 2(SEA2)は教員引率による海外研修です。 SEA1は春休み中にハワイ大学(アメリカ)で2週間(2単位)、SEA2は夏休み中にサリー大学(イギリス)で約3週間(3単位)過ごします。SEA1とSEA2も別途留学費用がかかります。

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3.派遣交換留学

派遣交換留学の魅力は、派遣大学先の授業料が免除され、奨学金に応募できたり、派遣大学先の単位が神奈川大学の単位としても認定されることです。英語圏(イギリス・アイルランド・アメリカ・オーストラリアの大学等)・非英語圏(「英語で学べる留学」を提供している大学もあります)など、留学先は豊富に用意されています。これまで英語英文学科からはアメリカ、スペイン、イタリア、ハンガリー、ラトビア、リトアニアなど様々な国に留学しています。

派遣交換留学に関して詳しくはこちらから!

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4.推薦語学研修プログラム

夏休みや春休みなど長期休み期間を利用し、個人として短期留学をすることができます。派遣留学と違い、費用は全て自己負担ですが、奨学金に応募することもできます。所定条件を満たせば「海外語学研修」の単位(2単位)も取得できます。英語英文学科からもイギリス、カナダ、オーストラリアなどに推薦語学留学で行った学生もいます。

推薦語学留学先など詳しくはこちらから!

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*留学費用は年度によって変わるので最新情報は必ずウェブサイトを確認してください。学費・寮費以外にも生活費・航空券などの別途費用がかかるので、注意してください。また、為替レートによって費用は変わるので、留学費はあくまでも目安となります。

英語力はどうやって高められるの?

GEC・IES生が利用できる英語力を伸ばすサポートは授業外にもあります!みなとみらいキャンパスの9階にあるランゲージ・コモンズでは英語のビギナー向けレッスン、ネイティブ講師や学習アドバイザーと一対一の指導を受けることができます。数多くの多読本、TOEICや英検の教科書、DVDなどを借りて自習することもできます。また、グループワークスペースもあり、友達と一緒に学ぶ学生も多いです。

ランゲージ・コモンズについてはこちらから!

大学での学習は自習が非常に重要になってくるので、学生それぞれの地道な努力が成績向上に繋がります。学生の中には高校生からの勉強方法を取り入れてコツコツと英語力を高めたり、身体を動かしながら声に出して英語学習をするなど、様々な工夫をこらしています。これらの努力は大学入学前からできるので、これを機会に自分にあった英語学習スタイルを見つけてみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回はIESとGECについて紹介しました。いかがだったでしょうか?IESとGEC、それぞれ似ているところもあれば、少し違った面もあるので、受験を控えている皆さんにはこのブログ記事だけでなく、学科サイトの確認や学校の先生と相談することをおススメします。IESとGECは共に先生方からのサポートが手厚く、英語力だけでなく、コミュニケーション力も身に付きます。また、留学先も豊富に用意してあるので、是非自分にあった留学プランを立ててみて下さい。


外国語学部独自の認定制度 、Global Top Leader Certification Program (GTLCP)。キャリア支援の一環として神奈川大学外国語学部が独自に学生の語学力・コミュニケーション力を認定、表彰する制度です。在学中は是非この制度を利用し、英語力を伸ばしてみて下さい。

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